中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

党上野事務所の引っ越しでした。新しい参議院選挙の本拠地です。

2013年03月20日 16時15分36秒 | 活動日誌

 

 党上野事務所の引っ越しでした。

 新しい事務所は、同じ通りの10メートルばかり南に降りたところで、すぐ近くへの引っ越しです。

 だから、リヤカーで荷物を運びました。

 

 二階の冷蔵庫や茶ダンスはクレーン車が出動です。重機を持っている後援会委員のHさんがやってくれました。

 

  新しい事務所は、古い事務所の3倍はあるようです。本当に広くなりました。

 

  1階は、30畳ほどの事務室と、8畳の和室、それに台所とお風呂、トイレ。

 2階は、続きで8畳のへやが2つ、離れて6畳が一つと3部屋あり、プラス、ダイニングキッチンとお風呂にトイレです。1階にも2階にも、台所と風呂トイレがあります。(風呂は使わないけれども)それがうれしい。しかも、2階の台所は食堂にできる広さがあります。

 収納庫も十分あります。地元の支部が運営管理しますが、市議単位でこれだけの事務所を持っているところは多くはないと思いますね

 

 仕事をしながら、「ここは相談活動で使える」「あんなこともやってみたい」「こんなこともやれるね」と、皆さん意気揚々です。「こんなに部屋があるのだから、貸出するか」とのジョークも飛び出しました。

 メイン通りに面した南向きのいい場所です。お近くにおいでの際はぜひ、お立ち寄りください。

 

 

 2時ごろ、一定の引っ越しは終わって、あとは細かい片づけ。一応一区切りつけて、昼食を兼ねたご苦労さん会をしました。大勢でやるとすぐ終わりますね。

 原田市会議員からあいさつです。「参議院選挙はここが本拠地。頑張ろう!!」「おーー!!」「かんぱーい!!」

 ふ――、疲れた。明日は筋肉痛かなあ・・・。さっそく、「引っ越したんですってね」との、ご近所お方からの声がけがたくさんありました。うれしいですね。

 

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子育て相談会でした。

2013年03月19日 15時00分36秒 | 活動日誌

雪割草が咲きました。

 

 

 新婦人の子育て小組が開いた「子育て相談会」の講師でした。

 春休みなので、幼稚園に通っている上のお子さんも連れてきて、にぎやかな相談会となりました。

 皆さん、いろいろなことで困っていました。

 

 

 「寝起きが悪くて困る」

 「生活リズムができず、朝は9時、10時までねていて、夜は10時、11時に寝る、寝る前になってラーメンなどおなかいっぱい食べてしまう。朝は食べない。機嫌が悪い」

 「3才の兄が下のこの世話をしてくれるのはいいのだが、たたいたりひっぱたいたりで、つい怒ってしまう。ものの取り合いが激しくて困る」

 「ピアノをやっているので毎日練習させているが、いうことを聞かないこともあり、お金がかかっていると思うとイライラしてしまう」「うちは英語を習わせている」

 「男の子二人、スーパーでの騒ぎはない。店の中を飛び歩いている。先日は『いまどきの親は怒らないからダメだ。代わりに怒ってやる』と、知らない人が子どもを怒鳴った。怒っているけどいうことを聞かない。家に帰ってきて、こっぴどく怒った」

 これは切なかったね、おかあさん。

 

 などなど・・・・・。

 

 どの悩みも、どの親も経験してすることで、特別のことではありません。

 そして、必ず理由があります。

 人間の体の働きの科学性を知って上手に対応すれば、生活リズムは簡単に治せて好循環になるし(はじめ根気は必要だけど)、また、2才児、3才児の発達的特徴をつかんで接すれば、行動も理解できるし、怒りも半分ですむと思いますよ。

 習い事もまったく否定はしませんが、6歳ごろまで発達で一番大事なことは何かをつかんで、それを見失わないようにしなければ。あそびと暮らしが大事。経験が大事。感動と共感が大事。

