寒桜です。
2月度の赤旗の棚卸の日です。締め切りは3時。
思うような結果は出なかったけれども、ずいぶんお話できたことが成果です。
昨日と同じようにTPP交渉では、意見が分かれていました。「断固反対。安倍首相はアメリカのための政治をしているのか」との怒りは一番多い。
「関税を全部撤廃しなくていいらしいから、まずは話し合いのテーブルにのってみては」とか「よくわからない」との方もいました。
日本のすぐれた皆保険制度を壊してしまう狙いがあるということは、あまり知られていなかったです。もちろん、私が対話した範囲のことですが。
マスコミがほんとのことを報道しないのが問題です。日米共同声明では関税撤廃では例外がないことを確認しているにもかかわらず、安倍首相のウソをまことしやかに報道しているのですから。
生活苦はどこでも話題になりました。「息子が臨時職員。結婚できない。でも、親の面倒は見るからと言ってくれるのですが・・・」
介護も話題に。「退院を迫られていて、痰がよくからんで苦しくなるのでが入所できる老健では『夜中まで痰を取ることはできないから、窒息するかもと覚悟なら預かります』というのですよ。行くところがない。今、一生懸命病院でも探してくださっていますが」
実は排痰行為は医療行為なので、介護職はできないことになっているのです。できるようにするには、研修を受けた介護職が、いちいちその都度、家族に承諾を取らないといけません。いつでもできるためには、24時間、看護婦の配置が必要です。老健で働く労働者は誰でも、お年寄りを大事に思っているのです。
介護者も施設で働く人も報いられない仕組みが問題です。
それにつけても「共産党はなぜ議席が取れない。議席がなくては何もできない」と言われると、つらい。何もできないというのは誤解で、共産党の議席が果たしている役割は、最近の賃金アップの問題でも明らかです。
でも、議席はほしい!!!!言われる通りです。言い訳しないで、頑張りたい。選挙制度をはじめ、どんなひどい状況でも、跳ね返す力を持てばいいのだ!!頑張ろう。正義は必ず勝利する。
さて、その後地元の支部の有志で、「温暖化」の学習会でした。私がチューターでした。笠井あきらさんの書いた、「政治は温暖化に何をすべきか」をまとめてみました。少人数でしたが、よかった。