一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

シルバーこそITを

2020-01-26 09:43:04 | 雑記

        1月半ば、
        機会があって若宮正子さんの講演を聞いた。

        現在、84歳。
        世界最高齢のプログラマーである。

        若宮さんは定年まで銀行につとめ、
        60歳でパソコンをはじめた。

        母親の介護で家を出られなくなり、
        それがきっかけだったとか。

        現在、各地の講演をこなし、
        安部内閣の「人生100年時代構想会議」のメンバーでもある。
        もちろん、そこでも最年長有識者として活躍。

        皇室の園遊会に招かれたり、
        「徹子の部屋」などのTV出演もあり、超多忙な日常。

        でも、
        若宮さんはどこに行っても自然体。
        外国でもすべて一人でチケットをとって、
        重い荷物も背負っていく。
        アクティブだが、決して肩に力が入っていない。

        最も印象的だったのは、
        依存することなく、自立していること。
        そして、それを楽しむこと。

        若宮さんはいう。
        「シルバーこそ、IT生活を」

        そして、
        将来やってくる介護も「AI」利用と、
        ロボットこそ使わないが、
        日常生活に「AI」を取り入れている。
        
        日頃からIT弱者と決めつけて、
        誰かに頼ろうとばかりしている私は、
        多いに反省した。
  
        若宮さんに刺激を受けて、
        苦手意識を取り払い、
        今年はちょっとでも挑戦していこうと思った。

あと半年

2020-01-25 10:06:45 | 雑記
 

        昨日1月24日、
        東京オリンピックまで、あと半年と聞いてびっくり。

        東京オリンピックが決まってから5年。

        5年なんて、あっという間と思っていたが、
        やはりそうだった。

        この半年なんて、駿足でやってくるだろう。

        かくして、
        歳(とし)をとる速さに嘆息するばかり。

        話は変わるが、
        1月20日の大寒から来月3日の節分まで、
        もっとも寒い時期。

        なのに、
        地域によってはタンポポやツツジが咲いているそうだ。
        (数日前、沖縄では夏日になったとTVがいっていた)

        天気予報によると、
        上空の偏西風が日本付近で蛇行し、
        寒気が南下しにくいのだとか。
 
        スキー場の雪不足は前回のブログにも書いたが、
        関東では向こう一週間、
        まるで梅雨のような傘マークの、ぐずついた天気である。

        せめて、
        体のリズムだけは崩さないようにしたいもの。

        ※ 雨にぬれた枯葉

昨日の雪

2020-01-19 11:02:41 | 自然



          昨日は関東でも雪が降った。

          早朝から底冷えがして雨。
          「氷雨だわ~」と独り言いいながら
          日常の仕事をこなしていたら、
          昼前からみぞれまじりの雪になった。

          「積もらなければいいが」
          これも独り言。

          「雪が降ってよろこぶのは子供と犬」
          風情のない私がつぶやくと、
          すぐさま家人が
          「最近は子供も犬も外に出て遊びませ~ん」

          なるほど、
          子供はエアコンのついた部屋でI Pad,
          昨今のペットも洋服を着せられてホットカーペット
          の上でぬくぬく、らしい。

          幸い、
          早朝から降った雨で積雪にはならなかったが、
          昨日は今年で最後となるセンター試験だった。

          毎年のことながら、
          受験生や親御さんは心配したであろう。

          自身の体調管理だけでなく、
          交通機関の乱れや、雪道のために開始時間に遅れたり……

          これも人生で通る道、
          受験生のみなさん、頑張れ!!

          そして、
          ところ変われば事情も変わる。

          スキー場の雪不足。

          福島県猪苗代・蔵王のスキー場では、
          人工降雪でつくった雪がちょぼちょぼ、
          あとは山肌があらわである。

          この時期、学校の団体利用が多いのだが、
          今年は行事をとりやめたり、
          日程を延期したりしているという。

          スキー場のスタッフは大部分が季節労働者。
          現在は仕事がほとんど無い状態で、
          死活問題だとTVで話していた。

          こちらは一日も早く待ち望まれる雪。

          やはり冬は寒く、
          夏は暑いのが自然のめぐみなのだろう。

          軽率な私は大いに恥じる一方で、
          今日は晴天なのに気をよくして洗濯物を干した。

          
          

 

認知症

2020-01-18 10:34:53 | 雑記



      TVでNHKスペシャル
      「認知症の第一人者が認知症になった」
      を録画にとってみた。
      (1月11日放映)

      医者が自ら認知症であることを公表した。
      
      長谷川和夫さん 90歳
      認知症医療の第一人者である。

      「長谷川式」と呼ばれる早期発見の検査機能を
      開発、
      「痴呆」という呼称を「認知症」に変えた。
      文字通り、
      人生を認知症研究にささげてきた人である。

      その医師が現実に認知症になったら、どうなるか。

      実際には奥さんや娘さんのサポートで
      講演会もおこない、
      日常の生活をこなしているのだが、
      やはり、
      ちょっとしたことでも不都合や、不具合が生じる。

