いろいろ調べていて
昔の文豪、歌人は早死にだと気づいた。
石川啄木 26歳
芥川龍之介 35歳(自殺)
太宰 治 38歳(自殺)
夏目漱石 50歳
「人生50年時代」ですからね。
自死した芥川、太宰は別としても、
夏目漱石は長生きだったのかもしれない。
ところが、今や
「人生100年時代」だ。
政府ですら
「人生100年時代構想」
を打ち出したのですよ。
こんなことを思うのも、
美容院にカットしに行って
五木寛之著の『百歳人生と生きるヒント』
を見たから。
そういえば、
吉野源三郎さんの
『君たちはどう生きるか』が
大人気だそうな。
(私は読んでいない)
でも、
これは、あくまでも人生の前半を生きる人への
メッセージでしょう。
我々(私)のような青年期、壮年期をとうに過ぎた
人間はどう生きればいいの??
五木氏はこういっています。
50代 下山の人生歩む覚悟を
60代 生活をリセットする
70代 下り途中の丘を楽しむ
70代こそ黄金期
そして
80代 しがらみ捨て自由に
後退する勇気を持ち
90代 無尽蔵の記憶に遊ぶ
どの世代にも通じるのは
群れに身を置きつつも、周囲に迎合せず
悠然と生きることだとか。
ああ、果たして……
※ 桜に先んじて満開になった
遊歩道のユキヤナギ