津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■藤崎宮御祭礼に付「殺生禁断」

2024-08-14 07:01:01 | 歴史

 いやはや暑い、昨日も熊本は38.4℃ひたすらクーラーのきいた部屋にこもる毎日である。
それでも夕方には夕立があったが、御湿り程度のもので話にならない。
先月の22日以来の猛暑日が続いている。
月末位になると藤崎宮の例大祭の馬追いの稽古で、時折風の具合で勢子の掛け声が聞こえてくることがある。
「随兵寒合」の訪れ迄あとひと月、まだまだ堪えねばならない。

 文化五年八月御達
一井芹川筋陣橋より下安國寺下迄、藤崎宮御祭禮之節迄、例年殺生禁断有之候處、
    此節別段放生被仰付候ニ付、神護寺舊記之通、右之場所以來御祭禮之節ニ不限、
 平日殺生禁断被仰付旨被仰出候
  但、井芹川井手筋は是迄之通ニて、本川筋迄本行之通被仰付候
 右之通可及達旨御用番被申聞候條、以下例文
   八月十四日            御奉行中   
        

                     左手上の赤文字が陣橋、左下の赤文字が安國寺、その間の着色部分が殺生を禁じられた祓川である。
                                                                  

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