津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■「木下延俊慶長日記」と細川家(1)

2024-08-12 11:16:16 | ご挨拶

慶長18年1月
       (1)28歳             (2)48歳
 ・正月三日ー内記さま(細川忠利)・彦六様(稲葉典通)四つさがりから七つノすぎ迄御咄成され、則ち御ふるまひ成され候。
                  (1)内記

            +ーーーーーーーー忠興ーーーーーーー+ーーー忠利
            |         |
            |         +ーーー多羅
            |      (2)彦六          ‖
              稲葉典通ーーーーーーーーー  一通 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・臼杵藩
            
              +ーーーー勝俊(長嘯子)
            | |
                +ーーーー利房ーーーーーーーーーーー利当   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・足守藩
             |          ‖
             |       +ーーー於岩
   +ーーーー木下家定ーーーーーーーーー+ーーーー延俊   |
   |         |         ‖ ーーーーー+ーーー於豊(高台院の望みにより京都住)
       |        +ーーーーーーーー加賀   |
   +ーーーーねね(高台院)  |       +ーーー於栗
       ‖       +ーーーー小早川秀秋
     豊臣秀吉
       ‖ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー秀頼
      淀殿

 ・正月四日ーー内記様へ家衆(集)ヲ召し参り候
 ・正月五日ーー七つノさがりより内記さまへ御出に成られ・・・          忠興         松井興長
 ・正月六日ーー細内記様へ御こし成され候て、豊前へノ御書あそばされ候。則ち文数、越中様へ一つ、長式部殿へ一つ・・・
       五つ時よりあめふり(中略)今夜ハ、細内記様御とまり候也
 ・正月九日ーーとのさま(延俊)ハ夜ルノ四つ時ニ細内記様よりおかへり成され候
 ・正月十日ーー将軍様御茶湯ニ御座候(中略)今日の相きゃく細内記殿・蜂あわ(蜂須賀至鎮)殿・稲彦六(典通)殿・石川玄蕃殿
 ・正月十一日ー夜明候てノ御すき、酒井雅楽殿へお越しに成られ候。うた殿より内記殿へ御座候て、七つのかしらニ御宿へお帰り
        成され候

 ・正月十六日ー殿様は、稲葉六殿へ内記様御越し成され候ニ付、稲葉六殿へお越し候也
 ・正月廿一日ー内記様の御内住江甚太郎駿河ヨリ罷戻り、(中略)(あずかりし)状ヲ上せられ候
 ・正月廿二日ー夜二入り候て細川内記殿へ御出に成られ候
 ・正月廿四日ー朝めしすぎより細河(川)内記殿へ御越し候也、昼時分ニ内記様より御帰りなされ候て・・・
 ・正月晦日ーー土井大炊殿御使ニて、との様(延俊)、内記殿、彦六殿御両三人様へ、御暇に出申候由仰せられ候、
        則ち明日朔日ニ御城ニて振舞ひト仰せ出され候、(中略)それより内記殿へ御出に成られ候

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■遅ればせながら読むー中公新書「万葉集講義」

2024-08-12 06:56:34 | 書籍・読書

                  万葉集講義 最古の歌集の素顔 

                 万葉集講義 最古の歌集の素顔

 暑い日が続いて、毎日クーラーの下で生活していると、TVをほとんど見ない私は勢い本を読むしかない。
オリンピックや甲子園の結果なども気にはなるが、インターネットで確認して唯一ニュースの時間のTVで映像を確認したりしている。
あまり長くない我が人生の終盤に、駆け込み的にいろんな興味ある本を読んで冥土への土産にしようと、新書本のリストなどを見ながら、Amazonに注文をしている。
有難い世の中で、朝注文すると晩にはポストに入っている。週一くらいで読めば50冊くらいは読めるから、あの世で出会った人たちと、話が盛り上がりそうだと思うのである。
新書ならば本棚一段くらいで収まりそうだから、読了してもう読みそうにない本を一段分処分しようと思っている。

 

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