東京に出るついでに、急に思い立って
現在、出光美術館でやっている
「宗像大社国宝展」をみてきた。
(むしろ、こっちが主だったのだが)
これは9月に入っている取材と関連する
もので、是非ともみておきたかったの
である。
実は一昨年、やはり取材で福岡を訪れ
た際、本物の宗像大社にも寄っている。
そのときは他にメインのテーマがあっ
たので、さっと目を通した程度で終わ
ったのだった。
まさか再度、取材の機会に恵まれよう
とは思っていなかったので、私自身が
いちばん驚いているのだ。
宗像大社には、「海の正倉院」とも
呼ばれる沖ノ島から出土された国宝、
およそ8万点が展示されている。
今回の出光の展示はその一部だが、
日本がまだ奈良時代のころ、
朝鮮、中国(唐、宋時代)、遠く
ペルシャとの交流があったことが
分かる。
沖ノ島は神の島とも呼ばれ、海の安全
を願って、そのころ神事がさかんに
行われていた。
ちなみに、島は現在でも女人禁制なの
である。
ともあれ、子供たちの夏休みも終わり、
私の8月最後の日もかくして終わった。
※ 写真は新羅時代の金製指輪
黄金色に輝いていました。