一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

春はあけぼの~

2021-03-07 14:58:31 | 季節
  

       沈丁花が匂う季節になりました。

       清少納言の『枕草子』じゃないけど
       「春はあけぼの~」
       ですね。

       けど、眠い。

       わが身にカツをいれるため
       松下幸之助さんのコトバを。

       「人は燃えることが重要だ。
        燃えるためには 薪が必要です。
        薪は悩みである。
        悩みは 人を成長させる」

初鳴き

2021-02-26 15:37:13 | 季節


       今朝、
       近くの森を散策していたら
       ウグイスの初鳴きを聴きました。

       例年より
       4~5日 はやい。

       なにか いいことあるかな?

       ヤブのなかで写真は撮れなかったので
       家にある福音館の本を添付。

梅は光

2021-02-12 14:47:48 | 季節


     まだまだ寒いけど
     光は日一日と春の日差しになってきている。

     梅は光
     桜は温度
     で花開くといわれているとおり、
     当地では 紅梅がそちこちで見られる。

     春まぢか。

節分

2021-02-01 08:21:02 | 季節
        今年は明日 2月2日が節分。

        アレ 節分って2月3日じゃないの?
        と思った方も多いはず。
        私もその1人なのです。

        節分が2日になるのは、
        明治30年以来 124年ぶりなのだそうです。

        節分の次の日が 立春。

        なぜ立春が年にとってちがうのか?

        そこには うるう年が関係しているのだとか。

        地球が太陽の周りを回るのは 365日と6時間弱。
        そのため4年に1回 うるう年として調整して
        いるのは みなさんも ご存じの通り。

        (節分は季節の分かれ目。 立春がずれると
         節分もずれるというわけ)

        いやあ 地球規模となると 何事も壮大ですなァ。

        ともあれ 目下の課題 コロナワクチンの接種を
        願って もうひと踏ん張りいたしましょう。

        「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」

半夏生(はんげしょう)

2020-07-11 09:20:59 | 季節


        梅雨前線の停滞で
        記憶にないほどの豪雨にみまわれ、
        各地に大きな被害をもたらした。

        被害に遭われた方々、
        一日もはやい安寧の日が訪れることを
        祈りつつーー

        もともと この時期は、
        半夏雨(はんげあめ)といって、
        大雨になることが多いのだそうです。

        関東地方も降ってはやみ、
        降ってはやみのなか、
        様子をみて 森の中を散策。

        いつもと違うコースを歩いていたら、
        なんと 湿地に半夏生が群生していました。

        半夏生(はんげしょう)
         名前のとおり、葉の半分が白くなって、
         化粧しているように見える。
         その名前もユニークですが、
         とても清楚で風情がある植物です。

        多湿で不順な時季、
        昔は 半夏生が咲くまでに田植えを終わら
        せなければならなかったそうです。

        また半夏生の頃には、
        天から毒気が降るとか、
        地面から毒をふくんだ毒草が生える、
        といった 言い伝えがあるとのこと。

        そのせいか、
        この時季に筍やワラビを食べることや、
        種を撒くことを忌む風習があったそうです。

        そんないわれを聞くと、
        半夏生を見る目もちょっと違ってきそうです。

        
        
        
              

春を感じて

2020-03-21 09:09:51 | 季節
        今年は
        3月17日が彼岸入り、
        20日がお中日、
        23日が彼岸明けである。

        ところが連日のコロナ騒動で、
        すっかりお彼岸のことなど忘れている。

        否、
        忘れているわけではないが、  
        意識がそっちにいかない。

        TV、新聞、ネットニュースでも
        コロナ、コロナ、コロナ……。

        おまけに、
        不要不急の外出はするなの通告。

        だけど、
        すべてが停滞して機能していない昨今、
        こうしちゃおれないと、
        一昨日は病院の定期健診に行った。
  
        不要不急ではないけれど、
        と言い訳しながら。
        (時間に余裕のある今だからこそ)

        病院は入り口で検温、消毒、問診等、
        想像していた通りの厳戒態勢であったが、
        それなりに混んでいた。

        そして昨日は、
        ドコモショップに行って、
        4月からの教室申し込みをしてきた。
        (スマホをもっと使いこなすため)

