2013年11月23日 福知山マラソンバス♪

今年も“福知山マラソン宴会付きバスツアー”を企画致しました。

乗車予定地=金剛(ダイエー金剛店前)・光明池駅北側(泉北1号線上り坂付近)
乗車時間=金剛5時⇒光明池5時10分
現地着=8時前後

・・・・・以下の44名が参加者です・・・・・6/30
◇はっちゃん・GUCCI・すーちゅん・エリーちゃん・康子ちゃん・クララちゃん・ゆかちゃん・CAちゃん・たにちゃん・あきちゃん・くーちゃん・りすちゃん・かおちゃん・みこちゃん(女子14名)
◆ちくりん・やすきちさん・すっちゃん・つっちゃん・たーさん・タマちゃん・ヒロちゃん・ジェリー・ムーさん・まっちゃん・ジャイアン・カズボン・みやちゃん・mickey・うーちゃん・nagiさん・ヤス君・ぐっさん・おーちゃん・いなっぷ・たかちゃん・モーリさん・とん吉さん・ふっちゃん・ヨシさん・スガちゃん・きゅうちゃん・ダッキーさん・Billyさん・千ちゃん(男子30名)

11月に再度案内致します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千鳥足

2013年 おんたけウルトラトレイル完走記♪

2013年7月14日行われた“おんたけウルトラトレイル100km”に仲間三名が出場しました。
壮絶な戦いに挑んだ物語です。
次に続く人の為に、完走記として残します。

ふっちゃん・OH!IEさん・HARUちゃん

◇ふっちゃん
狭山池の皆様、この度はおんたけウルトラトレイルの応援・激励のメッセージ本当にありがとうございました。
お蔭さまで何とか完走？完踏することができました。
18時間21分38秒

レースの方はそれなりに準備・練習もしたつもりで臨みましたが結果からすると甘く見てたのと初100km・初トレイルレースの経験の無さを痛感しました。
まずは靴の選択や装備から失敗でした。完走した人のブログや昨年のタイム等を見てるとそこそこ走れるコースと言う認識から普通のちょっとクッションが効くランニングシューズを選択。しかし当日はレース前から雨模様で下は滑るしコース上は8割がガレ場・石ばかりで、水を含んだシューズで石の上を走ると前半から痛くて、恐らく20kmも行かないうちにマメが潰れていたと思われ、まともに走れなくなりました。足裏をかばって走っているせいか少しずつ着地時に右膝に痛みを感じ、第一エイド32km地点手前から膝痛で走れなくなり何とかたどり着きました。とにかく食べれるときに食べようと思い、おにぎり2個とバナナ1本を食べていると雨が一層強くなりレインウエア着用と同時に目標を完走に切り替え、走れないのでゴールまでの68kmを歩く覚悟を決めました。とにかく次のエイドまでを目標にこの辺りはガレ場も少なく歩き始めなんでそれなりに元気に歩けました。44km地点に小エイドまでたどり着き、川の水をペットボトルに補給し、疲れてはいるものの歩いてるので休憩なしでスタート。少し歩いていると前を走っていると思ってたオーイエさんが後ろから笑顔で走ってきました。膝が痛かったようですが少し回復した様子で２～3分ほど話しながら歩きましたが軽やかに走って行きました。次のエイドがここから19km先で5kmくらいは平坦の歩きやすいコースなのですが、そこからエイドまでは標高2000mちかくまでガレ場をひたすら登るコースでとにかく長くて長くて歩けど歩けど進みません。登りのきついところは1㎞進むのに15分かかり石の上を歩くのが痛くて何度も心が折れそうになりましたが歩いてる人に話しかけたりしながら何とかやり過ごしました。第2エイドに着くと足はボロボロでドロップバッグに替え用の靴下を準備してたんですがここで足を見てしまうとかえってやる気が削がれると思いそのままにし、用意していたチョコレートとコーラを補給し制限時間も45分くらいの余裕しかなかったので10分も休憩せずに再び歩き始めました。一度止まると筋肉が固まってなかなか歩けない。。。しかもここから次のエイドまでの15㎞はひたすら登って下っての石だらけ、本気で何度も辞めようと思いましたが辞めるも何も全て自己責任の大会なので次のエイドまで行かないと辞めることすらできない。道中は明らかに熊のフンと思われるものあって、いつがけ崩れがあってもおかしくない場所も無数にあり何かあったらどうしようもないなーと思いながらも足を前に進めました（進んでませんが）
15時の制限時間対し14時10分に次のエイド76km地点到着。そうめん2杯とバナナ2本を補給。ここまで何とか来れてるのは走ってないせいか食べれるのと道中・エイドでは寝てる人も沢山い
たけど眠気は全く感じなかった。それより石を踏む痛さの方が大きかったのかもしれません。「あと24km！がんばれ！」と声をかけてもらうも「24kmて…1/4もあるやん」と思いながら、辞めるならここ→頑張ろうと何回も葛藤しました。でも狭山池から応援してもらっている中でここで辞める訳にはいかないので出発！何せここらは書くこともなく、とにかく同じことの繰り返しで「登る→下る→石踏む→痛い→辞める！→頑張ろう！」1000回は繰り返したかな（笑）泣きながら歩いてる人も何人かいて励ましあいながら何とか心が折れずに行けました。90kmのエイドで最後の水を補給し後10㎞！残り5kmで羽曳野から来てる女子と話しながら歩きました。これはホンマに気が紛れて助かりました。残り1㎞で先にゴールしているオーイエさんが迎えに来てくれて「狭山池のみんなも心配してるでー」って声をかけてもらった瞬間「辞めないで良かった…」と心底思い半泣きでした。ゴールした時は感動よりもやっと終わったと言う方が大きかったです。案の定、足裏は血だらけで爪も1枚剥がれてました。トレイルの100km・約70kmの歩きは長い…。歩いてるときは2度と出ないと思いましたが、翌日にはやっぱりUTMF行きたいなーと思っています。何とか権利とっといて良かったです。今回レースに出てマラソンやトレランは個人競技やのに狭山池のチーム力の強さを改めて実感しました。本当に応援したくれた皆様ありがとうございました。

