一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

2007-03-31 14:28:00 | 自然


     近所の桜も一気に満開になりました。
     わが家の花見は来週末、それまで保つかしら?

     それにしても日本人はなぜ、こうも桜、桜と大騒ぎを
     するのでしょう。
     毎年今ごろになると、不思議でならない。
     
     やはり、あっという間に散るせいでしょうかね。
     これが一ヶ月も咲いていたら、そう騒ぐこともないで
     しょうから。

     そういえば、桜の散りぎわが死にぎわの潔い武士に
     たとえた、
     「花は桜、人は武士!」
     なんて言葉も江戸時代には好まれたようです。
       
     
     
     

オペラ

2007-03-29 15:22:24 | 芸術
 

     スポーツ同様縁のない観劇(?)ではありますが、オペラ
     を観てきました。ただし、ニューヨークから直接配信され
     るライブビューイング。

     演目は[セヴィリャの理髪師]
     ロッシーニの代表作で、初演は1816年。この続編が、
     モーツアルトがオペラにしたご存知[フィガロの結婚]

     なんと「セヴィリャの理髪師」とは、フィガロのことで
     した。さらに今回分かったことは、
     フィガロは理髪師だが、いわゆる街の何でも屋である
     ということ。
     何でも屋だから伯爵から金持ちのお嬢さんへの恋文を
     あずかり、それを邪魔する者とのドタバタ喜劇なのです。

     だから、3時間10分の長丁場も飽きずに見れた。
     敷居が高いようで近づけなかったオペラですが、
     非常に下世話なストーリーで、ある意味ホットしました。


            

草むしり事始

2007-03-28 14:56:44 | 雑記


    決して嫌いではないが、なかなか出来ないのが草むしり
    なのです。理由はあります。
    
    日に焼けると皮膚がかゆくなる。(田舎者が何いっとるか)
    蚊に刺されると何日もかゆい。病院にいくほどなのです。
    毛虫などの虫が怖い。(向こうの方が怖がっている)
    腰が痛くなる。(修行が足りない)

    今年は暖冬で草の生えるのも早く、仕方なくやりました。
    小一時間やって、このとおり。 
    例年より二ヶ月も早い事始めとなったのです。

    それでもまだいい。五月の連休明けあたりからです、憂鬱
    になるのは。草は日に日に元気を増してくるのですから。
    

水中競技

2007-03-26 15:45:30 | スポーツ



    フィギュアスケートと一緒に観るのが忙しかったのが、   
    シンクロナイズド・スイミング。

    人は水中では呼吸できない。なのにどうしてあんな
    高度な演技ができるのだろう。不思議でならない。

    練習や訓練で何でもできるのだろうか。不思議でな
    らない。それとも誰かがいっていたように、
    人間には不可能ってことはない、ってこと?
    などとつまらない思いに捉われている間に競技は
    終わっている。

    どのチームも優劣つけがたいのに、ロシアのチーム
    が出てくるとこれまた目が釘づけ!
    群を抜いているのは素人目にも確かなのだ。

    これはいったい何の違いなのか。どこの国も負けず
    劣らず切磋琢磨しているだろうに。
    水中で円を描いたり逆立ちしたり、この世のものとは
    思えないスポーツなのだ、
    シンクロナイズド・スイミングは。
    

 

輝く人

2007-03-25 15:03:58 | スポーツ
   

    前回、スポーツとはあまり縁がないと書いたばかりなのに、
    結構テレビ観戦はしています。
  
    東京で開かれている世界フィギュア選手権、すっかり魅せ
    られてしまいました。
    華麗で愛らしく、技術的には完璧、大観衆の声援をうけて
    すべる舞姫たち。
    出番がくる前の緊張感、力を出しつくした後の安堵、反対
    にミスしたときの口惜しさ……。

    世界の頂点に立つには日ごろの努力はもちろんだが、天性
    のものも否定できない。
    さらにチャンスを生かすパワーもあるのでしょう、きっと。
    10代でこうした経験をする彼女たちに栄光あれ!!です。

球春

2007-03-23 16:26:19 | スポーツ
    今朝から花粉症がぶり返してひどい目に遭っています。
    目がかゆく鼻はぐずぐずで、ティッシュが離せません。
    昨日、マスクをしないで外出したせいでしょう。

    本を読む気にもならずボンヤリしていたら、どこからか
    高校野球の開会式の模様が聞こえてきて、ついテレビを
    つけてしまいました。
    そう、球春です。
 