        それもこれも、
        新学期からの活動を充実させるため。

        つまり、
        コロナ休暇こそ、
        体力、知力をつけるチャージの時間なのだ
        と思い……。

        そして、
        コロナ疲れにならないよう、
        道端の草花にも目をとめ、
        春を感じて、前向きに過ごしたい。

        ※ ウォーキングの際、見つけた春の草花

3月ひなの月

2020-03-01 09:07:48 | 季節
       今日から3月。

       3月といえば、ひなの月である。

       なのに、お雛様も出していないことに気づいた。

       このところのコロナウイルス騒ぎ、
       落ち着くどころか、
       次々と催し事の中止がはいって、
       沈着冷静に、とはいかぬ。

       聞くと、え、そんなところまで?
       と思うほど、
       ありとあらゆる行事が廃止になっている。

       読書会は予定通りやるつもりでいるが、
       さて、どうしよう。
       もう少し、様子をみることにしよう。

       こんなときは、手元の絵本をひらいて、
       ちょっと落ち着くことに。

       『三月 ひなのつき』
            石井桃子 作・朝倉摂 絵

       終戦直後の日本。
       よし子は母子家庭でひな人形がない。
       母が持っていた お雛様は空襲で焼けてしまった。
       母は7500円という高価なひな人形を買って
       やれない。
       よし子は、そんな母の気持ちを思い、
       じっと耐えている過程が身にしみるストーリー。

       いまはどんな高価なものでも手に入るご時勢だけど、
       世界には戦禍が絶えず、
       まだまだ飢えに苦しむ子どもたちがいるし、
       日本にもこんな時代があったことを、
       ちょっぴりでも思い出す月にしたい。
  

       
       

刻々と

2019-11-21 17:39:35 | 季節


        小春日和が続いたが、
        天気予報をみると、  
        明日から数日は雨模様らしい。

        気温もぐっと下がって
        明日は関東で最高気温が11度とか。

        一気に冬のよそおいを見せてきた。

        明日、外出の予定があるので、
        冬のコート出そうか、
        上着は? ショールも必要か?
        などと、
        あわてている。

        心急(せ)くのもそれだけではない。

        締め切りの原稿が迫って、
        このところは、それに掛かり切りなのである。

        目ショボショボ。

        机の横に置いてある手鏡で見ると、
        顔はシミだらけ、
        頭髪もボサボサ、トリートメントしなくちゃ。

        それに、
        前髪の生え際が赤くなって、
        先月、皮膚科に行ったら、
        シャンプーか、化粧品かぶれだと云われた。

        それが、右側だけだったのが、
        昨日から左側の生え際にも同じ「かぶれ」が発生。

        薬を塗るとすぐ良くなるのだが、
        3日もたつと、再発、再発の繰り返し。

        皮膚が弱いことは重々承知しているのだけど、
        これまで皮膚疾患は夏場だけだったので
        (紫外線や汗などで)
        一体、どうしたことだろうと
        不審に思っている。

        そんなことをしている間に、
        刻々と時間をきざんで、
        師走も目前。

        ああ、日の経つのは早い。

        ※ 今日の夕日はきれいだった。
          車の中から。

そんな季節(続)

2019-10-20 10:38:39 | 季節


        住宅街を歩いていたら、
        ふと、ある匂いに立ち止まった。

        あの匂い。

        そう金木犀の香りだ。

        毎年、この季節になると、
        突然、どこからか匂ってきて、
        ハッと立ち止まる。

        あたりを見回すが、
        香りの主の姿が見つからないことも多い。

        だが、香りだけは、
        ちゃんと届いてきて、道ゆく人に季節を知らせる。

        こんな時、一句ひねることができたら
        どんなに風情があることだろうと思いながら、
        他人さまの句を引かせてもらおう。

        「家小さく 木犀の香の大いなる」
                     高野素十
        「金木犀の香りは私の道標」
                     甲田夏湖
        「金木犀 ひと夜の雨に散り急ぐ」
                     柴田美佐子
        「コンビニへ金木犀の角曲がる」
                     吉沢陽子
        「金木犀 香りのつなぐ散歩径」
                     高橋泉也
        「何処より香り放ちて金木犀」
                     湯澤正枝

ザ・秋

2019-09-30 14:51:46 | 季節



        今日で9月は終わり。

        関東でも北の地域では
        稲刈りが終わったところもあるようだが、
        当地カマクラはごらんの通り。

        重く実った稲穂が頭を垂れ、
        傍らには曼珠沙華の花。

        雲も、
        風も、
        すっかり秋。

        なのに、この暑さはどうしたのだろう。

        週末は近所の小学校の運動会だったが、
        暑かった!

        でも子どもたちは元気で、
        リレーや組体操を立派にやりこなし、
        見ているこちらもパワーをもらった。

        で、週明け、涼しくなると思ったら、
        今日も、日中は30℃超え。

        天気予報によると、
        日本列島の南に温帯高気圧が張り出している
        せいらしい。

        お陰で、私は、
        秋のシックな装いとはほど遠い、
        家では、Tシャツと短パン姿。

        出かけるときに何を着たらいいのか迷う。

        いまは、夏と秋が拮抗している状態。

        早く、しっぽりと秋の気配にくるまれて、
        コーヒーを片手に読書にいそしみたい。