一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

うるう年

2020-02-29 10:05:10 | 
        新型肺炎コロナウイルスに揺れる日本、
        というより、地球全体を揺るがす事態。

        今日は2月29日、
        うるう年で1日得したような(or 損した)
        そんな気分です。

        ところで、うるう年って、何?

        子どものころの知識がうろ覚えなので
        復讐してみました。

        現在、日本で使われている太陽暦の1年は365日。

        これは地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数
        だが、実は1年に6時間ほど足りない。

        そのため4年経つと
        6時間×4=24時間
        つまり、あと1日分の時間が、地球が4年前にいた
        元の位置にもどるために必要となる。
 
        そのために4年に一度、2月が29日になるというわけ。

        それでは、なぜ、うるう年は2月にあるのか。

        それは、
        「2月がいちばん短い月だから」
        という理由だけではない。

        古代ローマの1年は現在の3月からはじまり、
        2月で終わりをむかえていました。

        そのため、
        分かりやすく最後の月となる2月に、うるう年を設定した、
        ということらしいです。

        うるう年は、人が正確に時間を決めようとした偉業の
        現れかもしれませんね。

        

        

立春

2019-02-04 15:58:01 | 


       今日は立春。

       どうしたのか、
       関東地方では20℃ちかい
       ぽかぽか陽気。

       贅沢だけど、
       少しピリッとするくらいの寒さが
       気持ちいい。

       旧暦では
       昨日の節分が大晦日にあたり、
       今日の立春が元旦だそうです。

       新しい年のはじまりに当たり、
       リスタートしましょう。


       今日は月2回の読書会の日。

       同じテーマで仲間と語り合い、
       刺激し合えることは
       とてもありがたいこと。

       有意義な日だった。


       ※ 街中で見た「立春大吉」

       

新年が明けました

2019-01-03 15:10:29 | 



      明けましておめでとうございます。

      平成が終わる年。

      4月末には新天皇の即位で元号が変わる年。

      新しいカレンダーには、
      4~5月の10連休や、
      10月22日の即位の礼の祝日も記されていない。

      そんな異例づくめの年。

      さりとて、
      私個人にはさほどの影響もなく、
      目のまえの諸事を片付けつつ、
      その日その日を精一杯生きていきたいと、
      願うのみ。

      食事もおいしく食べたいし、
      そのためには健康第一。

      
      元旦はちょっと出かけて、
      出先で出会った天満宮にお詣り。

      2日はウォーキングで高台にのぼった
      際に見かけた雪の富士山に
      おもわず手を合わせて一年の願掛け。
      (富士山は関東のあちこちから見られる)

      かくして正月もあっという間に過ぎていきます。

      本年もよろしくお願いします。

      

      
      

一陽来復

2015-12-19 08:43:10 | 



       「師」ではないけれど、何かと気忙しい
       師走ではある。

       今年の冬至は12月22日。
       云うまでもなく太陽が最も低く、昼の
       長さがいちばん短い日である。

       しかしものは考えようで、翌日からだん
       だん日が高くなるわけだから、これを起
       点とすればいいわけだ。

       冬至は陰陽でいえば陰が極まって、
       陽へと転じる日。
       つまりこの日は「一陽来復」とも呼ばれ、
       縁起のいい日なのである。
       そのため、冬至を一年のはじまりとする
       説もあるらしい。
       
       日本人には何かと縁のある二十四節気
       だが、その代表的なものは春分と秋分、
       さらに夏至と冬至になろうか。

       人間が地球に直角に立って、両方の腕
       を水平に真横に伸ばせば、
       足もとは夏至、頭の先は冬至、
       手の先は春分と秋分を示すことになる。

       その間に小寒や大寒、立春や啓蟄など
       が入ってくるのだから、日本人は何と
       こまやかな季節の中で暮らしている
       のだろう。

       それにこの季節ともなれば、何といって
       もクリスマス!
       昨日、久しぶりに渋谷に行ったが、
       ひと頃のような、クリスマス独特の馬鹿
       騒ぎはなくなったような気がする。