 その上でピアノなら、まず大事なことは好きになることではないかな。一週間に一度、先生のところでピアノを触ってくるだけでいいとかんがえれば気が楽。「好きこそものの上手なれ」です。

 

 皆さんの共通した悩みは、「怒るまいと思っても、いつも怒ってばかりいる。  そうすると、自分が嫌になり、落ち込んでしまって子育てに自信をなくしてしまうのです」でした。そして、毎晩、寝た子を見ては「明日はいいお母さんになるからね」と涙する、優しい素敵なお母さんたちです。

 

 今の子育て環境では、イライラして当たり前すぎるくらい当たり前で、おかあさんたちが気の毒です。新婦人の子育て小組に入っていればまだ救われますが、孤軍奮闘の子育てを強いられているではありませんか。

 近所にちょっと先をいっているお子さんがたくさんいれば、自然と発達は学ぶものです。「ああ、あの子もこんなことしていたな。うちの子もだいじょうぶだ」と。

 おばあちゃんがいたり、子どもを見守ってくれる大人が近所にたくさんいれば、おかあさんは子育ても応援してもらえます。でも、今は、なかなか難しい。

 

  人間の子育ては学ばないとできません。親の力は備わっているものではないのです。それだけ、人間は賢い存在なのでしょう。

 若い方の子育てのお手伝いができることが、私はうれしい。私も新婦人の仲間です。ボランテァでどこでも飛んでいきますよ!!

 

 ああ、それから、難しことなんだけど、後悔する怒り方をしてしまったときは(生身の人間なんだからあって当たりまえ!)、「ごめんね」という勇気があれば、子どもはすっきり、やっぱりお母さん大好き!ってなるよね。きっと。

 ところで、私はその昔、「ごめんね」と言えたのだろうか????んーん。今は、けっこう優しいばぁばだけどね!!

 

 

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人間だけの動作。エネルギー自立地域バーゼル。

2013年03月18日 13時59分58秒 | 活動日誌

 

 

 昨日の予告とおり、午前中は孫を連れて小児科へ。 喘鳴があるので吸入もしてもらい、それからずっと子守です。

 

 5か月半になったので、ゆさぶり遊びが大好き。きゃっきゃと声を上げて喜びます。片手に持ったおもちゃをもう一方へ上手に持ちかえることができるようになりました。

 手がとても自由に動くようになりました。

 体の正中線でものを持ちかえることができるのは、実は人間だけなのです。しかも、乳児期後半に移行する時の大きなエネルギーを出すこの時期、寝返りをする頃しか見ることができないのですよ。

 とても不思議なことですね。

 先んじて、4か月ごろの赤ちゃんが両手を胸の上で合わせて遊ぶことも、人間だけの動作なのです。

            

           :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

   

  さて、子守をしながらできることは読書くらい。それも寝ているときに。

 

 「欧州のエネルギー自立地域」(学芸出版社)に世界中の進んだエネルギー政策を持つ自立地域が紹介されています。

 

  スイスでも先進をゆくバーゼル都市州のエネルギー政策もありました。人口19・2万人のドイツ、フランス、スイスの国境に接している街です。。

 バーゼルでは再生可能なエネルギーは全体の33パーセント。電力は100パーセントで、熱供給は15パセント。CO2は90年比でマイナス11パーセントです。

 バーゼルは州営のエネルギー会社IWBを持っており、100パーセント、原子力のない再生可能な電気供給を行っています

 環境定期券、補助金税、節電税など、様々な取り組みを行って、地域暖房網に力を入れています。

 環境定期券というのは、年間700フランで北スイスのどこでもすべて公共交通は乗り放題。州民の4割が利用しているそうです。

 バーゼルでは、トラムやバスは、どんなに客の少ない時間でも、15分に一台は来る。住民の95パーセントが停留所から350メートル以内に住んでいるのだそうですよ!!公共交通網が発達しているのですね。まさに自家用車を減らすには、これですよね!

