一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

再び、

2018-06-30 08:52:19 | 雑記



      サッカーのワールドカップに明け暮れた一週間。
  
      関東地方では梅雨が明けた。

      えっ、
      もう?
 
      観測史上、最も早い梅雨明けだという。

      長い夏になりそうだ。

      暑さに弱い私は戦々恐々。


      そんななか、再び自動車学校へ。

      運転の実車指導
      運転適正検査(動体視力など)
      双方向型講義
      の3項目

      実際の時間は2時間とあるが、
      待ち時間を入れると午前中いっぱいかかってしまった。

      最も緊張する運転の実車指導はなんとかクリアし
      ホッ!

      無事に
      「高齢者講習証明書」をもらったが、
      これで終わりではない。

      追って葉書がきて
      改めて鎌倉警察署に出向いて、
      そこではじめて免許証の交付となる。

      つまり、
      高齢者は
      一ヶ月前の「認知症検査」を入れて
      3つの行程を踏まなければ(免許証)の更新は
      出来ないのだ。
      
      しかも、
      三年ごとに。

      三年なんて、あっという間にくる。

      なんという非効率!
      
      と嘆いても、仕様がない。

      ならば、
      三年ごとのこの機会を
      わが心身とものチェック期間としようか。

      多少の腹だたしさを抱えながら、
      その方が得策かもしれないと思うようになった。
      
   

占い、信じる? 信じない?

2018-06-24 08:48:03 | 雑記



       新聞の「人生相談」からーー

       相談者は50代の女性
        「占いの呪縛」に取りつかれて困っている。
        洗脳から解放されるにはどうしたらいいのか?

       その日の回答者は作家の高橋源一郎氏。
       氏は占いは信じない。
       だから「占いの呪縛」も「洗脳」も信じられない。       
        
         
       なので、専門家(知人の占い師)に訊いてみたので、
       そのまま伝えておくというのである。

       それを読んで、私も納得するところがあるので、
       大筋を引用してみたい。

       「占いは一種の統計学、過去を探り、世界の計らい
        を調べる<学問>です。
        目指すところは、人を幸せにすること。
        それ以外にない。
        人を不幸や不安に陥れる占い師がいたら偽物!
        大切なのは、運命は変えられるということ。
        未来は決定していないのです。

        では、どうすれば変えられるのか。
        <善き人>でいるよう努力して下さい。
        凶兆は<倣慢なままでは不幸になるよ>という
        世界からの警告なのです。

        真心や愛情をもって家族や友人に接して下さい。
        また彼らにもそのように生きるようメッセージ
        を送って下さい。
        それで大丈夫」

        というものであった。

        高橋源一郎氏は、
        それでも「占いは信じない」と
        つけ加えるのを忘れていない。


        で、私?
 
        私も信じません。

        だけど、云われれば気になることは確か。
        だから、占い師にみてもらうことはしないのだが。

        でも、
        このようなアドバイスができる占い師なら
        ちょっと診てもらってもいい気がする。
        
        
        ※ 雨の後、庭にはえたネジバナ
        

       
       

潰(つぶ)れそうで潰れない店

2018-06-23 07:09:35 | 雑記
   


        TVで
        「潰れそうで潰れない店」という番組をみたことがある。

        たしかに
        街角の煙草店
        骨董屋
        石材店
        田舎町の洋品店
        シャッター通りにある古本屋
        等々、
        人の出入りがほとんどないのに
        ちゃんと潰れないで営業している店は存在している。

        そこには、からくりといってはナニだが、
        凡人には分からない創意工夫があって、
        年商ン千万円という売り上げを成している店もある

        というのだ。

        現在、
        私がもっとも気になっているショップ、
        否、ショップではないだろう。
 
        店構えがないのだから。

        車道が三叉路になっていて、
        その三角州のようなところにあるコーヒーの露店
        商(?)である。


        傍らには朽ちかけているワゴン車が停めてあって、
        椅子が二つ、三つ。

        後は、粗布を掛けた小さなテーブルがあるのみ。

        この店とも云えないコーヒー店を見たのは、
        私がここに越してきてからだから7年前にもなろうか。

        最初は、えっ、こんなところでコーヒー?
        とびっくりした。

        目の前も後ろも、ひっきりなしに車が往来しているのだ。

        私はたまにしか通らないが、
        早朝、昼間と時間帯は変わっても
        露地のコーヒー店は開いていた。

        しかし、
        そこでコーヒーを飲むお客は一人も見たことがない。

        時には、
        店の主人(50代くらいの男性)が一人
        椅子に座って本を読んでいることもある。


        昨日の早朝(8時半ごろ)、用事があって車で通ったら、
        すでに男性がコーヒーを淹れる準備をしていた。

        一体、いつ、どのくらいのお客が来るのだろう。

        長年、ここで商売をしているということは、
        赤字にならないくらいのお客は来るに相違ない。

        あっ、思いだした。
    
        冬場は「焼き芋」という手書きの看板が出ていた。

        焼き芋を食べながら露店のコーヒー?

