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元気百歳

2013-12-24 04:04:57 | 暮らし
国際長寿センターという組織が「元気百歳」という冊子を出している。先日銀行に振り込みに行った際、もらってきた。長寿国ニッポンのデーターが出ていた。それを読んでいると、私にも100歳が可能なのかもしれないと思えてきた。絵を描いて、自分という人間にたどり着くには時間がまだまだ足りない。これが現状なので、嬉しくなった。2050年の百歳以上人口は68万人というから、それに入ればいいということだ。すごい数ではないか。平均寿命がさらに伸びるというのは素晴らしいことだ。現在60歳から64歳の人口が850万人くらいの同世代として今生きている。64歳の50人に一人くらいは、100歳になる計算のようだ。クラスに一人なら何とか成るかもしれない。絵が描ける100歳を目指して頑張りたい。

冊子によると、健康状態は普通以上の人が8割。収入は若年層と大差なく、年金から7割を得ているという。高齢者の8割は介護の必要がない。60歳以上の就労者の労働の質は標準以上ということだ。特に良い絵を残している絵描きの場合、60歳からが本番になったという人が多い。絵を描くということが、自分という人間に至ることだとすれば、当然自分という人間が総合的に出来上がらなくてはならない。人間が人間になるということには時間がかかる。長生きできるかどうかも、自分の絵に到達できるかどうかの重要な要素になる。また、芸事を持っているということが長寿には大切ということもデーターに現われている。絵を描くというのは、体力を使う訳ではないが、頭は結構使う。20分絵を描くと、あとは何もできないほど疲れてしまうこともある。あまり長く描き続けていると、独特の人格になる。だから絵ばかり描いている絵描きと会うと、見た感じで大体に絵描きだと分る。人間的にはおかしなものになる場合もある。私もそう言われることがある。

職人さんが職人さんと見た目で分るということは、悪いことではない。お百姓さんとも似ている。大体に偏屈である。人との会話が成立しないで一方的である。これも私自分自身のことなのだが。人の話を上手くきけなくなる。自分の言いたいことは膨らんでくるのに、人の意見が理解できなくなる。これはボケの一種だ。年をとることでは認知症が一番心配なことらしい。急速に増加して、2035年には376万人になるそうだ。良い絵を描いていたSさんが、認知症で絵を止めたという話を聞いた。絵を描いていたから、認知症の進行が遅れていたが、ついに限界に来たということらしい。絵を見ても認知症ということは、全くわからなかった。今考えてみると、認知症だからこんなに一途な絵がかけたのかと思えた。ブログはどうだろうか。認知症は現われるのだろうか。専門医が見れば、分るものだろうか。モネの晩年の絵が、白内障だったということが絵に現われているという医師の判断がある。長寿にはストレスは必要なものだと思う。

私が百歳長寿の為にやっている事は、まだ、36年経たないと結論が出ないので何とも言えないが。一応上げて置き、36年後に読んでみたいものだ。
1、体重を安定させる。標準体重ではなく、自分なりに体調の良い体重を知る。体重は毎日必ず計る。
2、内観法で身体のチェックも行う。心理療法ではなく、自分の体の状態を確認する。
3、自給の農作業をする。ゆる体操を風呂で行う。身体を温めて、身体をゆるめる。
4、体を温める。足を冷やすことが良くない。夏でも靴下は何枚もはいている。
5、小食である。夕食は食べない。高校生の時は、45キロであったから、今は10キロそれよりは多いが、これよりは減らさないようにしている。
6、頭を使う。絵を描く。絵を描くのは、訳が分らないのでいい。結論はないし、修行のようでもあり、出来ないでも気分が爽快である。

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