 

  2010年、とても寒さの厳しかった冬です。エネルギーもたくさん使ったことでしょう。しかし、バーゼルはスイス全体よりずっと成績が良かったのです。消費電力を減らしながら経済成長も遂げました。

   

              スイス全体           バーゼル

    経済成長率  プラス2・6パーセント     プラス 3・1パーセント

    消費電力   プラス4パーセント       マイナス1・1パーセント                    

 

  今、バーゼルの一人当たりのCO2の排出量は 4000Wです。長期展望で2000W社会を目指しています。

 2050年までに2750Wまで、さらに2075年までには2000Wまで減らすビジョンを持っています。

 6000Wから4000Wまでは比較的簡単だったが、だんだん困難度がまし、2000Wまで持って行くには相当の対策が必要とのこと、想像に容易です。

 2000W社会化のためにかかるコストは年間2300万フラン、一方石油に支払われている額は年間なんと3~4億フランということです! 地場エネルギーをどれだけ多く使うかが、経済効果も大きくするのです。石油を購入するお金は外へ出るばかり、地元の経済活性化にはつながりません。

 

 こうした自治体、または国あげて断固やりきると挑戦する姿勢は、本当に大したもので、ヨーロッパ諸国とくらべて我が国の緊迫感のなさ、自分だけが良ければいいとの姿勢に恥ずかしくなるばかりです。

 

 バーゼルのエネルギー政策は、70代の原発反対運動に端を発していることも、注意深く見ることが大事と思いました。スイスは2011年に脱原発を決めています。

                             

 明日は、新婦人の子育て小組の学習会の講師です。孫には保育園にいってもらわなくっちゃ!!治ってね

 

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訪問活動をしました。「TPPは・・・共産党がんばれ」

2013年03月17日 21時32分27秒 | 活動日誌

庭のフクジュソウが咲きました。

 

 

 原田市議、支部のKさんと3人で訪問活動でした。

 話題はTPPでした。農家の皆さんはほんとに怒っています。「共産党、何とかしてください。選挙はこの人は共産党と書くのですね。こちらは唐沢さんね。しっかり応援します」と、どなたも票は約束してくれました。

 我が家では医療の破壊になると、家族中で怒っています。

 私の家族親戚は、医療従事者が多いのです。夫、娘夫婦、末娘、離れていますが実家の石巻の義妹もその娘の姪も看護婦です。

 

 医療費の負担がどれだけ大変か、日本の優れた皆保険があっても、病院に行けない人がどれだけたくさんいることか。

 狭心症の発作を持っている方が、手術をするお金がなく、病院にもこなくなった。一時しのぎの薬でごまかしながら肉体労働をしていましたが、心臓破裂で亡くなった話も聞きました。そうなるとわかっていても、病院に行くお金がなかったのです。

 

 心臓カテーテルの手術は、3割負担で30万から50万、それ以上かかることもあります。高額医療制度の適応で、収入によって限度額が違いますが、6万から8万円ほど払えばいいのです。しかし、6万円でも国民年金の最高額に相当するではありませんか。

 

 私もこの手術を受けていますが、あまりの高額に「お金がなければ病気になれない」と実感しました。

 その上、毎月の薬代です。

 皆保険でさえ、こんな状態です。せめて子どもやお年寄りの医療費を無料にしてほしい。これは、深刻で切実な願いになっています。

 しかしTPPは皆保険を壊して混合医療を広げ(自費負担の医療)、アメリカの保険会社や製薬会社をもうけさせる仕組みです。

 命に係わるTPPは断固として交渉中止させなければなりません。

 

                               

 

  さて、孫が保育園に入ってから間もなく風邪をもらって、それからずーっと治りません。ミルクもも飲むし元気はいいのですが、咳、鼻水が続いています。一日は熱も出しましたね。

