一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

倒(こ)けつ転(まろ)びつ

2014-10-26 15:28:38 | 雑記



      昨夜、ひさしぶりに旧友と話したら
      男女にかかわらず、どこか患って
      通院していたり、入院したり、
      はたまた亡くなられたなど、
      驚くことばかりだった。

      70歳を越えたあたりから、
      急に周囲で何かが起こり、なにかが
      変化しはじめたような気がする。
      逝去された方はかつての元気だった
      頃の姿が思い出されて悲しいし、
      さびしい。

      私も何と病名がつくわけでもないが、
      未病といったところで、病院にいく
      機会が増えた。

      先日は月に1度の「漢方」だったの
      だが、都合が悪くて(さらに1ヶ月
      先に)日を替えてもらった。
      (その病院の漢方の先生は隔週で
       週1回の診察しかない)
      ということは2カ月、間があいたわけ
      で、薬はとうになくなっている。

      さて、当日、用事がたてこんでいた
      ので(なるべく早く診てもらいたく
      て)予約の40分前にいった。

 
      ところが1時間待っても、電光掲示
      板には私の呼び出し番号すら出ない。
      

      私は意を決して、受付嬢にいった。
      「すみません。タイムアップです。
      次回の予約だけして今日は帰ります」
      受付嬢は
      「大丈夫ですか。お薬はありますか」
      私はむっとして
      「いいえ、薬はとっくに切れています」
      嬢「じゃあ、お薬の処方箋だけ出して  
       もらいましょう」

      それから待つこと10数分。
      処方箋をもらっても、さらに総合受付
      で会計を済まさなければならない。

      じりじりして、やっと処方箋を手に
      会計へ。
      もちろん、その日は薬局に寄る時間な
      どないから、まっすぐ別の用事へ。
      (薬は翌日まわし)

      私がわるいのか、待たせる病院のせい
      なのか……
      まあ、混んでいること分かって充分
      時間を見込んで出かけない私がわるい
      のでしょうね。

      これだけ病院の数があって、医師も
      たくさん居るというのに、
      なぜかくも病院は時間がかかるのか。

      待つのが嫌いな私は、1人で腹をたて、
      からまわりしているのである。

       
      まあ、まだ一大事には至らないが、
      「こけつまろびつ」といったところで
      しょうか。

      ※ 買物ついでに廻り道した散策道で

そこまでやるか

2014-10-25 15:58:56 | 雑記


     男女の別れ話。

     最近は男性がメールで別れを告げる
     のだという。
   
     もちろん女性たちはそれに激怒する。
     「別れたければ直接いえばいじゃない。
     理由もはっきりいえばいい。ひきょう
     すぎる」
     というわけ。

     男にとってメールは都合がいいらしい。
     なぜなら、悪者になりたくないから。

     それでどうするか?
     女性Kさんは電話しても居留守をつかう 
     彼の会社に乗りこんだ。
     
     しかも受付で、彼の上司の名前を告げた。
     「御社では仕事でもそういう教育をなさ
     っているのですかって。ついでに彼は
     いつも貴方の悪口をいってました」
     と告げ口も。

     のみならずKさんは、彼の親にも電話
     した。両親にも紹介されていたから。
     「お宅の息子さんは、2年も付き合った
     女をメールで振るような男ですよ」
     って。

     お母さん、ショックのあまり泣き出して
     ひたすら謝るばかりだったという。

     これ、実際にあった話だというが、
     まさか、世の中の風潮がすべて、そう
     なっているというわけではないだろう。

     たしかに男もだらしないが、女性の側
     もやりすぎだ。
     もっと含蓄のある人間になって欲しい。

     他人事としていえば、
     女性はそんなヤワな男と付き合った
     自分の見る目の無さをのろうがいい。
     その方がよっぽど今後の自分のために
     なる。

     なんだか、私も腹が立ってきた。
     そんな娘を育てた親に。
     

     ※ きのう訪れた店の飾りつけ
      

冬がくる前に

2014-10-19 15:00:20 | 雑記


      今年は9月に入るそうそうに涼しく
      なったので、扇風機のほこりが気に
      なって仕様がなかった。

      快晴のさわやかな天気につられ、
      いつもなら11月に入ってからやる
      のに、今朝ふと扇風機を片づけよう
      と思ってしまった。

      この思ってしまった、が曲者で、
      やる気がないのに始めてしまった感
      があって、行動と思考のつじつまが
      合わない。

      
      それでみずからを鼓舞するために
      「紙ふうせん」の歌を口ずさんだ。

      ♪坂のほそい道を 夏の雨にうたれ
       言葉さがしつづて別れた二人
       小麦色に焼けた 肌は色あせて
       黄昏わたし一人 海をみたの
       冬がくる前に もう一度あの人に
       めぐりあいたい
       (くりかえし)

