津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■灯台下暗しの引っ越し物件

2023-04-25 15:33:30 | 徒然

 熊本大地震後、奥方が走り回り現在住んでいる住まいを見つけ出し、ここでの生活がそろそろ7年になる。
狭い部屋に本や資料にうずもれて生活しているが、住めば都でここが終の棲家でも良いと考えていた。
現在の住まいは買い物や銀行や病院等、大変便利がよく気に入っている。処が奥方はニ三か月前から、引越し先を見つけ始めた。
老後は今より少しゆったりした部屋で楽をしたいというから、反対だとは言えない。
奥方はタブレットを駆使して周辺地域のマンションを調べ始めた。そして自転車で走り回り確認をし始めた。
歩いて10分ほどの処にある物件が気に入ったらしく、同意を求めてきたのでOKしたが、一歩先を越されて駄目になった。
その数日後、今度は歩いて5分もしないところにあるマンションの5階に2軒が空きが出ることが判った。
まさに「灯台下暗し」であった。今日は退去されたばかりの部屋を見せていただいた。
奥方は大いに気に入ったようで、明日内見の予定が入っているという事で早速内金を入れて抑えた。
というのは今一つの南東角の部屋が月末退去予定だそうで、こちらに大いに気持ちを動かされているからだ。
どうなるかは判らないが、いずれにしろ5月内には引っ越しと相成った。
本や資料を眺めまわしながら、これを整理して持ち出し、引っ越し先で本棚に戻す作業を考えると、気持ちがどんよりとしてしまう。
「傘寿一歳」の老体に鞭打って、最後の御奉公を務めなければならない。




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