一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

寒波

2018-01-28 09:34:41 | 季節
  

         「雪の日」前後の一週間は凍えるような寒さが
         続いている。

         雪の深い地域の方には笑われるけど、
         関東地方でも最低気温が零下3℃を下回る日が
         2~3日続いて、
         (東京では53年ぶりとか)
         日中でも底冷えするような寒さである。
         
         そんななか、
         インフルエンザが猛威をふるっているニュース。

         地域の学校でも大流行して
         学級閉鎖がいくつかあるし、
         街を歩くとマスク姿が目立つ。

         何しろ、現在
         推定患者数が約283万人で、
         前週から112万人も増えたというから、
         一気に感染が広がったかたちだ。

         私も、あの「雪の日」以来、
         何度か風邪気味になって、
         その都度、漢方薬を飲んでしのいでいるが、
         ほんとうに風邪だったのかどうか。

         昨年のお正月は、
         チビからインフルエンザがうつって
         ひどい目にあった。
         (予防注射をしたにもかかわらず)

         なかには、
         予防注射接種にかかわらず、
         インフルエンザにかかる人と、かからない人がいる。

         その違いはなにか。

         日頃、低体温の人は流行病にかかりやすいそうだ。

         私の平熱は36,3℃
         これでも上がったほうで、以前は35度台だった。
         (そういえば、以前は毎日のように風邪をひいていた)

         低体温だと血液の循環もわるくなり、
         免疫力が低下するのだとか。

         理想は36,7℃というが、
         どうしたらそんなにあがるのだろうか。

         運動、食事、睡眠、というけれど、
         気をつけていても上がらないものは上がらない。

         目下の課題である。  
  
         

雪の日

2018-01-24 12:53:12 | 芸術


        22日(月)の昼ごろから降り始めた雪は
        あれよあれよという間に積もって
        一面、こんもりとした雪景色に。

        いやあ、焦りました。

        出かけなければならない所があったので。

        車で行けるかな~。

        歩くにしても、
        しきりと降る雪に臆してしまって
        ふんぎりがつかない。
        風も出てきたし……。

        というのも、
        いま乗っている車、
        スタッドレスタイヤにしていないのです。

        前の車は用心してスタッドレスタイヤにしたら、
        一度も雪に遭わなかったので~。

        そんなこんな思っている間にも、どんどん降り
        積もってくる。

        えいやっと、車で出かけました。

        ああ、怖かった。

        大通りは全く心配なかったのですが、
        車があまり通らない路地が危ない。
        とくに家の近所が。

        そろりそろり運転して、
        なんとかわが家にたどり着きホッ!

        恐怖が倍増したのは夜になってTVのニュースを
        みてからでした。

        都心では、
        スリップして動けなくなくなったり
        車と車が衝突する事故が続出。

        
        翌朝、雪はやんでるし、どうしようか?
        と思いつつ、いつものウォーキングに出ようと
        したら100㍍もしないうちに引き返しました。

        長靴の足がスポッスポッと雪にめりこんで
        進まない。

        その時点で万歩計は150歩。
        
        いくらなんでも日中、家の中を歩いて少しは
        歩数をかせぎましたが、
        いやはや、笑ってしまいました。

        そして今日(水)、
        昨日の挽回をすべく、
        地元の図書館と買物にちょっと遠回りしたら
        お昼時点で 13713歩。

        でもなんだか具合が悪いのです。

        風邪でもひいたのかな?

