一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

雨の日の猫

2015-09-26 20:20:10 | 雑記


      みなさんはどうなのでしょうか。

      私はまだ惰眠をむさぼっている。
      多分、眠り方が下手なのであろう。
  
      つまり科学的にいえば睡眠の質が
      悪いということ。
      だからよく夢をみる。

      たいがいは起きた途端、忘れる
      ようなものだが、
      たまに悪夢をみることがある。

      試験に遅れたとか、
      仕事で大きな失敗をしたとか、
      その日、行かなくてはならない
      場所があるのだが、どうしても
      行き着かない……
      といったものである。

      こういうときは、起きると
      ぐったり疲れている。
      そして3日間くらい覚えていて
      気分が悪い。

      夢とは関係ないが、いつか読ん
      だ本に
      「雨の日の猫はとことん眠い」
      という本があった。
      加藤由子さんという動物学者の
      書かれた本である。

      猫はもともと待ち伏せ狩猟型な
      ので、広い縄張りは必要ない。
      待ち伏せするために自分の匂い
      を消さなければならず、
      (自分の)排泄物を埋める習性
      をもつようになった。

      そして獲物で腹を満たすとなる
      と、なるべく腹が減らないよう
      無駄な動きをしないで、   
      じっとしていた方が効率いい。

      雨の日に獲物なんて獲れるわけ
      ないから、寝ちゃえ……
      といった本であった。

      私は狩猟する猫ではないから
      晴れ・雨天に関係なく眠いの
      です。
      
      
     

写真技術がへたで残念!

2015-09-25 20:43:33 | 雑記


      今回は何をいいたいのか、自分
      でも分かりません。

      長雨の晴れた一日、いつもの
      散歩コースを歩いていたら、
      素敵な光景に出会った。

      カップルというより、
      若いご夫婦であろう。
      グラウンドをのぞむ見晴らしの
      いい丘陵で、簡易椅子に腰かけ
      て絵を描いていた。
      (ちょうどいい木陰!)

      遠目にみたら、そう見えたの
      だが、実際は違った。
      男性はノートパソコンを開き、
      女性は飲み物を手に、スマホ
      をいじっていた。
      (左が女性で右が男性)


      私は横の坂道を昇りながら
      ちらちら(あからさまに見て
      はいけないと思い)。

      私の写真技術が悪くてはっきり
      とは見えないが、横には白い
      子犬がいる。
      (男性の右側にいる子犬だけ
      良く見える)

      余りに素敵なショットだった
      ので、背後から声を掛けて
      後ろ姿を撮らせてもらった
      のである。
      

      これとは直接関係ないが、
      先日新聞の「人生相談」に
      こんなのがあった。

      相談者は60代の母親で、
      38歳の息子が結婚する気
      がなくて困っている、
      という相談であった。

      回答は、
      「結婚だけが幸せになる道
      ではない。息子の結婚問題
      に親だからといって口出し
      するものではない。子供の
      人生は自分で決めるもの」
      (回答者は作家の高橋源一
       郎氏)

   
      これを読んで、まあそうだ
      ろうな、と思ったが
      次の一節には参った。

      「あなたは、これまで、
      あなた方夫婦の結婚の素晴
      らしさを息子さんに伝える
      ことができたと思われます
      か?」

      平たく云えば、
      親がいい夫婦関係を作らず
      して、子供の結婚を勧める
      ことができるだろうか、
      ということであろう。

      この言葉がずっと引っかか
      っているのである。

シルバーウィーク

2015-09-20 16:02:26 | 雑記


      「シルバーウィーク」っていつから
      云いだしたのだろう。
      今年はじめて聞いたような気がする
      のだが。

      自身、シルバー世代の私はピンと
      来ず、その言葉のひびきにも好印象
      を持たなかった。
      家族に聞いたら「敬老の日」が挟まっ
      ているからよ、と云われた。
      ああ、それで、とはじめて納得。

      だからといって、何の感慨もない。

      ようやく復活したPCであったが、
      安堵したのも束の間、メールがまた
      送受信できなくなった。
      (大丈夫だったのは数日だけ)
      多分、私が変な操作をしたのだろう。

      それで再びインストラクターに来て
      もらって、その間イライラ……
      (手間ヒマとお金もかかった)
      結局、ソフトを交換して快復した
      ところ。