      これって、失恋の歌だったのね。
      フタをはずして羽根をとり、
      洗面所で水洗い。
      本体はぼろ布でほこりをとる。

      ♪秋の風が吹いて 街はコスモス色
       あなたからの便り 風に聞くの
       落葉つもる道は 夏の想い出道
       今日もわたし一人 バスを待つの
       冬がくる前に もう一度あの人に
       めぐりあいたい
       (くりかえし)

      なんだか切ないけど、この季節に
      ぴったりの歌詞。

      冬がくる前に、逢いたい人っている
      かな~と思いつつ。
      「私は一人 扇風機を洗うの~」
      とうたって、終了。

      しかし現実はきびしい。
      今日中に終わらせなければならない
      原稿があった。
      次に出たのは
      「こんなことしてる場合じゃない」
      だった。

      
      ※人間4人猫2匹の扇風機
       猫用のは2階に取り付けになって
       いるのではずせない。

      

「ゐ社」いらず

2014-10-18 14:42:21 | 雑記


     近所の庭の柿の木をみて「医者いらず」
     と書こうとしたら、
     「ゐ社」「居社」「井社」「胃社」と
     無意味のものばかり出て、漢字変換が
     うまくいかない。

     他にもいっぱいある。
     
     「雨」→ 「ァ目」
     「意味」→ 「居実」
     「西」→ 「二詩」
     「時間」→ 「字管」

     思い出すのも腹だたしいほどある。
   
     今朝なんか「倉庫」を出したくて
     知人の「倉本」さん→「倉」を、
     「庫裏(くり)」→「庫」を出して
     やっと「倉庫」となった。

     「橋」もそうだ。
     わざわざ「橋脚(きょうきゃく)」と
     七面倒くさい漢字を出して、そこから
     「橋」をとる、といった具合。

     そのたびに時間が2倍、3倍とかかって
     面倒くさい。

     私が使っているPCの特性かどうか。
     いつかこんなことを書いたら、
     知人が○○とかいうソフトを使うと
     解決しますよ、と教えてくれた。

     だが、そのソフトが分からない。
     
     それに、インターネットならOKな
     のに、ワードだとダメなのはなぜ??

     私の場合、ワードで原稿を打つのだ
     から、困る。
     せっかく気分がのっているのに、調子
     がくるい、イライラする。

     こんな川柳があった。

     「々の字は佐々木と打って佐木を消す」

     う~ん、分かる、分かる。
     

台風 明日 健康寿命

2014-10-12 15:06:24 | 健康


     毎年、夏が終わって秋口から風邪を
     をひくのだが、今年も律儀にひいて
     しまった。

     喉からはじまって鼻水がとまらず、
     今は咳がひどい。
     咳が出はじめると所かまわずで、
     体の消耗もはげしい。

     
     薬も漢方薬にはじまって、市販の
     薬を3種類、交互に飲んでいる。
     病院にいくのも時間ばかりかかっ
     て、かえって症状を悪くする。
     何とか、時間薬でおさめたいと
     思っているのだが。


     明日は避けられない会合がある。
     それに台風19号襲来で、天気
     予報とにらめっこ。
     往きは何とか電車が走っていても
     帰りが心配だものなあ。


     と気分も身体もぐずぐず状態である。


     新聞に「健康寿命」のことが載って
     いた。
     平均寿命が世界一でも、健康でなけ
     れば意味がない。


     「健康寿命」とは、寝たきりになっ
     たりせず日常生活を送れること。

     
     昨年(2013年)調査によると、
     男性71・19歳
      (平均寿命80・21歳)
     女性74・21歳
      (平均寿命86・61歳)
     

     これからすると、
     男性でおよそ9年、
     女性では約12年、
     何やかや具合が悪くなっても生き
     ていかなければならない年数となる。

     歳は誰しもとることだし、
     好んで病気になる人もいない。
     みんなころっと逝きたいと思っても
     そうできないのがこの世の中。


     歳をとるって、ムズカシイなあ。

     それより目下、咳を止めなくちゃ。
     
     それに、台風の進路が気になる。
     
     

    ※ 信州の知人から送られてきた
      ソバの花。

清掃隊の隠れファン

2014-10-11 14:17:03 | 雑記


      私が歳をとったせいかもしれないが、
      飛行機や新幹線の、あの狭いシート
      にじっとしているのが耐えがたく
      なってきた。
      特に3人掛けの真ん中なんかになっ
      たら、憂鬱!!