        まさか、一日中見張っているわけにはいかないが、
        もはや私は、
        ゆうゆうと(?)ここでコーヒーを飲むお客を見たい、
        切望しているのだ。

        

        

臨時ニュース

2018-06-18 15:26:29 | 雑記


        大阪方面で震度6の地震発生に驚いています。

        TVは各局、このニュースでいっぱい。

        外出先から帰ったばかりでニュースを充分
        みていなくて事態を把握していないのですが、
        これ以上、被害が広がらないことを祈る
        ばかりです。

認知症簡単チェック

2018-06-17 07:41:21 | 健康



        昨日につづき、
        認知症テスト。

        京大教授らが開発した、
        「認知症のリスク評価」によれば
        点数が高くなればなるほど
        認知症発症率が高くなったそうだ。

        以下はほんの一部。

        ① バスや電車で一人で外出していない
            3点
        ② 預貯金の出し入れをしていない
            2点
        ③ 家族や友人の相談に乗っていない
            2点
        ④ 周りの人から
         「いつも同じことを聞く」などの
         物忘れがあると言われる
            4点
        ⑤ 今日が何月何日か分からない時がある
            3点

       やってみたら⑤だけ引っかかった。

       今日が何日がすぐ思い出せない。
    
       これは今に始まったわけではなく、ずっと昔から。

       ということは、
       若い時から認知症の素質はあったわけだ。

       「素質がある」なんて普段、好ましいことで使うが、
       この場合はリスクという意味。

       気をつけなくちゃ。

       ※ 散歩道で見る木陰の紫陽花

高齢ドライバー

2018-06-16 06:51:28 | 雑記


         何かと世間の目が厳しい高齢ドライバー、
         今月末に免許更新
         (正しくは更新のための講習)
         を迎える私としては、
         シビアな問題である。

         新聞の報道によると、
         高齢ドライバーの認知機能検査を強化した
         改正道路交通法が昨年3月に施行されてから、 
         今年3月末までの1年間に、
         210万5477人が検査を受け、
         5万7009人が
         「認知症の恐れがある」
         と判定されたらしい。

         (私が認知症検査を受けたのは今年5月のこと
          だから、この数字には該当しない。
          ちなみに、私の場合は幸いにパスしたが)

         話を続けると、
         そのうち、免許取り消し・停止処分を受けたのは
         1892人で、
         同法施行前の約3倍だったという。

         たとえ、これに合格しても、
         運転中に信号無視や駐車違反など、
         違反した場合には、
         病院での検査を義務づけられている。

         そこで認知症を診断されて免許証取り消しになった
         人は、1836人というから、
         諸事にいい加減で不注意な私としては、
         他人事ではない。

         先日も、 
         突然、高齢者(女性)のバイクが私の車の目の前で
         (方向指示を出さずに)道路を横切って、
         ドキッとした。

         あぶない、
         あぶない。

         事故は自分だけは法令を順守したとしても、
         相手があってのこと。

         注意に注意を重ねて、
         慎重に運転をしなければと、
         肝に銘じたことであった。


         ※ ブログ内容とはマッチしないけれど、
           いまどき、どこのスーパーでも目につく
           青梅コーナー
         
         
         
 

ファインプリント

2018-06-10 08:33:45 | 雑記



         英語で「ファインプリント」とは、
         細かい印字により
         あまり読まれないように書いた文章のこと
         だそうだ。

         例えば、
         保険の契約書などで、
         目立たないように記された細目や、
         ただし書きで、
         契約者に不利な制限や条件が盛り込まれて
         いる場合など。

         確かに、私も、
         契約書などに記された、細かい項目など、
         面倒くさくて読んだことがないし、
         老眼鏡をかけて無理に読んだとしても、
         専門用語などが記載されていて、
         ほとんど理解できない。
    
         契約書までいかなくても、
         TVやネットなどで
         「今ならお得」とか
         「みるみるスリムに」
         「寝ているだけで腰痛改善」
         「シミ、シワが消える」
         といった、甘言があふれていて、
         ついつい目がいってしまう。

         なかには
         「〇〇円以上お買い上げの方に」とか
         「効果は個人差があります」
         とか、書いてあるのもあるから油断ができない。
 

