一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

こんなときに

2020-03-29 09:29:32 | 雑記

        日々、増えるコロナ感染患者数。

        ウィルスの潜伏期間は1~2週間といわれる。

        グラフでみる患者数が昨日今日感染したのではなく、
        かなり前に感染していたかと思うと、
        ゾッとする。

        厳戒ムードのこの週末、
        東京近郊は雪まじりの冷たい雨。

        こんなときに、何だが、
        わが家の炊飯器のお釜に穴があいた。

        かざしてみて小さな穴をみつけ、
        びっくり!!

        これまでも3~4回、炊飯器を買い替えているが、
        穴があいたのは初めて。
        しかも、まだ数年しか使っていない。

        家電をそんな乱暴に扱うはずもなく、
        原因が分からない。

        そんなわけで、
        にわかに炊飯器を求めてショップへ。

        これは「不要不急」ではなく、
        「要」であり「急」でもあるとボヤきながら。

        ※ 写真では見にくいが、
          右上の白く欠けたところに穴がぽっかり
        

厳戒ムード

2020-03-28 08:50:43 | 雑記

  
         オーバーシュート(爆発的患者急増)
         ロックダウン(都市封鎖)

         といった、
         穏やかなならぬ言葉が飛び出した今週

         東京をふくむ首都圏4県、
         神奈川、埼玉、千葉、山梨県の各知事が
         TV会談し、
         この週末、厳戒態勢、外出自粛を要請した。

         オーバーシュートを防ぐために異例の措置である。

         これにともない、
         デパートや映画館、渋谷の施設なども臨時休業し、
         花見の名所も規制、
         TVではテープなどで封鎖される映像を映していた。

         こんななか、
         懸念されるのは買いだめによる品薄。

         小池都知事もいっていた。
         「スーパーやコンビニは開いています。
          食料品の購入は不要不急ではなく
          〈要〉ですので、
          買いだめはしないで、必要な分だけの購入を
          お願いしたい」と。

         トイレットペーパーやマスクの欠品。
         スーパーの食料棚の空っぽ現象。

         みな、真面目だから気持ちは分かるのだけど、
         主婦のみなさん、
         ここは冷静になって、
         広い視野での行動をしましょう。

         ※ 今朝、雨にぬれるヤマザクラ

         
          

明けない夜はない

2020-03-25 09:33:33 | 雑記

        東京五輪延長の検討に入り、
        結論までに4日間を要するといっていたが、
        1日で決まった。

        東京オリンピック・パラリンピックを
        1年程度延期すると。

        まずは、
        中止でなくて好かった!!
        (これに関しては、IOC会長と電話会談した
         安倍総理と小池都知事、森喜朗会長らが
         グータッチしたといわれる)
 
        英断である。
        それにまつわる、さまざまな問題があろうとも。
        中止はもっとも避けたいことだったから。

        それにしても、
        目に見えない新型コロナウィルス。
       
        五輪を翻弄するのみでなく、
        ヘタすると人類をも滅ぼしかねない。

        恐るべきウィルス。
        一日もはやくワクチンの開発をのぞみたい。

        こんななか、
        中止となった、この春の甲子園センバツ野球をうけて、
        東北限定でセンバツ野球を4月に開催するという
        ニュースをみた。

        仙台育英(宮城県)
        鶴岡東(山形県)
        磐城(福島県)
   
        の3校で、場所は仙台。

        監督の発案で、観客は今のところ家族のみらしいが。

        「熱量のある競争を勝ち残った選手たち。
         人生を変えるチャンスだったはずが
         中止となって胸がいたい。
         何か行動を起こして、選手たちの気持ちに
         報いたい」

        もちろん、コロナに対しては万全の対策をして、
        である。

        久々に明るいニュースだった。

        自粛自粛で萎えてしまいそうな昨今、
        心まで委縮しないよう、心がけたい。


        ※ 今朝の空 (早朝5時半ごろ)
         
        

        

        

        
        
        

        

苦難の春

2020-03-24 09:59:12 | 雑記
         昨夕、ニュースをみていたら目が釘付けに。
 
         五輪延期を検討、
         IOCが4週間以内に結論を出すという。

         安部総理も容認しているとのこと。


     
         一向に終息の気配がないコロナウィルス、  
         日本もそうだが、
         世界的に感染拡大が深刻化している。

         ニュースをみるたびに、
         五輪はどうなのか、
         延期するしかないのか、
         中止だけはしないでほしい、
         等々、素人の私でもやきもきしていた。