      私の小さい体でさえそう思うのだか
      た、並みの大人はさぞかし苦痛だろ
      うと思うのだが、みんな、スマホや
      雑誌をみて、平然としている。


      というわけで旅嫌いにも発展するの
      だが、ゆいいつ気持のいいのが、
      新幹線の清掃隊の動きである。


      列車が入る前からホームに待機して、
      定位置(それが寸分の狂いなし)に
      ピタッと着く。


      乗客を送り出し、清掃に入る前は
      写真のようにお辞儀して、仕事に
      着手。

      
      持ち時間何分かは分からないが、
      (何分単位だった)
      一両に前と後ろから1人ずつ入って
      手際良くさっとシートの向きを替え
      たり、乗客の置いていったペットボ
      トルや雑誌などを回収する。


      いつかTVでみたことがあるが、
      これは日本独特のもので、
      どこかに訓練機関があって、
      彼ら彼女たちはそれを受けてから
      現場に立つのだそうだ。
      それが中国だか韓国に輸入されて
      いるのだとか。


      とりわけ要領がわるく、片づけの
      できない私にはもはや神業にちかい。
      (新幹線)に乗らなくても、
      わざわざ出かけていって見たいと
      思うほど。

      それにユニフォームも、いかにも
      清掃(?)風でなく、機能を優先
      して、しかもシャレているのだ。
      そう、私は新幹線清掃隊の隠れ
      ファンなのである。
      
      
          


      

      
      
  

まだまだ進化

2014-10-04 21:23:47 | 雑記


     先日、車を運転中、ラジオで
    「本日(10月1日)新幹線50年」
      と聞いて、驚いた。

     もちろん「え、そんなに経った?」
     という気持ちなのだが、
     東海道新幹線の開業は1964年
     10月1日だから、間違いなく
     半世紀である。

     ♪ビュワーン ビュワーン 走る
      青い光の超特急 時速250㌔
      すべるようだが走る
      ビュワーン ビュワーン 
      ビュワーン 走る

     わが家の(子ども向け)CDはこう
     歌う。

     開業当初の0系の最高速度210㌔。
     次の300系は270㌔
     現在、東海道新幹線を走る700系、
     N700系、N700A系の3種類。

     山陽の700系は285㌔、
     残り2種は300㌔
     だという。

     そして開業当時は「団子っ鼻」のよう
     だった車体も写真のようにとんがって、
     東京駅や上野駅にいくと、その形の
     奇抜さにびっくりする。


     さらに東海道新幹線は開業以来、死亡
     事故が起きていない。
     これと時間の正確さは世界に誇って
     いいだろう。

     狭い日本、そんなに急いでどこへ行く。
     
     こんなワルクチいって、私も帰省や
     取材で利用するが、確かに速いのは
     便利である。

     ※ 写真はN700系
      
     

台風襲来を前に

2014-10-04 16:18:01 | 雑記


      御嶽山の噴火には驚いたが、必死の
      捜索にも関わらず、まだ行方不明者
      がいて、落ち着かない。

      一方、明日からは大型台風が列島に
      近づくということで、捜索にも影響
      し、なお一層心配される。

      この悪天候のはざまにあって、私は
      まだ運動会を引きづっているのだか
      ら、笑われてもしかたがない。

      もう一回、運動会の思い出がある。
      中学2年生のとき、
      クラス対抗のリレー選手に選ばれた。

      中学2年くらいになると、女子は
      身体的にも変化があって、運動が
      得意な人でもあえて走りたがらない。

      そんななか、誰かが私の名前を挙げ
      た。多分、あいつツンとすまして
      本ばかり読んでいるから推薦したら
      面白いだろう、
      きっとそんな発想だったと思う。

      私はそれが分かるから、担任の先生
      の前で嫌です!!とはっきりいった。
      (走りが遅いのは誰でも知っている)

      そしたら先生が、
      「伏見、やってみろ」
      と簡単にいうではないか。
      (伏見は私の旧姓)

      そして予行演習の日、
      やぶれかぶれで走ったらそこそこ走
      れた。2番でバトンを引き継いで2
      番で次の人に渡した。

      こんなものか!!
      私の悪いクセが出た。

      翌日、運動会当日、
      当日はみんなすごい馬力で走るのね。
      (当然ではあるけれど)  
      あっという間に5番手に追い抜かれ
      ていた。

      私は悔しいというのでもない、恥ず
      かしいというのでもない、
      何といったらいいか。
      (それみろ、私なんかを選手に出す
       から)
      といった開き直りの気持にちかい気
      分で数日間を過ごした。

      そういえば、「借り物競走」で1位
      になった時も、うれしいことはうれ
      いいのだが、
      あっ、こんなものか!
      という気持ちの方が大きかったのだ。

      以降、(運動で)競争心のない私は、
      いまだにその気持ちを保持している。

      保守というか、頑固というか……。
      運動会の話題はこれっきり。
      おしまい、おしまい。

      ※(台風前にみせた空のいわし雲。
        七里ガ浜で)