一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

夏の終わり

2007-08-31 14:56:19 | 季節



    毎年、8月末におこなわれる地元の花火。
    家と家の間から撮ったので火事みたいに見えるけど、
    この季節のフィナーレを飾る花火です。

    これが終わると本当に夏は終わり。
    今年は、この花火がはじまる2~3日前に雨模様になって、
    このまま秋に突入するのでしょうか。 
  
    そして、あのうだるような暑さにはうんざりしていたのだけど、
    終わってしまうと淋しい気がするのもこの季節です。
    子供たちの夏休みも今日で終わり。

    子供の頃の、あのけだるいような、宿題をやっていない焦りと、
    友達に会える期待感がまじったような、そんな思いがどうしても
    重なってしまいます。

    
    
    

猫の引越し

2007-08-22 13:59:15 | 雑記

    ご挨拶がおそくなりましたが、この夏のはじめに猫たち(娘一家)
    が引っ越して、「砧の猫」から「鎌倉の猫」となりました。
    暑いので、猫も本棚の上やわずかな床を探して、これこの通り。

    そういえば一ヶ月前くらいに、「人の死を予言する猫」が話題
    になりましたが、あれからどうなったのでしょう。

    その猫は病院の3階に住みついていて、患者のベッドの上にあが
    って喉を鳴らしたり、そのまま丸くなって眠ってしまうらしい。
    すると、その患者は数時間後に必ず亡くなるのだとか。
    こうして、これまでに25人以上の患者の最期を「予言」したの
    だというのだが。

    「人の死を予言するのではなく、病院スタッフの動きの違いを
     見分けているのでは」
    「猫にはまだ知られていない第六感のようなものがあるのでは」
    などと専門家からコメントが寄せられているというのだけど。
    それにしても暑い!!
    

日傘の女

2007-08-14 18:08:06 | 季節



     連日35度を越す暑さ!
     猛暑はしばらく衰えそうもありません。
     
     大阪方面ではクマゼミが光ファイバー通信の家庭用
     ケーブルに産卵しようとして穴をあけ、通信を遮断
     する被害が多発しているとか。
     
     こんなニュースを聞くだけで暑いのですから、
     この絵の優雅さとはほど遠いです。

     絵はモネの「日傘の女性」
     

遺作

2007-08-09 16:22:38 | 読書



    大好きな作家、吉村昭が亡くなったのは去年の7月31日。
    ちょうど1年たつ。

    遺作となった「死顔」(新潮社)をようやく手に取った。
    それは小説であるけれども、著者の死生観がたしかに出ている。

    奥さんである津村節子氏のあとがきによると、
    点滴の管や首の下に埋めこんだカテーテルポートの針を自ら抜
    いて「もう死ぬよ」といったという。

    当時、新聞にも書かれた尊厳死。
    私も身近な人の死をいくつか見てきたけれど、最後まで
    こんなに意思的に生きられるものだろうか、と驚嘆を禁じ
    得ない。
    
    

貴婦人の指

2007-08-05 20:49:54 | 雑記
 


     暑中お見舞い申しあげます。
     連日30度を越すこの暑さ、お元気でしょうか。
     私は無理しないよう、食べることと眠ることに集中して
     この時期をのり越えようと思っております。

     ことに旬の野菜がおいしい。
     ナス、トマト、カボチャ、ニガウリ、枝豆、そろそろ
     新さつま芋も出はじめます。

     だいたい、ねばねば系の好きな私は、オクラが大好き。
     生で小口切りにしてもよし、さっと炒めてもよし、天ぷら
     も最高!
     オクラが「貴婦人の指」といわれることは知りませんでした。
     生産に馴染みがない(子供の頃は無かった)私ですが、散歩の
     途中、畑でオクラの花を見つけました。夕顔のような花でした。
     小指くらいのオクラがなっているの、写真でお分かりでしょうか。 

     では、お元気で。