         それがこに来て、
         一気に延期の可能性が大になってきた。

         関係者からは、激論沸騰。

         関係者といっても、
         直接、競技に携(たずさ)わらなくても、
         ホテルなどの宿泊施設、飲食関係等々、
         多かれ少なかれ影響を受けることは
         免れないようだ。


         でも、いちばんデリケートなのは、
         選手たちであろう。

         みな、この夏に焦点を合わせて頑張ってきたのだ。

         それが延期することによって、
         ハイ、そうですか、
         とならないことは素人でも分かること。

         延期となっても、
         3ヶ月か、半年か、
         はたまた2021年になるのか、
         でも随分違ってくるだろう。

         場合によっては、
         いったん代表に選ばれても、
         ピークがはずれて(代表を)取り消されるかもしれない。

         ここは微妙なところなので、
         関係者も頭を悩ますことは必至であろう。

         それほどのコロナ禍、
         医療専門家はこう警告する。

         楽観は禁物、油断はできません。
         ここはみな、我慢しましょう。

         ああ、
         いつまで我慢すればいいのだろう。

         苦難の春である。

         

         

揺らぐ心

2020-03-22 09:42:17 | 雑記

  
     ちょっと前のことになるが、
     92歳女性の投稿記事が新聞に載っていた。

     タイトルは「揺らぐ心」

     92歳になっても日々、心が揺らいでいる
     という話である。

     内容を紹介してみよう。

     「この年齢になっても褒められたらうれしく、
      逆に自分の意見をけなされたり、
      無視されたりすると落ち込んで、
      食欲もなくなり眠れなくなる」
  
     「いまだに悟りが開けてない自分が恥ずかしく、
      情けない。今は週2回ディケアに通って
      脳トレやマシントレーニングをやり、
      友だちとも思いっきりお喋りし、
      一人住まいのわびしさを忘れるほど」

     「後わずかに限られた命。心の持ち方によって
      天国にも地獄にもなり得ることは分かっている
      のだが、どうしようもない心の揺れ動き」
  
      といったような内容なのだが、
      私はこの女性はとても素晴らしいと思う。

      ちょっとしたことで、迷ったり、落ち込んだり、
      逆にうれしくなったりするのは、
      感性がゆたかで、
      まだ、みずみずしい感受性をお持ちだということ。

      老いることはわびしい。
      
      容貌、歩きかた、姿勢、身なり、喋りかた……
      いろいろな老いがあるけれど、
      せめて私は、感受性だけは若々しく保ちたいと思う。

      ※ ソメイヨシノに先駆けて満開になったヤマザクラ。
        当地カマクラの山々にもたくさんヤマザクラがあって、
        彩りを添えている。

      
      
     

春を感じて

2020-03-21 09:09:51 | 季節
        今年は
        3月17日が彼岸入り、
        20日がお中日、
        23日が彼岸明けである。

        ところが連日のコロナ騒動で、
        すっかりお彼岸のことなど忘れている。

        否、
        忘れているわけではないが、  
        意識がそっちにいかない。

        TV、新聞、ネットニュースでも
        コロナ、コロナ、コロナ……。

        おまけに、
        不要不急の外出はするなの通告。

        だけど、
        すべてが停滞して機能していない昨今、
        こうしちゃおれないと、
        一昨日は病院の定期健診に行った。
  
        不要不急ではないけれど、
        と言い訳しながら。
        (時間に余裕のある今だからこそ)

        病院は入り口で検温、消毒、問診等、
        想像していた通りの厳戒態勢であったが、
        それなりに混んでいた。

        そして昨日は、
        ドコモショップに行って、
        4月からの教室申し込みをしてきた。
        (スマホをもっと使いこなすため)