      奥さんや娘さんとの意思の祖語、
      ことばのあやでイラっとすることもある。   

      身につまされたのは、 
      奥さんの負担を少しでも軽くしようと、
      周囲のすすめもあり、
      ある日、デイサービスなるものに出かけた。

      しかし、映像に映るのは
      長谷川さんの憮然とした顔。
      笑顔はまったくみられない。

      スタッフの介護つきで、
      同世代の仲間と折り紙やボール遊びをしても
      つまらない。
      ちっとも心がはずまないのである。

      その日は規定時間よりも早く帰って、
      自宅の書斎に入るやいなや、
      「ここがいちばん、落ち着く!!」


      しかし、しかし、
      家族の負担軽減のためにディサービスを開発し、
      推奨したのは、
      認知症第一人者の先生そのものなのである。

      これには深く考えさせられた。

      そして、さいごにインタビューで、
      「認知症になって見える景色はちがうものですか」
      という質問に、先生はこう答えた。

      「いや、変わらん。
       まったく同じだ」

      認知症専門医が認知症になるという現実。
      しばらくあの映像が頭から離れないのである。

      ※ 出先で入ったカフェの暖かいランプ
        
 

今朝の空

2020-01-12 10:39:46 | Weblog



           昨日、朝から体がぽわ~んとして、
           (少々だるい)
           頭痛もする。

           こりゃ、風邪だなと思い、
           かかりつけの医者へ。

           このところ、
           風邪をひくと、ひどい頭痛が襲ってくる。

           受け付けで体温計を借りてはかると、
           36、3℃の平熱。

           「どうでしたか」
           と看護師にきかれ、
           「恥ずかしいくらい、熱はありません」
           といって笑われた。

           私のばあい、
           あまり熱が出ないかわりに、
           1℃でも上がったら、即重症化して、
           (いいのか、悪いのか)
           まったく動けない体になる。

           早めに薬をもらって飲んだせいか、
           今日はいくらかラクになって、
           頭痛からも解放された。

           今朝はいつも通りのウォーキングへ。

           樹林をくぐりぬけ、高台にのぼると、
           眼下には、
           霜と露に静まりかえった住宅地が広がり、
           山の向こうには、
           真っ白に雪をかぶった富士山が見える。

           じっとしていると冷えてくるが、
           清澄な気分にさせられる。

           そうだ、
           今年はいくつかの煩わしいことを捨てちゃって、
           清々しい気分でいくんだっけ。

           にわかに改心した小坊主のように、
           私は踵(きびす)を返して帰路についた。

           ※ 上空には白い月。
             下方左側には富士山が写っているのだが、
             カメラの腕がわるくて見えない。

           

           

           

       
           

            
           
     

ガラコンサート

2020-01-11 09:59:03 | 芸術



           昨年のことになるが、
           暮れも押しつまった29日に
           コンサートに行った。

           「ファンタスティック・ガラコンサート」
                  於・神奈川県民ホール

           「ガラ」とは「祝祭」といった意味。

           それにふさわしく、
           オーケストラの演奏にくわえて
           オペラあり、バレイありで、盛沢山。

           指揮者は、かの有名な松尾葉子さん。
           2時間半の演奏をすべて指揮するのだから、
           エネルギッシュで、かつユーモラスで、
           そのタフさにも感嘆した。

           私のお目当ては、
           プッチーニのオペラ「トゥーランドット」の一曲、
           「誰も寝てはならぬ」
           である。

           カラフ王子が歌うアリアは切々として、
           堂々としていた。

           それにくわえれば、
           オーケストラの第一バイオリン奏者の演奏の
           素晴らしいこと!!
           
           (後でチラシでみると、
            「首席コンサートマスターの石田泰尚」さん
            とある)

           ほかのテノール、バリトン、ソプラノの歌手、
           それに男女のバレエダンサーも、
           みなさんそれぞれの世界の第一人者。

           日頃からみなさん、どれだけ精進努力して
           (幼いころから)
           さらに摂生もしてコンサートにのぞんでおられるか、
           人生老いやすく、
           芸術のみちはけわしい。

     

           だけど、そんなことを微塵もみせない、
           華麗なコンサート。

           満席の客席からは惜しみない拍手がおくられ、
           私も心から堪能させていただいた。
        
           あれから年をまたいで10日以上たった今でも、
           まだあの感動がふつふつと沸いてくる。

           
                      

今年も切れますように

2020-01-05 17:23:37 | 雑記



        新年早々、縁起でもないが、
        昨日、包丁が折れました。

        持ち手のところが木製だったのですが、
        その付け根のところが折れたようです。

        包丁が折れては仕事にならない。

        家人がさっそくネットで注文、
        今日着きました。

        切れ味はまだ分からない。
        使ってないから。

        今年も、
        いや、今年こそ、
        頭の切れ味がよくなりますように!!
        (包丁はともかく)

        ※ 新品の包丁

新年

2020-01-03 14:07:12 | 雑記



       
       明けましておめでとうございます。

       今年もよろしくお願いいたします。

       令和2年、
       みなさまにも佳き年でありますよう
       お祈りいたします。

       TVで箱根駅伝を観ました。

       おせちをつまんでチラッ、
       コーヒーを飲みながら、
       キッチンに立ってはTVの前に、
       新聞を読みつつ、観戦。

       青学、つよい。
       往路、復路の完全制覇!
       おめでとう。

       若さって素晴らしい。

       タスキをつなぐことの難しさ、大切さ。

       たくさんの勇気と力をもらいました。

       今年もがんばろう。

       ※ TV画面から