      しかし過去のデータは消えてしまっ
      たので、アドレスを一つずつ拾って
      入力し直しなければならない。

      その間の時間のロス、ストレスを
      考えると、いやはやである。
      結局、便利と思って使っている
      はずが、IT機器に振り回されて
      いるのね。


     ※ 渋澤龍彦の眠っている浄智寺の
       山門

救助訓練

2015-09-19 08:28:17 | 雑記


     パソコンが破損し自分のことば
     かり書いていて、恥じている。
     遅ればせながら
     先日の豪雨被害に遭われた方々、
     心からお見舞い申しあげます。

     本当にあの酷暑から一転、
     8月末からの天候不順が続き、
     さらに9月に入ってからは
     折からの台風襲来と重なって
     被害が増大したとみられる。

     殊に、先週の常総市(茨木県)の
     ニュースは衝撃的であった。
     鬼怒川が決壊し、やはり台風18
     号の襲来とかさなり、
     記録的な大雨をもたらした。

     逃げおくれて屋根で救助を待つ人、
     犬を抱えている人もいて、TVの
     映像もなまなましかった。

     こういう自然災害には人的要素も
     あるわけで、見逃せない。
     過去に何回も同じ被害をくり返し
     て、なかなか人間は歴史から
     学べない愚かな生き者である。

     こちらも昨日は大雨だった。
     一昨日、一日だけ雨がやみ、
     いつもの散歩道を通ったら、
     グラウンドでヘリコプター
     が救助訓練をしていた。

     ちょうど通りかかったところ
     なので、木陰に隠れるように
     して見ていた。
     救急車も待機していて、
     (ニセの)病人を担架で
     ヘリに乗せるところだった。

     間もなくヘリは旋風を巻き
     あげて、飛びたった。
     どうぞ、この訓練がどこか
     で生かされるよう、ひそか
     に祈った。

     帰り途に通ったら、
     静けさのもどった森に
     蝉が鳴きはじめていた。

     ※ ヘリが飛び立つ瞬間
     


     


国勢調査

2015-09-13 19:55:22 | 雑記
   

      忘れていた頃にどころか完全に
      忘れてしまったところに国勢調
      査がやってきた。

      5年毎に実施され今年で20回
      目になる。
 
      1回目は1920年(大正9)
      に行われた。
      日本国内に住むすべての人口世
      帯を対象とする、国の最も重要
      な統計調査である。

      この結果は福祉や生活環境整備、
      災害対策などに利用される。

      95年前の第1回調査では
      日本の人口は5596万3053
      人だった。
      以降、順調に人口が増え、前回の
      2010年では1億2805万7352
人までに増加している。

      最も増加率の高いのが東京都で、
      第1回の369万余人が、
      前回(2010年)では1316万
      人という3、5倍にもなった。

      一方で大正時代より減っている県
      (島根県は70万人減)もあり、
      やはり数字でみても寂しい。

      前回のことはすっかり忘れてしま
      ったが、今回初めてインターネット
      回答ができるというので、
      早速、快復したPCで済ませた。
      
      


      

頭が真っ白に

2015-09-13 09:00:48 | 雑記


     危ない危ないと思っていたのだ
     が、とうとうやってしまった。
     パソコンが起動しなくなったの
     である。

     思えば半年前からおかしかった。
     それを騙し騙し使っていたのだ。
     
     その間、あれこれいじって、
     それがかえって悪かったようだ。

     メールボックスが開かない。
     それを何とかいじってボックス
     は開いたのだが、全く送受信が
     できなくなった。

     それより困ったのは書きかけの
     原稿。
     先日、その一部がどこかへ飛ん
     でしまって、編集者に(以前に
     送っていたものを)送り返して
     もらい、SDカードに記録する
     ように云われたばかりだった。

     そのSDカードも(よく理解でき
     なかったので)記録はむろんの
     こと、何の手立てもしておかな
     かったのだ。

     ああ、困った。
     もう頭は真っ白に。

     取りあえずPC教室の講師に来て
     もらい、診てもらった。

     2時間ばかりいじっていたが、
     駄目だという。
     ついに、お預かりということに。

     数日間、PCの消えたデスクで
     私は何も手がつかず、ぼおっと
     していた。
     本を読んでも頭に入らない。
     手紙を書こうにも、いまさら
     下手な字で書く気がしない。

     ならば、デスク周囲の整理整頓
     と思ったが、全くやる気なし。
     ニュースやちょっとした情報は
     タブレットやスマホで事足りる
     が、元々そういうのが好きで
     ない私は、駄目なのだ。