 保育園では、一番小さいこのクラスの子たちは、みんなズルッと鼻水をたらして風邪が蔓延です。

 保育園に入って1年くらいの間は、集団に入ってだれもが受ける洗礼ですから、丈夫になりるためには仕方がない。風邪をひきながら免疫を作り丈夫になってゆくのです。

 

 孫は、熱が出た日、一日は休みましたが、鼻水を垂らしながら登園していました。

 しかし、昨日から咳が激しくなり、今朝は喘鳴が聞こえるようになりました。気管支炎かも。

 明日は受診です。いくら父母とも医者であっても、ここは専門の小児科にいくべきと両親も判断しています。私もそう思います。特に自分のかわいい子どもは、診断に狂いが生じることも無きにしも非ず。

 

 それで、明日は会議も欠席して、孫の受診と面倒を見る日としました。

 わが子を育てるときは、病気の子を連れて出勤したこともあります。保育園仲間や医療生協の組合員さんに助けていただいたこともあるし、熱があっても「なんとか!仕事休めないのです!」と、保育園に頼みこんだこともあります。

 だから、娘夫婦のそばに住んでいるので、できるだけのことを応援したいと思っているバァバです。

 孫の世話という足かせはあるけれど(それも実にしあわせ!)、孫のためにも政治革新のために、私は頑張りたい。

 

 

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女性のつどい実行委員会。続いて女性のつどいプレ集会「バイオリンコンサート」。

2013年03月16日 15時45分21秒 | 活動日誌

 

 長水女性のつどい(5月12日)の実行委員会、そのあと、プレ集会のバイオリンコンサートを開きました。

 女性の力を発揮して、参議院選挙に向かおうと、女性ならではの華やかで楽しい企画です。

 「つどい」も「コンサート」も私が実行委員長を務めさせていただいています。

 

 実行委員会では、5月12日の計画の具体化が進みました。新しい実行委員も増えて、うれしいこと。「楽しくやろう」と盛り上がりました。

 

 コンサートは、会場が大島博光記念館という、平和のコンサートには最高の場所だったと思います。壁には大島博光さんの詩が飾ってあり、ピアノもあってすてきなところです。

 バイオリニストは飯島千鶴さんです。トークを交えて楽しいひと時、心が豊かになったコンサートでした。

 3月で、今日はちょうど小中学校の卒業式です。年度末で何かとお忙しいのに、50人以上の方が来てくださいました。しかも、共産党の催しは初めて参加、との方も何人もお出でになりました。「今日は来てよかったです」とおっしゃっていただけました。

 

  コンサートの前に同じ敷地内のはなやで軽食を取りながら、おしゃべり時間をもちました。真ん中に唐沢ちあき選挙区予定候補を囲んで。私は向かって一番右。

 

ざっくばらんで素敵な飯島さんでした。最後に、ピアノとバイオリンの伴奏で、「見あげてごらん夜の空を」と「川の流れのように」を全員で合唱しました。

皆さん、幸せそうなお顔でしょう?

「そこらにいる人、集まれ―」

  

 イヌフグリがたくさん咲く春になりました。うたの「イヌフグリ」が浮かんできて、「戦争は嫌だ」と強く思います。

 今日はみなさん、きれいにされていました。戦争時代は、おしゃれもできなかった。軍歌ばかり幅をきかせていた。

 安倍首相とドイツ・ヒトラーが重なることがあります。

 ヒトラーの元で、ワーグナーもカラヤンも、権力に迎合していきました。もちろん、フルトベングラーのように抵抗した音楽家も多かったが、音楽も思いのままにしようとするのがファシズムです。今はポピュリズムなのでしょうね。

