一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

ザ・秋

2019-09-30 14:51:46 | 季節



        今日で9月は終わり。

        関東でも北の地域では
        稲刈りが終わったところもあるようだが、
        当地カマクラはごらんの通り。

        重く実った稲穂が頭を垂れ、
        傍らには曼珠沙華の花。

        雲も、
        風も、
        すっかり秋。

        なのに、この暑さはどうしたのだろう。

        週末は近所の小学校の運動会だったが、
        暑かった!

        でも子どもたちは元気で、
        リレーや組体操を立派にやりこなし、
        見ているこちらもパワーをもらった。

        で、週明け、涼しくなると思ったら、
        今日も、日中は30℃超え。

        天気予報によると、
        日本列島の南に温帯高気圧が張り出している
        せいらしい。

        お陰で、私は、
        秋のシックな装いとはほど遠い、
        家では、Tシャツと短パン姿。

        出かけるときに何を着たらいいのか迷う。

        いまは、夏と秋が拮抗している状態。

        早く、しっぽりと秋の気配にくるまれて、
        コーヒーを片手に読書にいそしみたい。

        
  
        

目前

2019-09-29 10:20:32 | 雑記



        何が目前かというと、
        消費税の値上げ。

        10月から10%へ。

        増税前に買い物を!と
        チラシなどでは煽っているが、
        それに踊らされるのも癪で、
        無視。

        というより、
        本心をいえば、毎日の生活に疲れて
        買い物に頭がいかない、
        というところ。

        だから、
        何の対策もしていない。

        もっと本音をいえば、
        今回の増税によって、
        年金、少子化、高齢化の問題等々が
        少しでも改善するだろうか、
        と考えると、
        ??? 疑問符がいっぱいなのである。

        増税前を意識してかどうか、
        いつも行く近所のスーパーでは、
        レジ清算がセルフになった。

        こちらは大助かり。
        レジのお姉さんに気をつかうことなく、
        小銭でも大きな札でも投入すれば、
        機械がスムーズに(いやな顔もせず)
        処理してくれるからである。

        しかし、
        世の中は、
        スマートフォン決済とか、カード支払いとか、
        現金を扱わない方向に向かっている。

        アナログ人間としては、
        カードは便利だけど、
        なんだかなあ、
        という感じ。

        カードにすべきか、
        まだまだ現金にすべきか、
        そこが問題なのだ。

        ※ 近所のスーパーで

今日の空

2019-09-23 10:39:25 | 雑記


       台風17号は先ほど熱帯低気圧に変わった
       とネットニュースでみたが、
       西日本の方々に被害はなかったでしょうか。

       関東は早朝は小雨、
       9時頃から急に晴れ間が出て、
       写真のような空。
 
       ただいま10時半には雲一つない空に変わって、
       カッと照りつく太陽、
       フェーン現象のような熱い風が吹いて、
       夏にもどったような暑さである。

       そのせいか、
       台風15号以来、ばったり途絶えていた蝉が復活、
       近くの森で
        ”ミーン ミーン”
       と鳴き叫んでいる。

       一週間ほど、じっと樹木にしがみついて耐えて
       いたのだろうか。
       はたまた、この暑さで、来夏まで待ちきれず、
       勘違いした幼虫が孵化してしまったのだろうか。

       いずれにせよ、
       初秋の蝉の鳴き声は哀れさを伴うものである。

       と思ったら、
       「秋の蝉」の句がちゃんとあった。

       「墓山を一塊となし 秋の蝉」
                   鹿野桂子
       「秋の蝉 残る命を鳴きにけり」
                   稲畑汀子
       

お彼岸

2019-09-22 09:38:31 | 行事



      お彼岸。

      昨日の夕方、
      ニュースをみようとTVをつけたら、
      「墓仕舞い」の特集をやっていた。

      高齢化や核家族がすすみ、
      遠方のお墓詣りができない、
      はたまた、
      郷里のお墓を守るひとがいない、等
      深刻な問題になっている。