        それもこれも、
        新学期からの活動を充実させるため。

        つまり、
        コロナ休暇こそ、
        体力、知力をつけるチャージの時間なのだ
        と思い……。

        そして、
        コロナ疲れにならないよう、
        道端の草花にも目をとめ、
        春を感じて、前向きに過ごしたい。

        ※ ウォーキングの際、見つけた春の草花

そのくしゃみ……

2020-03-16 08:48:40 | 雑記


        暖冬のせいで予想通り花粉症がやってきた。
        わが家でいちばん早い。

        日曜日、氷雨の後、歌のような名残り雪に。
        お陰で花粉症の私はラクだった。

        昨日月曜日と今日火曜日は晴天で、
        朝からなんど鼻をかんだか。

        市販の薬は眠くなるし、
        安易に病院にいくのもはばかられる。

        かくして、
        家でも外出先でもティッシュが手放せない。

        コロナウィルスにかかるよりはマシか、
        と思いつつも、
        花粉症もつらいのだ。

        こんなとき、
        電車や街中でくしゃみをしたら、
        にらまれるだろう。

        新聞の川柳欄にこんなのがあった。

        「そのくしゃみ 花粉かコロナかインフルか」

        はい、
        私のは花粉です。

       ※ 近所のドラッグストアの貼り紙

パンデミック

2020-03-15 10:17:39 | Weblog

       世界保健機構(WHO)のテドロス事務局長は、
       今回の新型コロナウィルスの感染拡大について、
       「パンデミック」だと述べた。

       「パンデミック」とは、
       「世界的大流行」を意味する言葉だという

       収束どころか、
       日ごとに混迷を深めるコロナウィルス、 
       国内では長期戦必至だともいわれている。

       感染が拡大しないよう、
       不要不急の外出をやめ、
       学校は休校、
       イベントやお花見も自粛し、
       会社もテレワークなど在宅ワークが多くなった。

       なんとかしのいで、
       その間に新型ウィルスの研究がすすんで、
       検査やワクチンなどの医療体制が整うかどうか。

       ここはマスコミの過剰な反応に踊らさされず、 
       正しい知識を得て、
       正しく怖れることが大切かもしれない。

つながる

2020-03-14 10:45:17 | 雑記
       このところないほどのうれしいニュース。

       2020年3月14日、
       まさに今日、   
       原発汚染で分断されていた常磐線がつながったのだ。

       2011年3月11日の東日本大震災と
       東京電力福島第一原発事故による影響で、
       一部(富岡ー浪江間 20.8キロ)が
       汚染のため復旧せず、
       9年間、乗れなかったのである。

       他の地域の方々には関係なく、
       単なるローカル線のように思えるかもしれないが、
       私にとっては青春も、成人してからも
       無くてはならない鉄路なのである。

       常磐線は東京と仙台(宮城県)をむすぶ線。

       受験のために一人で上京したのも、
       学生時代、何回か帰省したのも、
       すべて常磐線の電車だった。
       家庭をもってからも何回も往き来した。

       震災以降(常磐線が不通になってから)、
       故郷で冠婚葬祭がある折は、
       (最近はもっぱら葬祭関係になっているけど)
       福島駅まで新幹線に乗り、
       そこから峠を越えるバス(日に2便往復)で
       海辺の南相馬まで帰らなければならなかった。

       とてつもない時間、
       面倒で、切なくて、どんなに煩わしく、
       悲しかったことか。

       これからは品川、東京、または上野駅から直通で行ける。

       しかし、
       被災した故郷の人たちは、
       そう単純に喜んではいられないだろう。

       私の知っている人たちにも、
       すでに故郷に帰るのをあきらめ、
       県をまたいで別の地に引っ越した家族も少なくない。
       
       長年家族で住んだ家を捨て、ものを捨て、
       家畜やペットとも別れて、
       新天地とはいえ、馴染みのない土地に居住することが、
       どんなに大変でストレスを感じるものか、  
       経験した人しか分からないだろう。

       そういう人たちは、
       今回の常磐線全面復旧を
       どんな思いで聞いているのか。

       そう考えると複雑な思いに駆られる。
       
         

センバツ中止

2020-03-12 14:50:45 | 雑記
        昨夕、何気なくTVのニュースをみていたら、
        この春の選抜高校野球中止に、
        えっと釘付けになった。

        長引くコロナウィルス、
        無観客試合を模索していたところで、
        それもやむをえないと思っていたのだが。

        まさか、中止とは……(絶句)。

        過去に、
        戦争により「中断」となったことはあったが、
        「中止」は史上初という。

        これまで頑張ってきた球児たち、
        それを支えてきた学校関係者や家族、友人、
        地元の支援者たち等々、
        どんなにか悔しく、無念であったろう。

        察するだけで胸が締めつけられそうになる。

        TVでは、
        ニュースに涙ぐむ、地元商店街の人たちの
        映像をうつしていた。

        それにしても、
        そこまで追い詰めるコロナウィルスとは、
        いかなるものか。

        総理は「あと10日の自粛を」といい、
        休館、中止、延期が相次ぎ、
        3月いっぱいの予定はすべて白紙になってしまった。

        4月から新たに、というが、
        これだってあやしいものである。

        不信による不安で、
        すべてが懐疑的になりそう。

        今回のコロナウィルスで、
        ニンゲンの弱さを知った思いである。