2014年7月27日行われた奥武蔵ウルトラマラソンに6名が出場しました。
当日は灼熱と雷雨に見舞われ苦し楽しの大会になりましたが、78Kの道のりを楽しんで走れたそうです。
結果
★Mickey=9:00:25・・・・・・年齢別50位/236名完走・・・男子203位
★OHIEさん=10:33:07・・・・年齢別205位/321名完走・・・男子503位
☆あっちゃん=10:33:06・・・年齢別64位/112名完走・・・女子111位
☆はっちゃん=10:42:33・・・・・年齢別29位/65名完走・・・女子119位
★きゅうちゃん=10:43:18・・・年齢別223位/321名完走・・男子541位
★つっちゃん=38km(DNF)
「OHIEさん完走記」
ウルトラランナーの間では知る人ぞ知る、通称「オクム」と呼ばれる「ヘンタイさんの真夏の祭典~奥武蔵ウルトラマラソン~」
Mickeyさん、はっちゃん、つっちゃん、きゅうちゃん、あっちゃんと健闘を誓い各々のペースで走り出します。
このコース78キロと100キロにも満たない距離ですが、近所の練習コースに例えると狭山池から天野街道を経由して滝畑に行くまでにサイクルスポーツセンターの坂を2回上り下り、滝畑から蔵王峠の上りを5回、下りを5回するぐらいの感覚。暑さ、距離、アップダウンが本当にエグイ。
約23キロまでは2回峠を超えることに加え、日差しを遮るものが無く、滝汗状態。シューズに汗が落ちてジャブジャブ鳴ってます。
23キロ以降は緑多く、木陰があるものの、エグイ上りが延々49キロまで続きます。
一時はMickeyさんと一緒に走っていたものの25キロ過ぎから、脱水、ミネラル不足で足が攣り始め、走れない状態となり、一人旅。息も上がり、どうしようもなくひたすら歩く。つらさも相俟ってリタイアも頭をよぎっていたその時、確か30数キロにある石碑の前で手を合わせているランナーがいて、こんなことを思い出しました。
それは、2008年8月北海道でトランスエゾ555キロのレース途中、事故で亡くなった女性ウルトラランナー「会田順子さん」を偲ぶ石碑「織姫岩」。
石碑には以下のような碑文があります。
『懐かしい友人との再開を喜びあう奥武蔵。
私は狩場坂付近が一番好き。
涼しい緑の木陰のトンネル。
見上げると青い空が近い。
走れる幸せに感謝します。
2000年8月 会田順子』
走れる幸せ・・・
リタイアなんて考えていた自分が恥ずかしく、情けない。
体が動くならとにかく前へ進み、ゴールを目指そうと。
石碑の前で手を合わせて、コースに戻りゆっくり歩き回復を待ちます。
エイドはほぼ3キロ毎にあり、十分給水するのですが、出る汗に追いつかずなかなか回復しないまま40キロ手前に差し掛かったころ、恵みの雷雨がきました。緑のトンネルを突き破って滴る雨。坂を川のように流れ足元から頭に至るまで十分に体を冷ましてくれました。徐々にですが、これまでの攣りも消え、体も足も楽になりウソのように走れるようになりました。止まると寒いくらいです。
50キロ半ばからは完全に復活、猛追。下りを重力に任せて転がっていきます。
追い抜かれていたきゅうちゃん、はっちゃん、あっちゃんと次々に追いつきます。
リタイアしていたつっちゃんにもエイドで会えました。
最後3キロはあっちゃんと併走し、一緒にゴールすることができました。
感無量! 真夏の祭典を十分堪能することができました。つらい記憶は忘れそうです。
狭山池の皆様、応援メッセージありがとうございました。いつもいつも励みになります。
当日は灼熱と雷雨に見舞われ苦し楽しの大会になりましたが、78Kの道のりを楽しんで走れたそうです。
結果
★Mickey=9:00:25・・・・・・年齢別50位/236名完走・・・男子203位
★OHIEさん=10:33:07・・・・年齢別205位/321名完走・・・男子503位
☆あっちゃん=10:33:06・・・年齢別64位/112名完走・・・女子111位
☆はっちゃん=10:42:33・・・・・年齢別29位/65名完走・・・女子119位
★きゅうちゃん=10:43:18・・・年齢別223位/321名完走・・男子541位
★つっちゃん=38km(DNF)
「OHIEさん完走記」
ウルトラランナーの間では知る人ぞ知る、通称「オクム」と呼ばれる「ヘンタイさんの真夏の祭典~奥武蔵ウルトラマラソン~」
Mickeyさん、はっちゃん、つっちゃん、きゅうちゃん、あっちゃんと健闘を誓い各々のペースで走り出します。
このコース78キロと100キロにも満たない距離ですが、近所の練習コースに例えると狭山池から天野街道を経由して滝畑に行くまでにサイクルスポーツセンターの坂を2回上り下り、滝畑から蔵王峠の上りを5回、下りを5回するぐらいの感覚。暑さ、距離、アップダウンが本当にエグイ。
約23キロまでは2回峠を超えることに加え、日差しを遮るものが無く、滝汗状態。シューズに汗が落ちてジャブジャブ鳴ってます。
23キロ以降は緑多く、木陰があるものの、エグイ上りが延々49キロまで続きます。
一時はMickeyさんと一緒に走っていたものの25キロ過ぎから、脱水、ミネラル不足で足が攣り始め、走れない状態となり、一人旅。息も上がり、どうしようもなくひたすら歩く。つらさも相俟ってリタイアも頭をよぎっていたその時、確か30数キロにある石碑の前で手を合わせているランナーがいて、こんなことを思い出しました。
それは、2008年8月北海道でトランスエゾ555キロのレース途中、事故で亡くなった女性ウルトラランナー「会田順子さん」を偲ぶ石碑「織姫岩」。
石碑には以下のような碑文があります。
『懐かしい友人との再開を喜びあう奥武蔵。
私は狩場坂付近が一番好き。
涼しい緑の木陰のトンネル。
見上げると青い空が近い。
走れる幸せに感謝します。
2000年8月 会田順子』
走れる幸せ・・・
リタイアなんて考えていた自分が恥ずかしく、情けない。
体が動くならとにかく前へ進み、ゴールを目指そうと。
石碑の前で手を合わせて、コースに戻りゆっくり歩き回復を待ちます。
エイドはほぼ3キロ毎にあり、十分給水するのですが、出る汗に追いつかずなかなか回復しないまま40キロ手前に差し掛かったころ、恵みの雷雨がきました。緑のトンネルを突き破って滴る雨。坂を川のように流れ足元から頭に至るまで十分に体を冷ましてくれました。徐々にですが、これまでの攣りも消え、体も足も楽になりウソのように走れるようになりました。止まると寒いくらいです。
50キロ半ばからは完全に復活、猛追。下りを重力に任せて転がっていきます。
追い抜かれていたきゅうちゃん、はっちゃん、あっちゃんと次々に追いつきます。
リタイアしていたつっちゃんにもエイドで会えました。
最後3キロはあっちゃんと併走し、一緒にゴールすることができました。
感無量! 真夏の祭典を十分堪能することができました。つらい記憶は忘れそうです。
狭山池の皆様、応援メッセージありがとうございました。いつもいつも励みになります。