      そのため、
      少しでも元気で気持ちがしっかりしているうちに
      郷里のお墓を閉じる。

      そのためには様々な準備や、
      もちろん費用もかかるのだが。

      そして、
      自分たち高齢化した親世代は、
      子供たちに面倒をかけたくないと、
      散骨や、樹木葬など、
      「お墓」という形を作らない人が
      増えているのだという。

      散骨、樹木葬の是非はともかく、
      似たような経験をした私は、
      他人事ではなく、じっと番組に見入った。

      私の場合、
      亡夫の熊本のお墓を閉じて、
      こちら、鎌倉近くのお墓に移した経緯があるからだ。

      お墓の移転、つまり「改葬」は
      私にとって二度と経験したくない「大事業」だった。

      にも関わらず「改葬」に踏み切ったのは、
      亡夫の係累(両親、兄弟)がみな他界したこと、
      私は熊本まで行って墓掃除ができないし、
      お寺さんとの付き合いも限度だった。
      (私の郷里は東北)

      それまでは親戚にお世話になっていたのだが、
      亡夫のいとこ達も高齢化して頼めなくなった。
      
      等々が日々、私の脳裏を去来して、
      ほぼ10年前に決断したのである。

      「改葬」には、
      まず、こちら鎌倉の近くにお墓を購入しなければ
      ならない。
  
      新しいお墓がなければ、
      先祖のお骨を運べない。

      それからはじまって、あれこれ。

      葬送業者にも訊き、
      行政(鎌倉市役所、熊本市役所)にも当たって、
      むろん、菩提寺のお寺さんとの交渉も、
      手間を省くことなく丁寧に。

      準備万端整えて、
      いざ、決行。

      朝いちばんの飛行機で行き、
      日帰りで亡夫、両親、妹の遺骨、4体を収納。

      しかし、
      その後、過去帳が仏壇から出てきて、
      調べたところ、
      亡夫関係のご先祖さまの遺骨は11体あることが
      判明。

      翌年、再び熊本に飛んで、
      残りの遺骨をこちらに運んだ。
      
      その後、新しいお墓に収納。
      (お坊さんにお経をよんでもらって納骨儀式あり)

      これら一連の行事には、
      費用もかかるが、
      エネルギーがないとできないと実感した。
      
      おそらく(多分)、
      私も入るであろうお墓。

      新しいお寺さんとの付き合いは
      残された娘たちのことも考慮して、
      最低限、面倒にならない程度にしてもらっている。

      まあ、
      生きるのも大変だが、
      死ぬのも容易ではない。

      

      
 

      
      
     

      

台風の爪痕その2

2019-09-15 18:08:02 | 雑記



       台風のニュースをみて、
       遠方(熊本、福島)の親戚から見舞いの電話
       があった。

       こうして心配してくれる人がいることに感謝、
       有難いことである。

       今日、TVで
 MBC(マラソングランドチャンピオンシップ)
       をみていたら、
       画面には、
       千葉でまだ復旧していない地域の、
       給水場所、お風呂ないしシャワーの使用可能
       な場所等々、テロップで流れていた。

       今日はまた31℃という猛暑のぶり返しである。
       明日も暑いらしい。

       台風から一週間経つというのに、
       どんなに不便を強いられていることか。

       この暑さのなか、
       疲れと不安、ストレスもたまる一方であろう。

       繰り返しになるが、
       どうにか一刻もはやく日常の生活にもどれるよう、
       国も自治体も援助をして欲しい。

       こちらは、
       毎朝ウォーキングする森があちこち樹が倒れて
       いまだ通行止めの状態である。

       こんな巨木がどうして根こそぎ倒れるかと
       思うほど、悲惨な状態。

       人命にかかわることではないけれど、
       自然の恐ろしさ、はかなさが如実にあらわれて、
       目を覆いたくなる。

       昨夜は、
       中秋の名月に一日遅れて眺めることができたが、
       どうぞ穏やかな秋が訪れますよう。

       ※ 昨日にひきつづき倒木風景
       
      

       
       

台風の爪痕

2019-09-14 07:54:55 | 雑記



       台風15号は大きな被害を残して走り去った。

       我が家は庭木の損傷、傘立てや自転車など
       道路に飛ばされたくらいで済んだが、
       近所では、
       屋根が吹き飛ばされたり、
       物置が倒れたり、
       垣根がなぎ倒されるなど、
       甚大な爪痕を残して去った。

