中野市のT支部におじゃましました。4月に市会議員の選挙があります。そのための行動計画を一緒に考えました。
中野市では、国保料管轄が県に移行されるのをきっかけに、なんと平均6万円値上げが予定されています。共産党では、一般会計から繰り入れをして値上げを押さえろと要求して、署名運動も始まっています。
そこから発して、暮らしの問題がたくさん出されました。
民生委員をしているAさんからは、住民のくらしのしんどさの実態が報告されました。
病院にも行けない、暖を取ることもできずマスクをして襟巻と厚着で家に居るという方。年金月35000円の暮らしだといいます。生活保護の相談に乗っているということです。
また、会議に出ていたAさんは「年金では足りなくて、わずかな貯金を崩しているが目減りの一方。貯金がなくなる前に死にたい。それが願い」と言いました。
私は、悔しくて悔しくて、涙がこぼれました。
一生懸命生きてきて、なんでこんなみじめな思いをしなくていけないのでしょうか。心底、腹が立つ。
同時に、私は暖かい家があり、病院も心配なく行けて、おいしいものも食べれてる、そのことが心を痛めたのです。不平等だ!
何のために税金を納めているのか。みんなで収入に応じて出し合って、みんなが人間らしく暮らせるために分配するのが税金ではないか。
大金持ちには税金をまけてやって、貧乏人からは容赦なく取り立てる。首相は税金の泥棒同然のことをして、居直っている始末。
地方自治体は直接住民と関わる最前線だから、住民を守る立場を貫いてほしい。
中野市の学童も長野市に倣って値上げするそうですが、「なぜ上げるか」への市の担当者の答弁は「利用しない人もいるから平等でなくなる」と言ったそうなのです。
よくもっともらしく使われる理屈ですが、もっと、平等の真の意味、福祉の何たるかを勉強してほしいですよ。国と同じことを言わないで。
「共産党の議員を落としてはならないねえ、欲得なしに働く宝の議席だ。頑張ろう!」と、得票目標や行動計を立てました。