一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

二学期その2

2007-09-22 13:01:32 | 季節



    TVの天気予報、暑いのは今日まで(関東地方)で明日から
    秋らしい気温になるというけど、ホントかしら。
    朝晩の風はとうに秋なのだけどねえ。

    で、またまた新聞ダネから。
    写真は中国西部の山岳地帯で見つけた白いイチゴ。
    (上段。下のは若いうちは白いが熟すると赤くなる日本の野生イチゴ)

    中国山地のは濃厚なミルクの味がするのだとか。
    現在、我々がミルクを添えて食べるのは、「失われた味を復活させる
    ため?」と新聞には書いてありました。    

二学期その1

2007-09-16 14:58:03 | 季節


     暑くて仕事をする気がおこらない。
     二学期がはじまったものの、いっこうに勉強に身が入らない。
     小・中学生の頃を思い出しました。
 
     で、新聞の切抜きから一つ。

     写真は透明度では世界でも有数という摩周湖。
     しかし、よく透けて見えるということは、「極貧栄養湖」
     ということなのだそうです。栄養が足らず、水中で光を
     遮るプランクトンが少ないのだとか。

     「霧の摩周湖」と歌にうたわれ、神秘的なイメージだった
     けどねえ。
     ちなみに1931(昭和6)年、41メートルだったものが、
     今年26~28メートルだとか。 
     

分蜂

2007-09-14 15:39:22 | 雑記


    異常に暑かったこの夏、蜂が巣を作っていました。
    (写真はサツキに作られたアシナガバチの巣)

    スズメバチにくらべておとなしく、強く刺激しなければ
    刺してはこないというが、それでも蜂は蜂。
    日中、最も長くいる部屋の真下、朝晩戸の開け閉めなどで
    見ていたのに全く気づかなかったとは……。
    
    専門家に聞いたところ、
    おそらく女王バチが働きバチをつれて分蜂したのでしょう、
    ということでした。
    アシナガバチは3~4月に巣作りと産卵をおこない、
    7~8月に最も活動するというが、現在は全く空の巣で、
    いったいどこにいったのでしょうか。
    そして、この巣は1年限りで後は使われないそうです。
    しかし見れば見るほど、よくできています。    


遊行かぶき

2007-09-04 06:42:56 | 芸術
    今年も遊行かぶきを観てきました。
    「小栗判官と照手姫」の伝説は藤沢に伝わっていて、
    遊行寺の本堂で「遊行かぶき」がおこなわれるように
    なって12年目とか。

    ふとしたことから説教節(口説文学)というものに興味
    をもち、昨夏はシンポジュームやら何やらおこなわれた
    ものだから、週末ごとに藤沢に通ったものでした。

    口説というくらいだから全国に同じような話が伝わって
    いて、少しずつ違う。つまり、その土地に都合のいいよ
    うに語られているのです。
    それぞれがみな、「おらがの土地のものが本物」と思って
    いるのが可笑しい。
    
    で、何が分かったかというと……。
    中世(室町時代)の頃から、人々はこうした話に慰められたり、
    または宗教的な救いを求めて生きる縁(よすが)としてきた
    のではないかということ。
    時にはそれが権力者側の都合のいいように使われることも
    あったでしょう。

    などと思ったりするのですが、
    それ以上は私も消化しきれていません。