       渋谷の街は相変わらず若者であふれかえり、
       賑わっていたが。
       それはいつもと同じ光景であろう。

       喧騒から少し離れたカフェで友人とお茶
       を飲み、心楽しいひとときを持たせて
       もらった。

       ※ 渋谷のハチ公広場の木にはサンタが
         たくさんぶら下がっていた。
   
       

今年も”あばうとに”

2013-01-04 19:50:46 | 


      明けましておめでとうございます。

      車を運転しながらラジオを聞いていたら、街ゆく
      若者が今年の抱負を語っていた。
      あれもしたい、これもしたい、あそこに行きたい、
      ここに行きたい……
      あれこれ夢や希望が多いということは若いってこと、
      そう思った。

      就活、婚活、ともに縁のない私は、
      (あったらキモチワリイ~)
      あらたまった抱負などない。強いていうなら無理せず
      このままの状態が続くことであろうか。

      無理したらかえってうまくいかないことを、これま
      での経験から身をもって知っているのです。
      かといって、タガをゆるめると、私のような怠け者は
      グズグズになることも分かっているのです。

      ですから、在るか無きかの燃えかすのような炎を、
      だましだまし燃焼させ、上手くおだて上げて使うしか
      ないのです。

      こんな時に口をついて出るのは中島みゆきの
      ”あばうとに行きます”

       ♪ 何かに急かされて 息を詰めすぎたね
         ひとまず普通に呼吸をしてみます ♪

      目下、これは私の応援ソングならぬ、テーマソングに
      なっているのだ。

      今年も”♪ あばうとに行きます”
      よろしくお願いします。

      (写真は長谷観音で。仏足石の上にお供え)
       

辰(年)から巳(年)へ

2012-12-30 07:49:32 | 


     暮になって出たり入ったりして落ち着かない。
     しかしこのまま1年の〆をしないのも気持ちがわるい
     ので、明日からの外出の前にご挨拶を。

     年末の特番で「今年の十大ニュース」などをチラっと
     みて、唖然とした。
     ついこの間の事件や出来事が「えっ、そうだっけ」と
     いった感じなのだ。

     こちらがボケているせいもあるけど、余りあわただし
     くて、7月に行われたロンドンオリンピックですら
     遠い過去のように思える。

     清少納言は『枕草子』でいみじくもこういった。

       ただ過ぎに過ぎゆくもの、
       帆かけたる舟、人の齢(よわい)、
       春、夏、秋、冬。

     とにもかくにも、何とか無事に1年を終えられたこと
     と、みなさまのあたたかい励ましをいただきましたこ
     とに感謝して。

     くれぐれも佳きお年をお迎え下さいますよう。

    (写真はすっかり準備の整った鶴岡八幡宮の大鳥居)
     
     

新年のご挨拶

2012-01-03 21:13:33 | 



     2012年が明けました。
     今年もどうぞよろしくお願い致します。

     今年の年賀状がどんな挨拶になっている
     のか、ちょっと興味があった。     
     なぜなら暮れに年賀状書きをしていて、
     屈託なく「明けましておめでとうござい
     ます」なんて、とても書く気がしなかっ
     たからだ。

     ほぼ8割が「謹賀新年」「迎春」「賀正」
     といった常套句のなか、やはり例年だと
     見られない挨拶言葉がいくつかあった。

     「一陽来復」
     「復興祈念」
     「笑門来福」
     「がんばろう日本」
     「絵顔いっぱいの辰年に」etc.

