中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

石巻から帰ってきました。クラゲの水族館に。

2013年03月25日 20時15分11秒 | 活動日誌

 

 母の3回忌のため、石巻に帰省してきました。久しぶりに兄弟、甥や姪と再会しました。

 私の実家の周りが空き地だらけになっていて驚きました。浸水してダメになった家を取り壊したのです。ご近所の知り合いがいなくなって、故郷も変わりました。

 

 お寺は本堂はまだ再建されていませんでしたが、檀家の皆さんは被災者ですから、修復の募金もままならないだろうなあ・・と思いました。

 

 お墓はだいぶ修復が進んでいましたが、それでもまだ、荒れていました

墓石はさすがに重いので、そう遠くへは流されないものが多かったようです。

 

 ここらいったいは、海と川に挟まれたところなので壊滅的打撃をうけました。ここは震災前は住宅地でしたが、今は広大な荒れ地になっています。住宅を再建してはならない地域になっています。

 

 

 お寺のそばの門脇小学校です。ことごとく壊された学校を、記念のモニュメントにするか、取り壊すか、いま相談中とのことでした。

無残な姿です。

 

  しかし、皆さん元気に頑張っていました。国の援助を強く求めながら、暮らし向きが大変な中でも「再生石巻」を目指しています。石巻パルプ工場も、人減らしをしたようです。

 義妹がお土産をくれました。「被災地支援だから、石巻の産物、持って行って」と。「被災者が買ったのでは支援にならないじゃないの」と笑いましたが。

 地元後援会で、復興支援の東北旅行をしようとの話が持ち上がっていますが、来年になると思いますが、ぜひ、実現させたいと思っています。

 もっと回ってみたかったし、会いたい人もいましたが、今回はとんぼ返り。残念。

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  さて、法事の交流会は山形の天童温泉でした。

 それで帰りは、月山越えで鶴岡にでて、海岸線を通って新潟の村上から北陸道にのりました。新鮮なコースでした。

 

 まだ雪深い月山です。

 

 今回のもうけものは、鶴岡で途中下車して、例の有名なクラゲ水族館、「加茂水族館」に行けたことです。

 

 加茂水族館のなりたちは、本当に感動的ですね。ちっとも華やかさのない古い水族館でしたが、説明のおじさんも、クラゲを育てているお兄さんも、その話はみんな誇らしげで思い入れが伝わってきました。

 そこが他と違っていました。

 

 何よりクラゲの美しさに呆然としました。美しい。実に美しい。水族館の皆さんの思いが一層クラゲにひきつけられる要素になっています。

 

 

 昼食は、併設のレストランで、苦心惨憺して開発したというクラゲ料理を食べてきました。クラゲの春巻き、クラゲの刺身、クラゲ入りのアイスクリームなどがついたクラゲ定食を注文しました。娘たちはクラゲラーメンを頼みました。

 こりっこりとして、なかなかの味でした。

 

クラゲ水族館からうっすらと鳥海山が見えました。

 

新潟と山形の県境にある笹川流れ。夫と記念撮影です。

 

 明日は、M支部会議に出たあと、和田県議と合流して、九条を守る会の「4・29県民大集会」の駐車場の確保のため、事業所へお願いにまわります。ホクト文化会館のパーキングだけではとても足りないからです。

コメント
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