        薬を飲んで様子をみましょう。

        夕方から鎌倉の街まで行く用事があるので
        なんとかもってほしい。
  

        ※ 車窓から撮ったので ちょっとぼけた写真
          
  

石川啄木

2018-01-21 16:02:02 | 読書


        必要があって石川啄木を読んでいる。

        啄木が生まれたのは明治19年。

        岩手県渋民村で神童と呼ばれ、
        16歳で文学にはまり、
        中学を中退している。
        (このあたり、やはり秀才であった
         中原中也と似ている)

        当時、与謝野鉄幹・晶子の「明星」全盛期であった。
        啄木は14歳のころから「明星」に傾倒し、
        その後、何回か上京し、
        晶子の愚痴を聞いたりしている。

        しかし、
        鉄幹・晶子の浪漫主義的な歌とはちがい、
        生活にあえぐ啄木の歌は、
        自然主義・写実的なものであった。
        


          東海の小島の磯の白砂に
          われ泣きぬれて
          蟹とたはむる

          砂山の砂に腹ばい
          初恋の
          いたみを遠くおもひ出(い)づる日

          たはむれに母を背負いて
          そのあまり軽きに泣きて
          三歩あゆまず

          はたらけどはたらけど
          猶(なお)わが生活(くらし)楽にならざり
          ぢっと手を見る

          友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
          花を買ひ来て
          妻としたしむ


        どれもこれも日常に去来する感情を素直な言葉で
        綴ったものばかりである。

        啄木は20歳(数え)のとき、
        中学時代の同級生の節子と結婚。

        妻子と両親を養わなければならなくなった啄木は
        結核を患う身でもあった。

        そして明治45年他界。
 
        わずか26歳の短き人生であった。

        明治に生まれ、明治に死去した啄木であったが、
        その歌は、いまだに古びていない、
        普遍的なものを我々に与え続けている。

マジ卍!

2018-01-20 14:17:40 | 雑記


         昨年の暮れごろから
         TVで聞かれるようになった「マジ卍!」

         主に女子高生の間で使われているようで
         最初はどういう意味なのか分からなかった。

         なぜ、卍(まんじ)なのか。
         なぜ、寺院が出てくるのか。

         まともに考えると、ますます分からなくなる。

         どうやら
         SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
         上で頻繁に使われているらしいのだが……。

         女子高生の描く動画では
         「マジ卍!」に
         「信じられない!」
         という訳語を字幕であてているところから
         語感を楽しむというか、
         強調の意味で使われているらしい。

         つまり、
         卍は「Temple」では全くなく、
         語呂のよさから「マジ卍!」となったというのだ。

         しかも最近では
         「最高! マジ卍!」とか
         「めんどくさすぎて マジ卍!」
         といったように、
         肯定的にも否定的にもつかわれる。

         さらに「、」や「。」といった
         句読点代わりにもなっているのだとか。

         そもそも「マジ」が
         「すごく」とか「すっごく」「すんごく」
         という意味で使われているので
         卍はその「っ」や「ん」に当たるのだろう。

         しかし、こんなこと
         誰が最初に言い出したのか。

         最初の使用は、
         ツイッター上で2010年6月、
         関東地方の男性の投稿らしい。

         その男性によると
         オンラインゲームで仲間の一人が
         「満載!」
         などとメッセージを送ろうとして
         誤って「まんじ!」と入力。
         それが仲間うちで「卍」使用が流行したのだとか。

         流行語とは案外、
         そんなところから始まるのかもしれない。

                  

         

         
         

         
         

迷い犬

2018-01-16 12:34:28 | 雑記



          今年2018年は戌年。

          いつもの散歩道を歩いていたら
          こんな張り紙をみた。

          「○月○日、犬が迷いこんできました。
           動物保護センターで保護しています。
           心当たりの方はご連絡ください」
          
          樹木に張ってあった。

          歌には
           ♪ まいごのまいごの子猫ちゃん~
          というのはあるけど、
          犬のはないわねえ。
          犬は迷子にならないと思っていた。
         
          たしかに、
          迷子になった猫のチラシは何回か見たことがある。
          だが、迷い犬のポスターは、はじめて。
          しかも、飼い主ではなく、保護した側が出しているのだ。

          あれから3~4日たつが、
          飼い主から問い合わせがあったのだろうか。

          またまた猫の話にもどるが、
          夏目漱石の「吾輩は猫である」のモデルで、
          漱石が飼っていた猫が死んだのは
          110年前の秋のこと。