     別に決まり文句だからいいじゃないか、と
     いう考えもあるが、  
     (現に故郷の南相馬市にいる恩師<小学と
      高校の>2人の賀状は
      「明けましておめでとうございます」
      だった)
     出す方としてはちょっと躊躇してしまった
     のだ。

     天気予報を見ても避難地の雪の予報が気に
     なる今日、関東地方はまずまずの天気だ
     った。
      昨日と今日とでちっとも変わらない私
     だが、

     「何となく今年はいいことあるごとし
      元日の朝晴れて雲なし」 石川啄木
     
     せめて正月くらい、こんな気分でいきた
     いものである。

     ※ 写真は鎌倉・若宮大路でみた材木屋の
       看板


     
     

初詣

2011-01-06 21:26:21 | 
     例年、初詣は混むのがいやで早くて3日、
     時には行かないでしまうこともあるのに、
     今年は元旦から来客があって、案内がてら
     鶴岡八幡宮に寄ってみた。
     
     狭い小町通りはもちろん、大通りの若宮大路
     もすごい人波、それでも一応流れてはいて、
     どうにか八幡宮の前までたどりつきました。

     ところがところが大鳥居を入った先から
     (詳しくは太鼓橋を渡ってすぐのところから)
     群衆が立錐の余地もなくひしめいていて、
     ちっとも進まない。     
     一歩進むのに一時間もかかるのではないか
     (決しておおげさではない)
     と思うほどの(群衆の)層の厚さに怖れを
     なして、帰ってきた。

     それでも見知らぬ人の背中をみて、気持ち
     ははるかかなたの御本尊に向け、手を合わ
     せるのを忘れませんでした。
     それにしてもみんな、よく辛抱つよく待って
     るなあ。

     聞きしにまさる八幡宮の初詣、これでも例年
     7~8番目だという。
     (話のタネに記せば)
     1位 明治神宮
     2位 成田山新勝寺
     3位 川崎大師
     次に京都の伏見稲荷や住吉大社、浅草寺などが
     きて、今年は7位に鶴岡八幡宮がくる。

     初詣というと一年の無病息災、家内安全、平安
     無事を祈るのが定番だが、その時々で受験や
     就活、婚活なんてのもあるだろう。
     あれだけの人が一斉に頼みごとをしたら、神さま
     も間違えたり、いじわるして別な人の願い事と
     取り換えたりしないだろうか、な~んて思ったり
     して……。

     不況の年ほど詣でる人も多いというから、まあ今
     でいうパワースポットみたいなものなのだろう。
     私はというと、もっと落ち着いてから静かに
     一人で訪れるつもりである。
     

     

     

平凡な日々

2010-07-06 18:33:34 | 


    明日は七夕。
    毎年梅雨のあけないこの季節、七夕に天の川
    を見られた記憶はないが、明日はどうだろう。
    
      <七夕や平凡な日々などはなく>

    これは新聞にあった、
      <枝豆や平凡な日々などはなく>
               (作者・星野高士)
    をもじった句である。
    
    たしかに「今日は何もない日だった」とか、
    「平凡な一生」とか口走ってしまうけど、
    何もない日とか、平凡な一生などというの
    はないのである。
    問題は、それを感じるか否か、だろう。
    つい惰性に流されてしまいそうな日々、
    いちいち引っ掛かるのも疲れるけど、
    たまにはこの句のように立ちどまって、
    秘(ひそ)やかな抵抗をすることも
    必要のようだ。
    (写真は近くの図書館の七夕飾り)
    

    

    
    
    

明けましておめでとうございます

2009-01-04 15:07:21 | 
 
    去年と今年とどれほどの違いがあるだろうか
    と思うのですが、新年が明けました。
    それでも関東地方はお天気にめぐまれ、
    啄木の、

      何となく、今年はよい事あるごとし。
        元日の朝晴れて風なし。

    の心境ではあります。
    その啄木は明治45年、26歳で亡くなった。
    人生50年といわれた時代のことでも若すぎる。

    写真は鳥が運んできた縁起物の千両ーー
    しかし、幸せは鳥頼みとはいかないことは分かって
    います、ハイ。

    今年もよろしくお願いいたします。