このところは1日おきに雨だ。
猛暑から急に寒くなってなかなか秋らしい
天気が安定しない。
出かけようとして、あっ雨か!と傘をもち
出し、ふと新聞で読んだ「泣き虫ばあさん」
の話を思い出した。
2人の娘がそれぞれ傘屋と下駄屋に嫁いだ
おばあさんが、晴れの日は傘が売れないと
泣き、雨の日は下駄が売れないと泣き、
けっきょく毎日泣き暮らしたというお話。
これって、いわゆる教訓話である。
発想を逆にすれば、晴れなら下駄が売れて、
雨なら傘が売れるといって、毎日笑えたの
に。
世の中のほとんどのことには、どうせ正解
なんてないのだそうだ。
ならば「こうだ」と思い込んだもんが勝ち、
ということらしい。
それがなかなか難しい。
確かに、ポジティブに考えを変えた瞬間に、
世界はガラッと変わるということはよくある。
しかし、だからといって根拠のないポジティ
ブもどうだろう。おめでたい気がして、どう
もしっくりしない。
傘屋と下駄屋のように単純なことならいいが、
世の中そう簡単に割り切れることばかりとは
限らないからだ。
要はほどほどに、ってことなのだろう。
だが、年々残された時間が少なくなると思うと、
負の方にすすむ時間は意識して減らさなくちゃ、
とも思う今日この頃である。
(写真は近所の庭で見かけた白いヒガンバナ)
猛暑から急に寒くなってなかなか秋らしい
天気が安定しない。
出かけようとして、あっ雨か!と傘をもち
出し、ふと新聞で読んだ「泣き虫ばあさん」
の話を思い出した。
2人の娘がそれぞれ傘屋と下駄屋に嫁いだ
おばあさんが、晴れの日は傘が売れないと
泣き、雨の日は下駄が売れないと泣き、
けっきょく毎日泣き暮らしたというお話。
これって、いわゆる教訓話である。
発想を逆にすれば、晴れなら下駄が売れて、
雨なら傘が売れるといって、毎日笑えたの
に。
世の中のほとんどのことには、どうせ正解
なんてないのだそうだ。
ならば「こうだ」と思い込んだもんが勝ち、
ということらしい。
それがなかなか難しい。
確かに、ポジティブに考えを変えた瞬間に、
世界はガラッと変わるということはよくある。
しかし、だからといって根拠のないポジティ
ブもどうだろう。おめでたい気がして、どう
もしっくりしない。
傘屋と下駄屋のように単純なことならいいが、
世の中そう簡単に割り切れることばかりとは
限らないからだ。
要はほどほどに、ってことなのだろう。
だが、年々残された時間が少なくなると思うと、
負の方にすすむ時間は意識して減らさなくちゃ、
とも思う今日この頃である。
(写真は近所の庭で見かけた白いヒガンバナ)