(東京住まいの)友人から残暑見舞いのメールが
きたが、”残暑”でなく”猛暑”だね、とあった。
ホント、なんだ、この暑さは!
猛暑、極暑、烈暑などとは例年毒づきながら使って
きたが、今夏はそれを超えている。
原稿なんか書いてらんない。
本も読みたくない。
オリンピックも高校野球も終わったからTVも
つまんない。
多少、ふてくされて昼寝したら夜眠れない。
ない、ない、ないづくしだ。
仕事をするふりをしてPCの前に坐り<~暑>の
ついた言葉をあさったらありました。
痛暑の候(身体が痛くなるほどの暑さ)
獄暑の候(地獄の暑さ)
寝暑の候(寝込んでしまうほどの暑さ)
湯暑の候(水がお湯になるほどの暑さ)
変わったのではこんなのがあった。
悶暑の候(悶えるほどの暑さ)
超暑の候(若い人の感じる暑さ)
倒暑の候(倒れるほどの暑さ)
私はさしずめ、これだろう。
虚暑の候(虚しくなるほどの暑さ)
しかし「候」とつくからには、手紙の冒頭に使う
のだろうか。
ああ、「悶暑の候」が「悶絶の候」に見えてきた。
写真は先週、いっとき見た秋めいた雲。
それもつかの間、今週はずっともくもくの入道雲だ。