     何もかも戦意喪失の状態、
     禁断症状というか、
     PC嫌いのPC依存症が露呈した
     のだった。

     そして昨晩、PCが戻ってきた。
     原稿は何とか保存できたが、
     メールは過去の受信歴もアド
     レスも消えてしまった。

     
     そこでお願いです。
     何かに(名刺などに)記入され
     ている方は新たに入力して送信
     できますが、
     手元にアドレスのない方は送れ
     ませんので、
     改めてアドレスを知らせて下さ
     るよう、伏してお願いします。

     幸い、受信は出来るようになり
     ましたので、よろしくお願い
     しますね。 
      
   
     ※主の戻ってきたデスク
      (ちらかっています)
    


     

秋バテ

2015-09-06 10:46:25 | 健康


     日中はまだまだ暑いのに、朝晩
     の涼風に誘われて眠くてたまら
     ない。

     夜ぐっすり眠るのに、朝起きて
     一仕事すると、もう眠くなる。
     ご飯を食べれば、「食べる」と
     いう行為に疲れて眠い。

     眠れないのも困るが、眠くて
     仕様がないのも困ったものだ。
     病気でないかとさえ、思えて
     くる。


     秋バテ。
     初めて聞いた。9月以降の不調
     を秋バテというのだそうだ。
     夏バテの次は秋バテかと
     うんざりする。

     
     猛暑の夏、クーラーを使いすぎ
     て自立神経が低下している。
     暑くて冷たいものばかり食べて
     いた。
     夜、暑くるしくて熟睡できなか
     った。

     等々、原因はたくさん上げられ
     るが、TVや新聞でも熱中症が
     怖いからクーラーをつけるよう
     にと、盛んにいっていた。

     食事だって、夏には夏の食べ物
     があって、たとえ蕎麦でも蛋白
     質や野菜を添えるよう気をつけ
     ていたのだ。

     なのに……である。

     こうなっては、一日も早くダル
     さを解消しなければならない。
     

     ビタミンB群を摂ること。
     (豚肉、ウナギ、豆類、豆腐、
     牛乳、乳製品、きのこ等)
     適度な運動をすること。
     汗をかく程度の早歩きがいい。
     お風呂はぬるめの湯にゆっくり。


     普段、心がけていることばかり
     ではないか。
     新聞には、
    「秋バテに魔法の薬はありません。
     これらの継続で必ず治りますか
     ら、あきらめずに継続してやっ
     てみてください」
     とあった。

     ああ、もう、眠い。


     

     
     

長生きもつらい?

2015-09-05 15:03:46 | 健康


      前回、健康寿命が男女とも世界
      一になったことに触れ、健康で
      長生きできらたこんな嬉しいこと
      はないじゃないか、と書いた。

      ところが事はそう単純ではなく、
      必ずしもめでたいと喜んでばか
      りいられないようなのだ。


    
      精神科医の香山リカ氏に
      よると、近年は
      「元気な80代以上」が、
      先に病気や認知症になった
      わが子の相談にやってくる
      ケースが増えたらしい。


      さらにその子ども、つまり
      孫の不登校などの悩みで来院
      したりする。


      ある90歳近い女性は、
      「わが家でいちばん動けるの
      は私なんです」
      というのにはびっくりした。


      はたまた熟年離婚ならぬ老年
      離婚も増えていて、
      70~80代の女性のウツ症
      状の背景には「離婚したい」と
      いう問題が隠れていた、のだ
      とか。

      
      子どもたちは「いい年をして」
      とか「いまさら」とかいうの
      が通例だろうが、当の本人に
      すれば、長年がまんして連れ
      添って、もう嫌だ、となるの
      だろう。


      高齢者にかぎらず、
      人間の一生に関係したさまざま
      な問題は、「こうすればすべて
      解決」という万能の正解がある
      わけではない。
     
      しばしば我々はそれを忘れて、
      「80代で夫婦揃って健康?
      じゃ何も悩みなんてないでしょ」
      な~んて云ってしまいがちだが。

      こういう人たちは、揃いもそろ
      って、
      「長生きもつらいものですよ」
      といわれるのだそうだ。

      ああ、元気で長生きするのも
      難しいことよ。

      
     ※「老いを生きる」
      教育映像祭優秀作品賞受賞
      企画・和歌山県人権啓発
         センター