◇OH!IEさん
昨年に続き2度目の「おんたけ」。トレイルといっても尖った石がゴロゴロしている林道でアップかダウンしかありません。恐怖の“The Rindo”です。
昨年は、体は元気なのに途中で膝痛により歩くことしか出来なくなり、80キロを歩き通すという不本意な結果だけに、今回は走って14時間切りを目標に臨みました。

狭山池のふっちゃん、HARUちゃんを含む5人で参加し、心強い仲間と共に深夜0時に良いスタートを切れましたが、20キロを越える辺りから膝に鈍痛が出始め、思うように走れずどんどん抜かされ、第1CPは昨年より1時間半も遅い到着でした。このほか、雨が降ったり、足首を捻ったり、ヘッドライトの交換電池が見つからず光量の落ちたまま走ったり、石を蹴飛ばし水溜りにどぼんと浸かるなど心折れる出来事満載でした。
32キロの第１CPから目標を完走に切替え、ゆっくりでもいいから「走ること」を目指しました。ガレのひどいところは、想像以上に膝に負担がかかり、あまりの痛さに歩きましたが、これときつい登りを除けば頑張って走れたと思います。
ふっちゃんと途中で会い、「歩いてゴール目指す」と言われた時は、昨年の自分を思い出し「絶対ゴールできるで」と元気に言いましたが、内心つらかったです。
第2CP（63キロ）過ぎた辺りでは、耐え切れず、レースで初めてのロキソニンを服用。これで最後までだましだまし進むことができました。最後の10キロは同行した仲間（狭山池外の方）と一緒になり、元気をもらい、同時にゴール！こんな経験も初めてでした。
結果、昨年より1時間以上遅い16時間49分でしたが、最後まで走れたこと、夜は「満天の星空」を、昼は「雄大な御嶽山」を眺めながら走ることができたのは最高でした。10時間台でゴールしたHARUちゃんは、夜が明けてから快晴になる前にゴールしたため、御嶽山はガスに包まれたままで、見ることはなかったそうです。

ゴール後は、ふっちゃんのゴールが待ち遠しく逆走して迎えに行き、「感動の出会い」を想像していましたが・・・何故か女子と一緒で・・・まあ、楽しいことがないとつらいもんね。

同行5名全員完走で祝杯をあげることができました。

さて、今年は、2月にフルマラソンが終わるとすぐにトレラン対策に取り掛かり、トレーニング＆レースを繰り返したため、膝に限界がきたんだと思います。2週間前のサロマは何とか持ちこたえましたが、“The Rindo”には通用しませんでした。