 安倍首相の「美しい国」では、真実の美しい芸術が壊されてしまう。内面まで、土足で踏みにじられることでしょう。

 自由と平和と幸せと愛の歌を奪われてはならないと、わたしはそんな思いで飯島千鶴さんの「埴生のやど」の演奏を聴きました。

 「埴生の宿」は、映画「ビルマの竪琴」で、敵も味方も一緒になって歌った曲ですね。感動的な場面を思い出していました。

 実行委員長としてのあいさつも、そんな私の思いを言わせていただきました。

 

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一人48票を持つ選挙の仕方

2013年03月15日 07時23分07秒 | 活動日誌

  

  自民党は昨日、衆議院比例定数30削減の「選挙制度改革問題統括本部」の案を了承しました。

  民意が一番反映する比例代表制度を改悪することは、国民の願いに逆行しています。昨年末の衆議院選挙で、小選挙区制こそ最悪の制度だとあらためて明らかになったばかりです。

 一票の格差をなくし、国民の願いが反映する比例代表選挙こそ重要視しなければならないのに、許せないことです。

                        

                                      

 

 ところで、「一人最大48票」を持つ選挙制度を持つ自治体がありました。

 日本ではありません。ドイツのフライブルグ市のことです。本を読んで知った知識ですけど。(村上敦著「キロワットアワーー・イズマネー」)

 

 フライブルグは、人口22万の都市。議員定数は48人です。

 地方政治といえど政党政治を基本に据えていることに、共産党としては当たり前といえば当たり前ですが、制度として整備されていることにまず驚きでした。

 各政党は、48人の候補者名簿を提出します。

 政党はマニフェストをかかげてたたかうので、その政策実現のための48人はそれぞれ専門家を選んでいます。弁護士、医師、看護師、また福祉関係の専門家、会計士、税理士、学校の先生、保育士、などなど。政治の専門家というのもありましたが、これはまれだそうです。これで委員会で即活躍できるというわけです。

 登録順位は政党で決めますが、重要人物から上位に並ぶことになります。

  「無所属」なんて、身元不明の候補者はいない。

 

 選挙宣伝は個人がたすきがけで走り回ることはなく、候補者に「労力・金・時間」の負担がない。一人一票の日本のように「あなたは、ここを地盤にする〇〇さんに入れて下さい」など、面倒なこともない。

  有権者の情報収集は個人からではなく、政党からの各種公約宣伝などによります。

 

 選挙は、政党を選択して48人丸ごと同じ政党に投票もできるし、また福祉関係の充実をねがって、政党を渡ってその関係者を選ぶこともできます。州議会と違って、地域の顔、人物にも考慮した制度になっているとのこと。

 また、一人に3票を投じて当選を有利にすることもできるし、最大48票なので、3票だけ投票しても16表投票してもかまわなく、ただし48票を超えると、すべて無効になります。

 市民の意向ができるだけ市議会に生かすために考えられた制度でも、開票も大変労力がかかる「面倒くさい」もの。でも、実直なドイツ人はこなしています。投票率は8割。

 

 投票用紙は家に持ち帰って書いて、投票もできる。郵送もできる。

 

  ドイツは18才で成人、選挙権はもちろん、被選挙権も獲得します。「フライブルグ青年党」は18歳から28歳の青年で構成されており、将来に「負」の遺産を先送りしない、若者の教育やカルチャー、若者への投資を公約に掲げて、毎回市議会では48人中2議席を確保できるようになっているそうです。

 

 もう一つ、日本とは発想が違うところ。

  議会は毎週火曜日の17時から行われています。

 議員も普通に仕事をしていても議会への参加ができる。また、何より、議会は常に開かれているほうが良いとの考えで、ある一定期間、全日、集中して開く方法は、市民の傍聴のためにも、そもそも地方自治にはそぐわないのでは・・・と。

 もちろん夏休み、クリスマス休暇の時は1~2か月、議会はストップします。

 

