一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

長い間のご愛読……

2021-03-11 17:11:15 | 雑記


        突然ですが、
        3月をもって
        このブログを卒業させていただきます。

        昨年のコロナ災禍以来、
        閉塞感を避けるため
        オンラインのメロウ俱楽部に所属して
        おりまして、
        そちらの方が多忙になったためです。

        長い間、ご愛読いただきまして
        誠に有難うございました。
        ふつつかなブログにお付き合いいただきましたこと、
        心より御礼申し上げます。

        現在、メロウ俱楽部では、
        掲示板への書き込みほか、
        毎月のコラムエッセイ、
        ZOOMでの文学講座の講師を担当。
        目下、源氏物語や枕草子等々、
        受験勉強さながらの奮闘をいたしております。

        ご興味のある方は
        ネットでお調べください。

        さいごになりましたが、
        皆さまのご健闘を心よりお祈り申しあげます。

        お礼と ご報告まで

           内田聖子
     
   
        

春はあけぼの~

2021-03-07 14:58:31 | 季節
  

       沈丁花が匂う季節になりました。

       清少納言の『枕草子』じゃないけど
       「春はあけぼの~」
       ですね。

       けど、眠い。

       わが身にカツをいれるため
       松下幸之助さんのコトバを。

       「人は燃えることが重要だ。
        燃えるためには 薪が必要です。
        薪は悩みである。
        悩みは 人を成長させる」

初鳴き

2021-02-26 15:37:13 | 季節


       今朝、
       近くの森を散策していたら
       ウグイスの初鳴きを聴きました。

       例年より
       4~5日 はやい。

       なにか いいことあるかな?

       ヤブのなかで写真は撮れなかったので
       家にある福音館の本を添付。

梅は光

2021-02-12 14:47:48 | 季節


     まだまだ寒いけど
     光は日一日と春の日差しになってきている。

     梅は光
     桜は温度
     で花開くといわれているとおり、
     当地では 紅梅がそちこちで見られる。

     春まぢか。

節分

2021-02-01 08:21:02 | 季節
        今年は明日 2月2日が節分。

        アレ 節分って2月3日じゃないの?
        と思った方も多いはず。
        私もその1人なのです。

        節分が2日になるのは、
        明治30年以来 124年ぶりなのだそうです。

        節分の次の日が 立春。

        なぜ立春が年にとってちがうのか?

        そこには うるう年が関係しているのだとか。

        地球が太陽の周りを回るのは 365日と6時間弱。
        そのため4年に1回 うるう年として調整して
        いるのは みなさんも ご存じの通り。

        (節分は季節の分かれ目。 立春がずれると
         節分もずれるというわけ)

        いやあ 地球規模となると 何事も壮大ですなァ。

        ともあれ 目下の課題 コロナワクチンの接種を
        願って もうひと踏ん張りいたしましょう。

        「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」

小さな春

2021-01-25 17:50:30 | 雑記

       コロナもそうだけど、
       連日、北国の大雪のニュースが報道されている。
       除雪作業中、屋根からの落雪で骨折や 
       亡くなる事故も。

       ♬ 春よ来い 
         はやく来い

       である。

       私は昨今、 あることに思いわずらっている。
       もしも何かの理由で入院になった場合、
       私は自分の身の処置が分からない、のだ。

       病院というのは(私にとっては)読書もできない。
       いろいろな人が出入りする場所では、
       落ち着かないのだ。

       というのも、
       知人の知人が骨折で入院した。
       90歳の男性なのだが、
       頭脳は明晰で、電子機器も自由自在。

       ところが病室では(wi-fiが通っていないので)
       PCはもちろん、スマホも使えない。

       大病院なのでパソコン室はあるが、
       ギブスを着けた状態では自力で歩くことは不可。

       そこで頭がしっかしりている知人(の知人)は、
       看護師さんに頼んで車いすで運んでもらう。

       ところが、
       時間制限があって、
       思う存分、しかるべきところにメールしたり、
       時には投稿したりできない、
       というのだ。

       私は別にスマホがないと生きられない、
       というわけではありません。
       
       だけど、パソコンは操作できないと……
       ちょっと きついかな~という感じ。
       (ちょっと調べものしたり、短文を書いたり)

       なので、知人(の知人)の話を聞いて、
       取り越し苦労をしているのです。

       あっ それより、
       転ばないように気を付ける方が先かっ。

       ※ よくみると小さな春がそこここに

       
   
       

アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」MV 映画ver.

