津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■芦村嘉左衛門殿

2017-07-28 07:58:42 | 史料

 向立並びに家紋とも「丸に結び雁金」である。丹波赤井氏の一族にして遠祖は芦田備前守だとされる。
蘆田の地に住したので芦田を名乗ったが、細川家に召出された初代十郎左衛門・家勝から「芦村」姓を名乗る。
本知五百石であったが天草島原の乱において出丸一番乗を果たし廿挺頭となり、寛永十五年九月朔日五百石加増が加増され千石取となった。(綿考輯録・巻四十九)
後には鉄炮御五十挺頭となっている。
芦村家は代々十左衛門を名乗っているが、この文書が文久二年のものであることから、」嘉左衛門は10代の鶴童だと思われる。藩政最後の当主である。須左美権之允組・御留守居御番頭 千石

 

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