地場・旬・自給

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私たちの暮らしとグローバル経済 

2006-10-06 04:42:28 | あしがら農の会
<10/7 12:30開場 13:00開始>場所:スペースオルタ 新横浜
◆シンポジウム【 神奈川発:私たちの暮らしとグローバル経済 】
 パネリスト:「遺伝子組み換え食品と食の安全」
         安田 節子氏(食政策センター「ビジョン21」代表)
       「神奈川の軍事基地と経済」
         田巻 一彦氏(NPO法人ピースデポ・理事)
       「神奈川に住む在日外国人の現状と背景」
         島本 篤 エルネスト氏
        (多民族・多文化共生教育連絡協議会事務局長)
 
 コーディネーター:佐久間 智子氏
        (「環境・持続社会」研究センター(JACSES)理事)

 活動事例報告:NPO・あしがら農の会、かわさき生活クラブ生協、女
 性・市民信用組合設立準備会(WCC)、A SEED JAPANエコ貯金プロジェクト


明日新横浜であるシンポジュームです。農の会の活動について、報告して欲しいということで出かけてゆく。本来、若い人達に、こうした集まりに出て行ってもらいたいと、考えている。人との出会いが、とても大切だと思うからだ。農の会のことを、報告するとなると、一体どう説明すればいいだろう、と言うことでその全体を考える機会になる。その意味でも、私以外の人に参加してもらいたかった。

足柄平野から外には出ない。これをモットーにしている。よほどのことが無い限り、都会で行われる集会には出ないことにしている。キリが無いし、暮し方が違いすぎて、話があわないという事も多々ある。それと、おこがましい考えだが、足柄平野を充実させてゆきたい。この地域に暮しながら、活動をこの地域の外に置いている、有能な方々がいる。外の世界で、どんどん活躍できるのだからそれもいいが、結果、この地域内が手薄になる。

どんなにささやかであれ、この地域の中のことに専念したいと考えている。小野田さんのご意見にあったように、生活者として全ての事にかかわりたいと思っている。都会での集まりは、観念的になるから物足りない。地域での活動と言うのは、そんなこと言ったって、お前の庭は草だらけじゃないか。と言うところから話せるからいい。理屈だけの者は、通用しない。生活者は、だれでもせいかつしているのだから偽者は居ない。あるのは深いか、浅いかだ。

今回は、農の会で行われている、市民農の活動を話したいと思っている。「お茶の会」「田んぼの会」「大豆の会」「苗の会」この仕組みを、報告したいと思う。どの活動も何処でも可能な仕組みだと思う。ところが、実際には、ここまで市民自身が行う形では行われていない。
農の会の活動が本質に踏み込んでいるのは、最初から終わりまで、段取りの全てを、市民自ら行うところにある。「地場・旬・自給」を生活者の手に、取り戻すことがいかに簡単か。誰にでも出来るか。やらないのはやる気がないからであることを、主張してきたのが、農の会だと思っている。

実はこの一歩は、大きな一歩だ。この違いは、大きな違いだ。

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