  議員報酬も違います。フライブルグでは、委員会や議会に参加したために本業ができなかったとみなされて、一回いくらという規定で、月額平均で数万円の補償手当だそうです。

 優秀な人材をあつめて、少ない報酬で「名誉職」のように位置づけ、政党のマニフェストの実現に頑張る。

 これなら女性もどんどん進出できるのではないでしょうか。

 日本でこれをやったら、さしずめ利益を求める議員は立候補しないことになりますね。

 

                                     

 

 「清き一票」の固定観念がうち破られました。カルチャーショックを受けました。民意を反映する選挙制度の研究は、まじめにやらないといけませんね。

 今回の自民党のやり方は、民意のためではなく、自分らのやりたい放題するための改悪です。

 ドイツのほかの自治体ではどのような制度なのかはわかりません。

 しかし私は、一人一人の市民の意向が反映できるように考えられる民主主義の定着ぶりが、「『原発ゼロ』の政策はどの連立政権になっても変わることはないだろう。国民が許さない」と、ドイツ国際協力機構のスチェリンスキ氏が言った言葉の裏づけとなって、なるほどと思いましたね。

 

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デスクワーク。電話かけ。その他。

2013年03月13日 20時37分05秒 | 活動日誌

 

庭のフキノトウですよ!きれいですね。

 

 

 細かいデスクワークがたくさんありました。九条の会の4・29集会にかかわることや、「バイオリンコンサート」のことや、発達相談のまとめなどです。

 ついでに、「東北部新聞」(原田市議の地域に出している民報です)の私の連載記事も、締め切りでせっつかれる前にと思い、書いてしまいました。

 

 午後は、皆さんと都合が合わず訪問する相棒がいなかったので、「電話かけしかないね!」。

 

 せっかく持っているつながりマイ名簿。しかし、次々と名簿が出てきて整理しきれなくて悲鳴、「これを地図に落とすなんて、ぎゃ!」となったり、「ああ、ずいぶんご無沙汰しているな」と反省もしかりでした。

 しかし、「ぎゃ!」っとなっていても仕方がない。

 16日の「女性のつどい プレ集会」のご案内をしながら、参議院選挙のお願いの電話をかけました。昼間のことですから、「留守留守…留守・・・」。

 それでも、20軒かけて5人の方とお話できました。ひとりひとりとの話が、ご無沙汰しているから長くてね。それも楽しみのうちです。

 

 以前赤旗を読んでくださっていたKさんが、「信濃毎日」のほかに「聖教新聞」と「読売新聞」をよんでいて「赤旗」はやめたとのことです。「え・・えー!!そんな!」

 お聞きしてみると、「聖教新聞」は友人とのお付き合い、読まなくても取らざるを得ないと。

 「読売」は「昔からどちらかというと好きでない新聞です。だけど雪の日に、若い方が震えながら来てくれたんで『あなた、ノルマがあるんでしょ。あなたのために取ってあげる』と3か月、約束したのよ」と、なんとまあ、いい人なんでしょうね。

 「赤旗は本当にいい新聞ね。でもいっぱいいっぱい」というKさんに、今、赤旗がどんなに魅力のある新聞かを「震える思いで!」お話したら「日刊紙は無理、日曜版にして。読売が終わったら、考えるね」と言ってくださって、よかった!!

 「選挙、頑張ってくださいね。比例は共産党とかけばいいのね」とうれしい激励でした。

 

「ほかのどの新聞よりも、赤旗だけは優先的に読むよ」と言ってくれる人が増えたら、どんなにうれしいことでしょうか。

 

 数年前のことですが、相談の電話が入りました。「一紙しか取れません。地方紙も読みたいし、広告が入らないのも辛い。あれで買い物をします。赤旗にするか迷っていますが、どうなんでしょうか」

