昨日、久しぶりに新橋に出向いた。
学生時代のサークルの集まりに。
私は3年ぶりの出席。
いやあ、みなさん、元気だった。
元気だから出てこれる、というか、
具合が悪ければ出て来れないわけだから。
(すでに他界した人も何人か)
みな、70代半ば。
ちょっと手術したとか、
入院したといっても、
まだ明るい。
(笑って語れる明るさがある)
しかし、
年代的にみれば、
これから下山の時期に突入。
これまで、
人生という山を必死に登ってきた。
よろこびもたくさんあったけど、
試練や苦難も数知れず。
山は登って終わり、
ではない。
無事に下山してこそ、
登攀(とうはん)成功。
下山は、登りとは異なった困難さがある。
膝を痛めたり、クレパスに落ちたり、
雪崩だって、いつ起こるか分からない。
人生という山もしかり。
転ばないよう、脚をくじいたりしないよう、
一層、気をつかって慎重に、
かつ、快活に「人生という山」を下りきりたい。
みなの顔をみていて、切に思った。
(五木寛之著の「下山の思想」があるが、
それとはちょっと内容が異なる)
※ 新橋駅前のSL広場
(運転席にはサンタが乗っていた)