一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

暖冬

2007-01-28 15:36:55 | 自然
毎年、春を真っ先に感じるのは梅や桃ではなく、蝋梅。
近所の垣根で満開の蝋梅を見つけました。
寒がりや、怠け者の私は楽でいいなあと思っていたら、
とんでもない。

雪不足で国体があやぶまれたり、流氷は来ない、○○湖で
は氷上でのワカサギ釣りができず、やはり冬はしっかり寒
くなってもらわないと困るのだわねえ。

青森県の△△村での「地吹雪体験ツアー」が中止になった
までは、ご愛嬌と思っていたが、果物にも影響あり。
リンゴやブドウ、桃などのフルーツが、一定の低温状態の
「休眠期間」がないと、いっせいに花が咲かず、結実にも
影響するのだとか……。

冬は冬だけの問題ではない。一年中続いているのだもの、
やはりどこかにしわ寄せが来るのだわねえ。

暖冬の原因の一つ、大気汚染。聞くところによると、今日
地球に悪いことを一切止めたとしても、すべての大気汚染
を回復するには1000年かかるのだとか……(真偽は分
からず)、こりゃ大変だ。

人間生きているだけで汚染の始まりといったら、元も子
もないけどォ。 



人生の採点

2007-01-23 14:09:16 | 人生
去年の暮れだったか、新聞でこんな記事を見ました。

団塊世代450人にこれまでの人生を自己採点してもらったところ、

男性 66.6点
女性 72.7点  (博報堂の調査)
  
という結果。
なんと女性の8割、男性の6割が70点以上をつけ、
「最も幸せだった時代は20代」と答えたそうです。

そういえば同じ年代のシルバー世代が集まると、
「もう一度20代に戻りたいわ」
という話になることも確か。
そうかしら。
へそ曲がりの私はこう言わずにはいられません。
「あの懊悩のはげしい20代なんて、こりごり!!」
20代には、青臭い苦悩や出口の見えない迷いが付き物
だからです。快楽だけの若さ……なんて、無いでしょう。
もっとも私が20代が最も不幸だったというだけの話かも
しれませんが。

で、そちの採点はといわれると、
 51点
かな~。
これは私自身への不満や不足があるからですが、天の神様に
対し、不遜かな?と思うと複雑です。
あるがままに生きているだけで幸せ、という考えもあるからです。



一枚の葉

2007-01-16 18:01:40 | 人生
「一枚の葉」は小倉遊亀(ゆき)さんの言葉というより、彼女が
若い頃、師の安田靱彦(ゆきひこ)氏から受けた教えだそうです。

「一枚の葉が手に入れば、宇宙全体が手に入る」

それ以降、「一枚の葉から宇宙が見える」という思いで画業に
励んだとか。

小倉遊亀さんは2000年7月、105歳で亡くなりましたが、生涯現役
で、作品は東京および京都の国立近代美術館や、滋賀県近代美術館
などに展示されています。

また、
「老いて輝く。60歳台は修行。70台でデビュー」
ともいっておられ、この強靭な肉体、感性豊かな心と頭脳には驚
くばかりです。

せめてこの言葉にあやかって、「一枚の葉」が書けるよう、精進
したいもの。ホームページ、ブログともに未熟な私ですが、これ
からもよろしくお願いします。