 んん・・・困りました。でも率直に言いました。

 「たしかに、そうですね。地方の記事は限界がありますね。でも、大きな政治の流れを知ることができ、全国で頑張る人たちのニュースではげまされ、何より、赤旗でないとかけない真実があります。広告が入らないと今日の安いものを買いそびれるかもしれませんが、生きる元気と心の栄養をもらえます。あとはあなたの判断でお決めくださいね」

 「わかりました。厳しい生活で一紙だけでもやっと。赤旗日刊紙を取らせていただきます」

 あのときは、本当にうれしかったですね。その方は、ずーっと日刊紙を読んでくださっています。

 

 

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4・2事件記念集会の総括会議。県九条の会事務局会議。映画「遺体」。

2013年03月12日 15時31分18秒 | 活動日誌

ひめおどりこそう  庭で。仏の座が咲くのを楽しみにしていたら、夫がぼかしを埋めるためかきまわしてしまった。

 

 2月に行われた「4・2事件80周年記念集会」の事務局での総括会議が行われました。

 午後は県九条の会の事務局会議。4・29集会の準備です。

 

 

 4・2事件のほうは、「4・2事件は現在の問題でもあるわけだが、どう結びつけて若者にもわかってもらえるか」などが、今後の課題として話合われました。

 

 昨年行われた「2・4事件に学ぶ松本集会」の記録集を見ていたら、林百郎さんの文章が載っていました。

 4・2事件のあと、12月にはいわゆる「松高弾圧事件」が起きます。

 林百郎さんは、松高でプロレタリア科学研究会、プロレタリア文学研究会に所属し、戦争反対の活動をしていたため検挙され、半年は松本警察の留置所へ、そのあとの半年は長野刑務所に入れられました。

 その後、懲役2年の判決。 学校は退学処分。

 1928年には治安維持法が極刑の死刑に改悪されています。

 私が驚いたのは、林百郎さんは、牢の中で「自由に生きるためには・・・治安維持法の犠牲者を救うには・・・」と今後の生き方を考え、その時に弁護士になる決意をし、獄中で、法律を学びだしたというのです。

 これは初めて知ったことでした。あらためて、「偉い人だったんだなあ」と心打たれました。

 また、林百郎さんとともに検挙された色部春夫さんは、同じ考えで医者になることを決意、やはり獄中で語学の勉強をし、医者になったというのです。

 偉大なことだなあと思いました。その後、林百郎さんは、長野県選出の衆議院議員として大活躍だったのですね。議席は木島日出夫さんに受け継がれ、昨年は藤野さんがバトンタッチするはずでしたが。

 

 九条の会は、4月29日の県民大集会に向けて、抜かりなく準備を進めています。

                         

                            

 さて、今日は、3・11の翌日です。

 2年前の今日、私は家族の安否がつかめず、連絡を取ることで奔走していました。

 

 数日前、映画「遺体」を見ました。迷いました。とても正視できないだろう、辛くてたまらなくなるだろうと考えて。でも、「見なければならない映画だ」とも思って、思い切って出かけました。

 一人で行ってよかった。映画館から出た顔は、目が真っ赤で誰にも見せられたものではない。

 共産党の国会議員の頑張りを見るたび、故郷の復興のためにも、参議院選挙は負けないと決意しています。

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地区委員長と県常任委員の合同会議でした。3・10集会のこと。

2013年03月11日 20時34分27秒 | 活動日誌

 

 

 地区委員長と県常任委員の合同会議でした。参議院選挙の戦略会議で、方針を討論しました。

 昨日の「3・10原発ゼロ集会」の報告もありましたが、これはわきましたね。

 東京集会、全国各地での集会に呼応して、長野県でも長野500人、松本1000人をはじめとして、全県各地で集会とパレードが繰り広げられ、政府へ「原発ゼロ」を突きつけました。

 私は孫の世話で残念ながら参加できませんでしたが、夫は勇んで出てゆきました。

 医療生協は「しあわせの黄色いリボン」にちなんで、1000枚の黄色のハンカチにそれぞれの言葉を記して会場いっぱいうずめたと、写真を見せてくれながら報告してくれました。すごいなあと感心しました。

