一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

創作人形 4

2010-08-31 06:40:58 | 


     8月も今日で終わりだというのに、この
     暑さ!!
     台風が発生しているが、日本列島付近に
     ある高気圧があまりにも強いため、近づ
     けないのだとか。
      
     それにしても毎日のように熱中症のニュ
     ースが聞かれる。例年、これほどの犠牲
     者が出ることはなかったと思うが。
     涼しくして(クーラーをかけて)、水分を
     こまめに摂ってと呼びかけているが、
     高齢者は喉の渇きに気付かないのだという。

     しかし、こんなおだやかで働き者のおばあ
     ちゃんには熱中症も無縁だろう。
     この人形のタイトルは
     「いやぁ」

     この愛らしさ、人間的なぬくもりには
     いやぁ、参りました。
     

     

創作人形 3

2010-08-25 12:59:56 | 


     タイトルは「お天とうさま」
     このおばあちゃんの姿には人生を長く
     生きた人の謙虚ささえ感じる。
     
     さらに、こんな解説がついていた。
     「日々を淡々と送るおばあちゃんの
      姿にはある力強さがある」

     泰然自若とした力強さーー見習いたい
     わねえ。

創作人形 2

2010-08-21 15:08:40 | 
    土手に腰をかけて世間話をするおばあちゃん。
    孫の話か、天候または畑の作物の話?
    はたまた昔の若かったころの思い出か……。
    タイトルは
     「ひとやすみ」

    齢はとっても、心置きなく話せる女2人の
    はなやいだひととき。
     (これ、実物でなく人形です)

(高橋まゆみ)創作人形 1

2010-08-19 14:12:19 | 
    昨日なんか都心でも37~8℃という猛暑、
    酷暑!!
    8月も半ば過ぎたというのに、暑さは
    衰えそうもない。
    あんまり暑くて何もやる気がしないので、
    しばし目の保養を。
    これは黒姫の帰りに寄った長野県飯山市
    にある「高橋まゆみ人形館」のパンフレット
    より。
    (手違いで当日は見ることができなかった
     のだが)

    この愛らしい少女のタイトルは
    「願い」
    何を願っているのだろうか。

    

黒姫

2010-08-12 20:36:06 | 
     一ヶ月ちょっと前のことになるが、取材を兼
     ねて黒姫を訪ねた。
     かつては子どもたちを連れてそう、十数回も
     来たであろうか、キャンプ地である。
     夏休み前のキャンプ地はまだ静かで、子ども
     たちの喧騒が無いのがウソのよう。

     まだ何も分からず、ただただ突っ張っていた
     だけの20代~30代後半の自分ーー
     すべてがギンギンした夏に包み込まれていた
     のだ。
     あれから30年、昔のままのロッジや建物
     があったりして、その時間の経過をしばらく
     は埋めることができない。

     取材に付き合ってくれた昔の仲間のおかげで   
     どうにか気持ちのセーブはできたが、あれが
     一人だったらどうにも感情の整理ができなか
     ったであろう。
     それだけ思い入れのつよいキャンプ地なので
     ある。

      年々歳々花相似たり
        歳々年々人同じからず

     毎年花は同じように咲き、黒姫の夏も深い緑
     のしじまに融和しているが、人の世は歳とと
     もに変わり同じ人はいない。
     ただ今はまさしくキャンプシーズンである。
     毎日朝から子どもたちの甲高い歓声に包まれ
     ていることだろう。

     写真は新しくできたゲストハウスの「白くま」。
     奥に昔使っていたロッジが写っている。
     
     
           
       
 
     
     
     

セミが手を振る 足を振る

2010-08-04 16:38:32 | 季節

     この間、車を運転していたらやっていました
     「こども科学電話相談」。
     最も好きな番組の一つで、これを聞くと
     テンションがあがるのです。
     
     で、その日の質問はこれ、
     「ハエはなぜ、手を振っているように見える
      のですか」
     答えは、
     「ハエは手足の先に味を感じる機能(舌)が
      ついている。
      (昆虫はみな同じで、チョウもそうだよ)
      だからいつも味が分かるように手足の先を
      磨いてきれいにしているのよ。
      でないと甘いかしょっぱいか、分からない
      でしょ」
     というものであった。

     その時、先生がいった、
     「”ハエが手を振る、足を振る”っていうでしょ」
     が妙に耳に残っていて、面白い表現だなあ、と
     思っていたのだが、
     それがいつしか私の頭の中で、
     ”セミが手を振る 足を振る”
     にすり変わっていた。

     いいかげんだなあ、私の頭って!!
     それだけでなく調べてみたら、正しくは、
     「ハエが手を擦り 足を摺る」
     なんだとか。
     いいかげんなのは頭だけでなく耳もだった。

     もともとアヤシイのですが、この暑さで
     頭の方もかなり参っている。
     (こども科学電話相談はいま中休みで、
      8月半ば以降に後半がはじまります)
     写真は近所の桜の木についていたセミの
     抜け殻。