         消費者庁によると、
         この手のファインプリントは「打消し表示」といって、
         およそ94%以上の消費者が見落としているそうだ。

         あとで、
         「ちゃんと書いてあったでしょう」
         と云われても、それこそ後の祭り。

         それにしても、
         高齢者にとって切実なのは、
         日常的に使う薬とか、キッチン周りとか、生活用品
         といったものの表示が小さいこと。

         入浴中、
         シャワーを使いながら手を伸ばす
         シャンプーやコンディショナーなどの
         表示を見るなんて、
         至難の業なのだ。

         ※ いま使っているシャンプー関係グッズ。
         
         
    

卵の常識

2018-06-08 17:07:20 | 雑記



        「変わる常識」のつづき。

        卵もまた、食べ過ぎは良くないと云われてきた。
     
        ず~っと長いこと。

        私もご多分にもれず、卵好きだが、
        病院でコレステロール値が高いと云われて以来、
        気をつけてきた。

        ところが、
        ところが、である。

        この間、TVの健康番組をみていたら、

        「卵の摂取制限はない。
         一日2個食べてもOK。
         むしろ食べた方がいい」

        と云っていた。

        近年の調査で、
        健康な人が一日2~3個の卵を食べても
        コレステロール値が上がることはない、
        と分かったのだとか。

        Mサイズ卵1個に含まれるコレステロールは235mg。

        これを2~3個食べたとしても、
        むしろ、
        卵黄に含まれるリン脂質の一種である卵黄レシチンが
        コレステロールの量を調整して、
        善玉コレステロールを増やす働きがあるのだとか。

        さらに、
        卵に含まれる脂肪酸には、
        コレステロールを下げる効果のあるオレイン酸が豊富
        なのだそうです。

        なんだ、
        なんだ、
        今までの努力は何だったのか。

        またしても旧常識をくつがえす新常識。

        私はにわかには信じられなくて、
        (卵料理をしようとして)
        冷蔵庫から卵を出すたびに、
        ちょっと罪悪感を感じてしまうのである。

        ※ 今日も豊富にあるスーパーの卵売り場
        
        

変わる常識

2018-06-04 16:01:44 | 雑記


          かつて、
          と云っても、ついこの間まで、
          「一日30品目」
          食べて健康に!
          と云っていた。

          なのに、
          なのに、
          昨今では
          「一日15品目」
          と云うのが正しいのだそうだ。

          なぜかというと、
          「30品目」にこだわると、
          ついつい食べる量が多くなって
          それがメタボの原因となるのだとか。

          ええっ!
          あんなに「一日30品目」がスローガンみたいに
          叫ばれていたのに。

          医師も、
          学者も、
          管理栄養士も。
          
          口を酸っぱくして、
          まるで、「30品目食べないのはダメなニンゲンだ」
          と云わんばかりに。

          しかも、
          何十年にもわたって。

          そうかっ、
          常識って変わるんだ。
 
          私は何だかうれしいような、
          がっかりしたような、
          拍子ぬけしてしまった。

          正直にいうと、
          さほど「30品目」にこだわっていたわけではない
          から、可笑しいけど。

          でも、
          半分の「15品目」なら不可能ではない気がする。
          
          ちょっと気がラク~になることは確か。         
 

          

梅雨入り前

2018-06-02 07:52:20 | 季節



        もう梅雨入りしたかと思われたが
        関東地方は昨日、今日と晴れて
        うれしい。

        洗濯物が乾くし
        出かけるのにも絶好の季節だ。

        鎌倉の街に出たついでに
        アジサイで有名な長谷寺に寄ってみた。

        日中は観光客でごったがえすので
        なるべく込み合わない時間帯に。

        色とりどりのアジサイが見ごろだった。

        アジサイと寺院の取り合わせも風情があって
        いい。

        さて、
        関東地方の梅雨入りもまぢか。
      
        TVの天気予報では今週の半ばにも
        本格的な梅雨入り宣言になるとか。

        これまで何回かあった梅雨模様は
        「走り梅雨」だったらしい。


        それにしても
        「走り梅雨」
        「早梅雨」
        「迎え梅雨」
        「前梅雨」
        等々、なんときれいな表現だろう。

        日本人はこうして生活に不便な季節も
        迎え入れてきたのだ。

        私も、
        梅雨はジメジメしていやだとか
        洗濯物が乾かなくて困るとか
        文句ばかりいっていないで
        少しは先人にならって、
        季節を楽しむことにしよう。

        新聞にこんな句が載っていた。

        「板の間に はりつく足裏(はうら)走り梅雨」
                       望月由紀子

        昭和の光景だわねえ。