一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

はてさて

2013-03-30 18:40:46 | 雑記


     いつだったか、ひょいとつけたNHKテレビで
     「雑談のすすめ」というのをやっていた。

     ちょっと観ただけなので前後の脈絡は分からない
     のだけど、人が他の人と接するとき、雑談が思い
     がけない効果を発するというような内容だった。

     例えば営業マンのトークでは、車とか保険とか、
     その商品がいかに良いものであるかを力説すれば
     いいというものではない。力を入れて話せば話す
     ほど警戒されてしまうという。

     また会社で社員のフリートークを禁止したら、
     ぎすぎすして、それが大きな事故につながること
     にもなった。
     (ある乳業会社の食中毒はお客さんからあったク
      レームを初期段階でおさえることができず、
      大事故に発展した)

     どんな小さなミスでも隠すことなく、それが上司に
     いえる環境づくりには、むしろ雑談が欠かせない
     のだそうだ。

     「雑談」というと、いかにも「雑」な感じがするが、
     要はコミュニケーションであろう。

     そういえば私にも心当たりがある。
     郵便局、銀行、歯医者、整骨院、美容院……
     最近いった生活にかかわる場所でも、客または患者
     とコミュニケーションを取りたがらない、または
     取り方が下手な所は、私にとってはバツ。

     たとえちょっとした買物、パンと野菜などでも、で
     きれば双方に(自分を含めて)余裕を持ってほしい。
     (無理して喋ることもないが、笑顔もコミュ二ケ―
      ションの一つ)

     
     もっと大きな買物でいえば自転車や車、生命保険の
     加入(これも1つの買物)、さらに仏壇、墓地、家に
     いたっては、決断にいたるコミュニケーションに
     すべてがかかっているような気さえするのだ。

     
     つまりいくら気にいった仏壇、墓地でも相手がイヤ
     なら購入しないということ。

     ああ、なんて単純!と思うけど、案外、人間のやる
     ことはそんなことで決まってしまうのかもしれない。

     コミュニケーションの取り方が上手くできなくて悩
     んだ私だから、よけいに敏感になったともいえる。

     ところがところがである。
     このところとみに感じるのは、自分が相手に気をつ
     かい過ぎて、いわずもがなのことまで云っていってし
     まい、自己嫌悪に陥ること。

     ちょっと喋りすぎたなあ、あんなこと云わなくても
     ……と思う場面が多くなった。

     相手との距離感がつかめないというか、やはり私は
     コミュニケーションが下手だなあ、と反省しきりな
     のです。
   

     
  
     

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-03-31 01:14:27
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす\(^▽^)/。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(。・・。)ポッ
返信する

コメントを投稿