    日ごろ、スポーツとは縁のない生活を送っているのですが
    高校野球は別らしい。
    かつてはまったことがあって、そういうときって、昼間は
    たっぷり実況を見て、夜は夜でニュースに見入ってしまう
    ですよねえ。
    
    試合が終わるまで何もしなかった経験があるので、なるべく
    素知らぬ振りをしているのですが、どこからか聞こえて
    くるものです。

    かくしてしばらくは仕事も手につかないでしょう。

春分の日

2007-03-21 17:45:50 | 季節
    

    春分の日とは、国民の祝日に関する法律(祝日法)というのが
あって、
    「自然をたたえ生物をいつくしむ日」
    なのだそうであります。
 
    ではお墓参りとの関係は?
 
    真西に日が沈むこの日、真西に沈む太陽は極楽の東門に入ると
いわれ、この極楽が最も近いのが今日なんだとか。 
    そして、亡くなった人の供養をすると、迷わず極楽にいけるのだそう
    です。

    その極楽浄土とは、十万億土も先というから気が遠くなるほど遠い。

    ともかく今日を境に少しずつ昼間が長くなると思うと、気持ちも
    はずんできます。
    散歩道にある家庭菜園では、菜の花が満開で、菜っ葉もおいしそう!



温暖化

2007-03-19 15:20:36 | 自然
   南太平洋に浮かぶ小さな島・ツバル。
   この時期、最も潮位が高くなって、首都フナフティのある細長い環礁は
   新聞写真によると、住宅街まで白い波が迫っていた。
   
   ツバルは人口1万人。93年以降、7~8センチほど海面が上昇している。
   標高が平均1~2メートルで、高くても3メートルだから、島全体が
   海に沈むのは目に見えるようなもの。
   
   サンゴ礁のかけらや砂でできたもろい地形が原因のようだが、これは
   地球の縮図を見るようなものではないか。

   寒かった2万年前、地球の海面は今より120メートルも低かったらしい。
   この計算だと、21世紀末には海面が18~59センチ上昇すると
   予測される。
   
   凍土も怖いが、極端な温暖化も困る。
   日本でも今後、砂浜の後退や地下水の塩水化が心配されるという。
   いずれにしても、ツバル現象は環礁に限らないだろうから、もはや
   個人のレベルではなく、地球規模で考えなくてはならないのだろう。    
   
    

開花宣言

2007-03-16 14:59:59 | 自然
     毎年、今ごろになると決まって話題になる桜の開花宣言、
     今年はコンピューターの入力ミスによって、最大で9日
     の誤差が生じたとか。

     これには笑ってしまいました。
     使いようによってはこんなに便利なものはない。人知をこえた
     何倍もの予測できない可能性をもたらすコンピューターだけど、
     使うのは人間。
     ちょっとした手違いによって、とんでもない過失につながる
     ことだってあり得る。

     報道によると、桜の開花予想がはじまったのは1955年から。
     気象庁の職員がつぼみの重さをはかるなど、経験則を生かして
     予測した。
     それがすっかりコンピューター頼みになったのは96年からだという。

     機械が計算したものをそのまま使い、実際のつぼみの育ち具合は
     まったく考慮されないというから不思議???

     これって、うがった言い方をすれば、人間のやることに対する
     自然界の警鐘ではなかろうか……という気さえする。
     自然界にはそれなりのリズムがあり、暑くても寒くてもいずれ
     時期がくれば花も咲くし、実もなるのだもの。
     それを何を勘違いして予想だの宣言だの、するのだろう。

     そんなにガタガタしなくていいよ、といいながらも毎日、
     コンピューターのお世話になっている私であります。

     ネコの額ほどの庭にも雑草が生えて、早くも可憐な花を
     咲かせています。(春の七草の一つ、ホトケノザ)      
     

     


  

     

春雨

2007-03-11 17:05:17 | 自然

     春雨じゃ濡れて参ろう!

     これって何気なく使ってたけど、新国劇の芝居で、月形半平太
     が三条の宿を出るときにいうセリフでありました。

     しかも、

     春雨は風流だから濡れていこう!

     というのではなく、横から降りこんでくる霧雨のような雨
     だから、傘をさしてもムダということらしい。 

     あらら、そうだったのォと思って外をみたら、雨はすっかり
     あがっていました。
     明日は晴れでしょう。