津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■細川小倉藩(128)寛永三年・日帳(五月十五日~十七日)

2020-01-20 10:31:46 | 細川家譜

                        (寛永三年五月)十五日~十七日

         
              十五日
         |
立花宗茂接待   |一、飛騨様内裏へ被成御着、御振舞之御用ニ、諸白樽当町にて相尋候へ共無之付、地酒樽壱つ、書状
         |  相添、利根川道孝へ遣候事、但、三宅清兵衛ニ御小早申付、右之御樽乗せ遣候、上乗り続亀介組
         |  工藤八兵衛遣也、
年酒       |一、右同御用ニ、式ア少殿ゟ諸白ニましたる年酒樽壱つ、内裏へ被遣候事、    (栗)
国中米銭ニテ賄ノ |一、御国中米銭ニて、五月ゟ八月半迄賄之目録、野田小左衛門判形ニて残置候を、粟野伝介方へ相渡
目録       |  候事、
         |   (親英)
走者抱ノ書物   |一、松野織ア、宇佐郡ゟ抱候もの、江戸ゟ走来ニ付、留主居兵左衛門書物、金出孫兵衛ニ渡候事、
         |一、山口半次、壬四月廿八日ニ御暇申上、肥後へ被罷越、五月十四日ニ罷帰由ニて、十五日ニ登城被
         |  仕候事、
宇治丸鮓進上   |一、中津へ被遣候飛脚罷帰候ニ、宇ぢ丸ノすし請取上ヶ申候との、長舟十右衛門・沢井次右衛門請状
         |  壱つ、 殿様へ上り候言上壱つ持参候事、
         |                      (松本)(豊岡)
造作料過上    |一、中津松田円斎ゟ、造作料過上有之由申来状、彦進・甚丞預り被申由候事、
         |  〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃
立花宗茂出船   |一、飛騨様内裏へ今日被成御着、同今日被成御出舟候事、
         |

         
              十六日
         |  (津川辰珍)
組外衆ノ書付   |一、津河四郎右衛門尉殿へ、組はつれ衆之書付渡候事、
高山次左闕所ノ道 |                (大津留)
具帳ヲ明屋闕所奉 |一、高山次左衛門闕所之道具帳一冊、大靏六左衛門・溝口理兵衛両人へ渡候事、
行へ渡ス     |
         |一、御闕所物之帳ハ、ひかへを中神與兵衛、金子喜左衛門手前ニてひかへ申はつ也、
         |                               (浅山)    (西郡清忠) (横山)
南条元信借米返上 |一、南條左衛門尉殿当座借り五十石之御米返上候而、借状御取戻候、浅清右衛門・西形ア少・横助進
         |  両三人印判けし候也、但、寛弐十月廿九日ノ切手也、使左衛門殿内木付角右衛門持来候、
         |

         
              十七日
         | (中川久盛)
         |一、中河内膳様ゟ御返書、今日此方御飛脚持帰、
         |      (二階)  (播)
         |一、小倉にかい町幡磨やノ下使五右衛門と申者、国東郡ノ内御荷籠村へ去年ゟ商ニ参、惣兵衛惣吉と申
         |                                       〃〃〃
         |  者之所ニ宿仕候処ニ、宿主置申間敷と申ニ付、同村之太右衛門と申者所ニ、彼五右衛門宿仕居申
         |  候処ニ、宿主太右衛門ハ留守ニ而、五右衛門斗居申候処へ、始之宿主惣吉参候而、彼五右衛門を
女敵討之詮索   |  なたにて切り申候、何たる子細そと、惣庄や尋候ヘハ、女かたきニ切り申由申候、女かたきの証
         |  拠不知候間、御郡奉行衆へ能せんさく被仕、重而様子可被申越通申渡候也、
         |          (伝)
         |一、小林里右衛門・河崎権右衛門、今日相果候由、松本・豊岡両人申渡候事、
         |

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