けど、翌日は、膝への負担は気になりながら、最後の無理を押し通して、念願の御嶽山登山へ（ふっちゃんは仕事のため泣く泣く帰途へ）。御嶽山は我々だけでなく、レースに出た人達で溢れかえってました・・・
時間の制約から先行したHARUちゃんが最高峰（3067ｍ）から折り返して出会うところまで登ると決め、御岳神社（2936ｍ）まで登ることができました。昨日通った山々を見下ろし、景色の素晴らしさには大満足でした。

「おんたけ」で今シーズンのウルトラ＆トレイルは終了です。一緒にトレーニングにお付合い頂いたり、応援や励ましの言葉をたくさん頂きありがとうございました。また、UTMFではサポーターをして頂いたたけっちゃんには感謝で一杯です。
この夏は、レースはなくゆっくり休みます。（トレーニングは続けますが）
来シーズンはまだ未定ですが、また新たなチャレンジをやっていきたいと思います。

ふっちゃん、HARUちゃん、お疲れ様でした。せっかく得たチャンスです。来年はUTMFを是非目指して下さい！

◇HARUちゃん
１４日にレースに参加された皆さん、お疲れさまでした。

報告遅くなってスイマセン(>_<)
ＴＥＲＡちゃんの速報どおり、１０時間５３分３２秒で２１位という記録でした。

あくまで今年の目標は１０月の大阪マラソンで自己ベスト、１１月の関西実業団駅伝でベストを尽くすことなので、
今回のおんたけは今やっている走り込みに影響が出ないように、特にピーキングはせず「追い込まない、頑張りすぎない」を
絶対条件に、走りこみのつもりで参加しました。

ふっちゃんやＯＨＩＥさんの完走記の後に、そんな気持ちで参加したボクの感想を書き込むと、
おんたけウルトラトレイルの過酷さが薄れてしまいそうで申し訳ないのですが、『狭山池夕焼ラン』のシャツを着て
「こんなレースをしたやつもいたんやぁ」的な感じで読んでいただければ幸いです。

レースの方は、走れるトレイルと聞いていましたが深夜のガレたトレイルは予想以上に走りにくく、下りは雨で滑りやすくなっていて、
ほとんどペースが上がりませんでした。（転倒して泥だらけ、キズだらけのランナーがたくさんいました。）
２０～３０ｋｍぐらいで足も重たくなり、睡魔との戦いもあって、フラフラしているところを
後ろのランナーに声をかけてもらって目が覚める、という事もありました。
そんな前半５０ｋｍのタイムが６時間ジャスト。

残り半分となった事で気合も入り、不思議と走れるようになりました。ウルトラはやはり復活がありますね。
第２ＣＰ（６３ｋｍ）で順位を確認すると、まだ５０人も来ていないということで俄然気合いが入り、
そこからは落ちてくるランナーを抜きながら第３ＣＰ（７８ｋｍ）で２７位。残り２０ｋｍちょっとで今のペースなら
１０位代も狙えるだろうと思いましたが、あと一歩及ばずでした。後半は走り続けて４時間５３分ですが、
距離が怪しいなと思ったらＯＨＩＥさんいわく、レースは９７ｋｍぐらいとのことです。

おんたけウルトラに参加した人のブログ等を見ていると、レースのレベルは高そうだと感じていたので、
特にピーキングをしていない状態での今回の結果は満足です。さすがに筋肉痛はありましたが、追い込んでいないので
それほどダメージも無く、翌日は御嶽山で次走の富士登山競争を想定したトレーニングもできました。
山頂の剣ヶ峰は３６０度の大パノラマ。ちょっとだけ頭を出した富士山を見ることができました。
レース中ヘッドライトを消して見上げた満天の星空、突然現れるエメラルドグリーンの川など、おんたけの自然を満喫した３日間でした。

今回、秋の目標に向かって良いレースができました。今月と８月いっぱいはしっかり走りこみます。
狭山池に行ったときは皆さんまたよろしくお願いします。

最後になりましたがＯＨＩＥさん、往復の運転や宿の手配ありがとうございました。
ふっちゃんも初ウルトラ・トレイル完走の感動をありがとうございました。また一緒に行きましょう！！
応援してくれた狭山池の皆さんありがとうございました。レース中しんどくなったとき
本当に力になります。この場を借りてお礼申し上げます。