今年は千年前の平安ロマンに酔いしれた1年だ
ったが、こちらは5千年前の神話の世界。
友人(共著)が「シュメル神話の世界」という本
を上梓した。
解説によると、今から5千年前にティグリス、
ユーフラテス河畔に栄えた人類最古の都市文明が
シュメル。
粘土板にはたくさんの神話が残されているのだという。
酔っぱらう大神や、死後の国をのぞこうとする女神、
怪獣など、さまざまなキャラクターがいきいきと
活躍しているらしい。
ティグリス、ユーフラティスというと受験期を
思い出して頭が痛くなる(とうの昔なのに!)が、
そんなことから解放された今、人類のルーツを探る
ロマンに触れてみるのも一興かもしれない。
「シュメル神話の世界」
岡田 明子
小林 登志子 著 中公新書 900円+税
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