このところ我が家はかなり強い香気に包まれていた。
カリンを獲って部屋に放っておいたからだ。
このカリン、他の庭木に押しやられて陽もささず、
か細い木なのだが、フットボール型の実をたわわに
実らせる。
(大人の手にあまるほどのが今年は12個)
収穫したては固い実なのに、4~5日すると香りが
より強くなって、スベスベした表面から油脂分が
吹き出す奇妙なフルーツ(?)。
カリン:花梨、木瓜(もっか)とも
カリンという洒落た名前と、個性的な香りからして
最近の園芸品種のような気がしてならないのだが、
そのたびに、いや待てよ、宮沢賢治の「風の又三郎」
で、
♪どうどどどどうど どどうどどどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいカリンも吹きとばせ
と歌っているではないか、と不思議に思っていた。
今回分かったこと、
原産地は中国で、1100年も前に弘法大師が
苗木を唐から持ち込んだものらしい。
もちろん昔のは固くて小さいものであったろう。
それが園芸種として庭木に使われるようになって、
品種改良がすすみ、現在のようなものになった
と思われる。
さて、使いみちだが、
喉にトラブルをかかえている友人用にカリン酒
と、残りはジャムにするつもり。
でも毎日々々出かけていて、そのヒマがないのが
目下の悩みなのだ。
カリンを獲って部屋に放っておいたからだ。
このカリン、他の庭木に押しやられて陽もささず、
か細い木なのだが、フットボール型の実をたわわに
実らせる。
(大人の手にあまるほどのが今年は12個)
収穫したては固い実なのに、4~5日すると香りが
より強くなって、スベスベした表面から油脂分が
吹き出す奇妙なフルーツ(?)。
カリン:花梨、木瓜(もっか)とも
カリンという洒落た名前と、個性的な香りからして
最近の園芸品種のような気がしてならないのだが、
そのたびに、いや待てよ、宮沢賢治の「風の又三郎」
で、
♪どうどどどどうど どどうどどどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいカリンも吹きとばせ
と歌っているではないか、と不思議に思っていた。
今回分かったこと、
原産地は中国で、1100年も前に弘法大師が
苗木を唐から持ち込んだものらしい。
もちろん昔のは固くて小さいものであったろう。
それが園芸種として庭木に使われるようになって、
品種改良がすすみ、現在のようなものになった
と思われる。
さて、使いみちだが、
喉にトラブルをかかえている友人用にカリン酒
と、残りはジャムにするつもり。
でも毎日々々出かけていて、そのヒマがないのが
目下の悩みなのだ。