2021-01-17 15:58:52 | Weblog
アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」MV 映画ver.

向田邦子 その2

2021-01-10 17:25:35 | 読書
      
      まるまる昭和の人 向田邦子
      エピソードにはこと欠きません。

      猫好きは有名で 常に複数の猫を飼い、
      猫と一緒の写真も多い。

      料理も食べることも大好きで、
      妹の和子さんと共同で小料理屋「ままや」を開店。
      女性が一人でふらっと入れる店を目指したそうです。
      (「ままや」は邦子の死後、平成10年閉店)

      おしゃれで粋な女性、
      男性からはもちろん、女性の目線でも魅力的な
      大人の女性といえるでしょう。

      洋裁も得意で、戦後の物のない時代、
      弟妹のマフラーやセーター、制服まで作った。

      ああ見えて遅筆、乱筆で せっかちとは意外。
      締め切りに押されて切羽詰まると、
      「四」の字を 横棒4本で済ませたとか。

      遺品は母の「鹿児島にお嫁入させましょう」との
      決意で、かごしま文学記念館に寄贈。

      鹿児島は転々としたなかでも、
      ことさら邦子の思い入れの深い土地だったようです。
      飛行機事故の直前、雑誌の企画で鹿児島を訪問し、
      こう書いています。

      「故郷の山や河を持たない東京生まれの私にとって、
       鹿児島は〈故郷もどき〉なのであろう」


      
      
      

      
      

向田邦子

2021-01-10 17:04:22 | 読書

        今年のお正月はコロナ禍のせいもあるけど、
        有名老舗のお節料理が売切れたり、
        子どもの凧揚げが復活したり、
        なんとなく昭和回帰の傾向に。

        昭和といえば 向田邦子ワールド、
        S4~S56 (51歳没)
        昭和に生まれ、昭和に死した作家である。

        台湾旅行中の飛行機墜落事故で死去。
        直木賞をとった翌年のことでもあり、
        聞いたときの衝撃は忘れられない。

        事故直後、
        ラジオやTVでご本人の留守電が流されました。
        「私は台湾旅行中ですので ご用の方は
         ご用件をお話ください」

        父親が生命保険会社の転勤族のため、
        小さい頃から各地を転々。
        そんななか人を見る目が養われたのでしょう。

        「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「眠る盃」
        「阿修羅のごとく」「父の詫び状」「男どき女どき」
        「あ・うん」「思い出トランプ」等々、
        どれ一つとっても人間模様が鮮明に描かれ、
        う~んと うなってしまいます。

        TVドラマ最盛期、どれもこれもドラマになって、
        茶の間のTVにくぎ付けになって観たものです。

        もし生きていれば ことし90歳。
        才能が枯れることなく、まだまだいい作品を
        遺されたことでしょう。
        ほんとに惜しまれます。
         


明けましておめでとうございます

2021-01-03 08:07:20 | 雑記

        新春のおよろこびを申しあげます。

        いまだ初詣もひかえている状況ではありますが
        今年はコロナがおさまり、
        みなさまにとっても 平穏で佳き年でありますように
        お祈り申しあげます。

        ※ 一昨年 沼津方面に出かけた折
          車のなかから撮った写真を添えて。
          富士山はいつ どこから見ても素晴らしい。
          ことに裾野が 大きく広がって美しい。