 非常に寒かった中参加された皆さん、本当にご苦労様でした。

 

 今日の会議でひときわ感心したのは、Iさんの話です。東京集会に参加したというご家族からの報告の話でした。

 

 

 志位さんのあいさつの時、会場は水を打ったようにシーンとなって聞いていたとのことです。

 あいさつ全文が今日の赤旗日刊紙に掲載されましたが、被災者に寄り添い、復興に最善を尽くすこと、希望のある未来に向かって「ゼロ」をめざして頑張るとの挨拶は、誰をもの心を打ったと思います。

 社民の党首、民主党の菅直人氏の時は、あっちからこっちからすごいヤジが飛んだということです。

 

 さて、「ゼロ」にちなんでまったく違う話です。

 ドイツに在住のジャーナリスト村上敦さんの著書によると、ドイツのエコ住宅はわれわれの想像を超えるものがありました。(「キロワットアワー・イズマネー」いしずえ出版)

 現在の省エネ政令による規制の住宅では、外がマイナス温度の冬でも、室内の隅々までほとんど暖房を使わずに20~23度の快適な暮らしができるそうです。反対に夏場は外が35度を軽く超えても、室内はエアコンなしで25~28度で暮らせるそうです。

 この基準をクリアしないと補助金が受けられず、改修費は平均で400~500万円だが、約15年~20年のランニングコストダウンで償却されるのが普通だといいます。

 また、新築の場合、坪70万円は最低だが、ほとんどが建設費で木材はとても安い。日本のように複雑な流通ではないので、地場産で格安だというのです。

 初期投資はするが、場所も考えて作り、資産価値が維持されるしリフォームのインセンティブもあるから、35年後には購入時の価格よりも高い金額で売却できるというのです。

日本は、過疎になり自治体自体が崩壊しかねない郊外へと安さを求め、借金でメンテナンスも十分できず、ローンが終わった30年後には、地域は崩壊し家の値打ちはまったくなくなるというシステムとは全く違うといいます。

 ドイツのエネルギー政策は、社会保障と経済と環境を同等なものにしてこそ持続発展可能な発展につながるとの考えが元にあります。

 日本は、温暖化政策でものんびりの域をすでに超えて、世界では犯罪的な存在になってると、ぞっとします。

 

 

 

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事務所の引っ越し間近。

2013年03月09日 20時50分55秒 | 活動日誌

        

りゅうきんかの芽が出ました。

 

 

 地元上野事務所の引っ越しが間近に迫りました。

 今日は、今の事務所の整理、引っ越しの費用や、新しい事務所の机、いすなどの備品の購入や運営費の計算、それに、引っ越しの連絡名簿作りもしました。・・・・・・・地区委員会や県委員会にはもちろんのこと、赤旗のポストおろしの方や配達員、事務所で支部会議を開いている各支部や区長さんもお知らせしなければなりません。

 引っ越しの日も決めるなど、もろもろの相談会でした。

 新しい事務所は、今の事務所のすぐ近くですが、広さは2倍以上になると思います。

 2階も3部屋あり、一階と2階の両方に水洗トイレ、台所がついていて、大変便利です。

 今の事務所は、20数年にわたって大変お世話になった思い出多いところですが、党員もたくさん増えて、手狭にもなっていましたので新しく、いい事務所が見つかって本当に良かったです。

 新しい事務所で、あれもやろう、こうもしようと、支部も後援会も、張り切っています。

 事務所の番人のTさんは、毎日毎日、荷物の整理です。事務所はごった返しが始まっています。

 体が不自由なTさんは、毎朝早く事務所を開けて、お掃除をして、チラシ折りや新聞の見本紙つくりなどをして、事務所の番をしてくださっている方です。ありがたいことです。

 引っ越しは3月20日と決まりました。心機一転です。

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