          漱石は門下生に「死亡通知」を出した。
          黒枠で縁取られたはがきに、
          「御会葬」には及ばないと記した。

          猫は漱石宅に迷いこみ、
          飼い猫になる。

          「名前はまだない」ままだったが、
          文豪はその死を悲しみ、
          死亡通知を出したのだろう。

          いま思っても、
          何というユーモア、粋なはからい、
          と可笑しくなる。
         
          
          

はばたけ、大海原へ

2018-01-07 10:25:39 | 雑記



         今日は、七草。

         どんどん日が過ぎていきます。

         今朝一つ、1月10日締切りの原稿を送って、
         次の原稿のことで編集者と打ち合わせ。

         この非力な私にできるかな~と心配ではありますが、
         約束した以上、前にすすまなければなりません。

         その間に、雑用は山ほど。
         読まなければならない本もどっさり。

         それを一つ一つ片付けなければ、
         課題どころではない……
 
         と思いつつ、
         気持ちは、あらぬ方向へエスケープ。

         暮れについた「CRUISE クルーズⅡ」
         をぱらぱらめくって思いを馳せています。

         気持ちだけ、はばたけ、大海原へ!!


         ニューヨーク停泊中の2隻
         

         手前の船は「クリスタルハーモニー」
              (現・飛鳥Ⅱ)
         奥が 「にっぽん丸」

         撮影は
         日本を代表する海洋写真家の中村庸夫(つねお)氏。

                  
         

警備隊

2018-01-04 14:09:03 | 雑記


        八幡宮は混んでいますから
        そちこちに警備隊がいました。

        赤いマントを着て
        颯爽と。

        毎年見かけるけど、
        声を掛けたのははじめて。

        もちろん、許可をとりました。

        「写真撮っていいですか」

        「ああ、いいですよ」

        「あまりカッコいいので」

        「一緒に撮りましょうか」

        「いや、(私は写らない方が)いい」

        多分、学生アルバイトなのでしょう。

        なぜだか
        新撰組を思い出しました。

        物騒なことは何もなかったけど、
        (ドラマの見すぎ? ハハハ )
        

初詣

2018-01-04 13:57:42 | 雑記


          鎌倉八幡宮へ
          初詣にいってきました。

          すいている時間帯をねらったのに
          混んでいました。

          願うことは
          「健康」ではありますが、
          私がひそかに願うこと。

          
          それは、
          今年こそ、
          仕事も、家の雑事も
          意識的にやること、です。

          私は何事につけ、やることが遅い。
          ぐだぐだして、なかなか取り掛かれない。
          ぼぉーっとして、お尻に火がついたときには
          すでに遅し。
          
          これじゃ、
          一年の三分の二は無駄にしているようなもんです。
  
          それで反省をこめて
          今朝、思いついたのです(笑)。

          イヤイヤやっても面白くない。
          追いかけられながらやってもストレスたまるだけ。
          ストレスは体によくないですからね。

          やるべきことは
          (どうせ やるのなら)
          意欲をもってさっさと片付けましょう、
          ということです。

          なんか小学生みたいですが、
          この決意がいつまでもつか、です。

揚がれ 揚がれ

2018-01-02 16:07:57 | 雑記



         暮れからずっと、
         掃除もしないでパソコンに向かっていました。

         おかげで、どうにか目先の原稿のめどがついた
         ところ。

         さすがに目がかすみ、腰も痛くなって、
         買物がてら歩いてきました。

         遠回りして公園の横を通ったら、
         キャッチボールしている横で、
         凧揚げしている風景も。

         なつかしくて、しばらく凧の行方をみていました。

         揚がれ、揚がれ、凧、凧揚がれ!!

         皆さまにとっても飛躍の年でありますよう!

迎春

2018-01-02 15:53:48 | 雑記



           明けましておめでとうございます。

           2018年が明けました。

           皆さまにとって健康で佳き年でありますよう
           お祈り申しあげます。


           さて、今日の初夢、どんなかな?

           毎晩、夢はみるのだけど、
           起きるとすぐ忘れてしまう。

           明日の朝も、きっとそうなるでしょう。