       心配されるのは千葉県の被害。
  
       今朝(14日)現在で18万戸が停電したまま、
       復旧にはあと2週間もかかるという。

       (昨日、今日は涼しいが)
       あの猛暑のなか、
       クーラーが停まり、
       冷蔵庫が使えなかったらどうするのだろう。

       ラジオでは、
       飲み水、生活用水の配給の場所、時間帯を
       知らせていた。

       聞いていると、いずれも容器は持参といっていた。

       この文明社会のなかで、
       (しかも都心に近いところで)
       飲み水に窮するなんて、考えられるだろうか。

       年々気温が上昇する地球の温暖化、
       いったん災害が起こると復旧もままならない、
       インターネットが普及し、
       SNSが当たり前のようになっている今日、
       これは神さまの罰なのか。
       何かが狂っている。

       今なお、不便を強いられている地域の方々が、
       一刻もはやく立ち直られることを祈るのみである。


       ※ いつも散策する森で倒れた大木
       

       

台風15号

2019-09-08 09:26:57 | 雑記



        またも夏雲復活で、
        ぎらつく太陽、猛暑がぶり返している。

        さらに台風15号が近づき、
        関東地方もフェーン現象のような暑さ。

        今朝のウォーキング、
        ミンミン蝉が声のあらんかぎり鳴いていた。

        一方で、
        叢ではそれに負けない位の虫のすだく音。

        確実に季節はうつろいでいるものの、
        猛暑もしつこい。

        いまは、
        夏と秋のせめぎあい。

        心配なのは、
        今日夕刻から雨になり、
        明日早朝にかけて上陸しそうな台風。

        明朝、大切な会合があるので、
        出席者の「足元」が心配。

        台風情報を確認せねば。

        それにしても、
        秋空が待ち遠しい。

        ※ 今朝の空
        
   
        

秋へ加速

2019-09-04 13:53:35 | 季節


       昨夜、当地は激しい雷雨。

       ゴロゴロピカピカ! に
       二階の窓を閉めるタイミングをはかって
       いたら、
       一気にどしゃ降り。

       (階下はクーラーをつけて閉めきっている
        ので)

       あわてて二階へ。

       取るものも取り合えず
       風を入れていた窓をシャット。
       あわや寸前のところであった。

       3時間も降ったであろうか。
       雷雲はいってしまったようで
       雨もやんでいた。

       雷雨の豪快な降り方は、
       子どものころから好きだった。

       雨の後、涼しさをはこんでくれるのもうれしい。

       案の定、
       今朝は一気に秋模様。

       早朝の散策も快適で、
       蝉もひっそり。
       一匹も鳴いていない。
       草のなかですだく虫の音のみ。

       久しぶりに一息つき、
       英気を養うことができた。

       明日はまた暑さがぶり返すというが、
       あとひと踏ん張り。

       ※ 今朝の森
         「倒木あり 注意!」
         の警告


       
       

夏帽子

2019-09-01 09:27:27 | 雑記


        断っておくが、
        とりたてて帽子が好きというわけではない。

        なのに、
        夏用のサンバイザーが4つも。

        これ以外に普通の帽子が数えたら6個あった。

        頭は一つなのに、
        なぜ、かくも多くなってしまったのか。

        より使いやすいもの、使いやすいもの……と
        探しているうちに、
        気がついたら、
        多くなってしまったのだ。

        リュックもしかり。
        現在持っているのは7個。
        
        これも、使用勝手を考えているうちに
        どんどん増えてゆく。

        しかも、
        帽子、リュックともに、
        お店で見かけると、
        つい入って、一つひとつ手にとってしまう。

        私ってバカだな、と思いつつ。

        つまり、
        現状に満足していない証拠。

        「飽くことなき探求心」を
        もっと別なところで発揮できればいいのだが。


        ※ 写真のサンバイザーでもっとも愛用している
          のは茶色いやつ。
          ほとんど一年中使えて重宝している。