「ホタルを守る会」の土京川現地学習会でした。
講師は元信大教授の大村先生(まん中)。地元に住んでいて、土京川のホタルの保護に力を注いでくださっています。
「ワーッとたくさん出ているところを見れば感動ですが、実は1,2がフワ~ッと出てきて、だんだん増えてゆく、そのホタルの特性からみてほしいですね」と。
土京川のほたるは、生粋の地元産です。カワニナもホタルも、ここで生まれここで育った純粋種なのです。
ところによってはホタルやカワニナをよそから持ってきて放ったり、養殖したりしていますが、それは生態系を崩すことにつながるので、私たちは環境をいじらないことをモットーとしています。
まして、人寄せ、観光のためにホタルをよそから持ってくるなどは言語道断。
「これが見つかりました」と大村先生。カワツボです。フィルム入れに入ってます。3ミリほどです。
カワツボはカワニナによく似ていますが、似て非なるもの。
まだ、きちんと証明されていないそうですが、ホタルの幼虫がカワニナと間違って食べると、発光能力が衰え、と言うことは生殖能力もおちて、ホタルがダメになると言われています。
増殖すると大変困ります。
拡大すると・・・・・下のカワニナと比べてみてください。
口の形が全然違います。これが違いの決めてです。またカワツボはカワニナのように大きくなりません。
実は、川岸がくずれてきたので、少し前、じゃかごで修繕してもらいました。
アレチウリが増殖してきていますが、どうも、あちこちから持ってきたじゃかごの石が原因ではないか、と言われています。
ちょっとしたことで、環境がどんどん変わってゆくのですね。アレチウリ対策の清掃の計画が必要になってきました。
さてさて話は飛んで、我が家の庭です。
またしても狸と出会いました。
ダメになったリンゴを埋めたら、それを食べに来たのですが、残念、もうほかの狸があさっていった後でした。
カメラを向けたら、なんだかにらまれた感じです。でも、とても痩せているので、びっくりしました、体に毛がないでしょう? 病気かなあ??
ほらね、毛がないでしょう?あ~あ、私の花壇をふんずけちゃって!!