ホタルの川、土京川の清掃の日でした。朝7時、30人のホタルサポーターが土京川集合。
毎年何回か、川の清掃や草刈りを行って、川を守り整備しています。
川のごみをさらいながら、「あ、カワニナだ!大きいぞ。たくさんある。今年もたくさんホタルが出るね!」との歓声が上がります。
そろそろ、幼虫が水中から土手に這い登る時期になりました。
小さい幼虫は小さいカワニナを、大きな幼虫は大きなカワニナを食べます。土にもぐるころの幼虫は大きくなっているので、カワニナも大きいものがたくさんありました。
これは食べられた後のからのカワニナ。
幼虫は、液体を注入してカワニナを融かし、それを吸って食するのです。
さて、清掃中、はたと気がつきました。「まさか、鍵をかけて出かけてはいまいな!」と。
予感は的中しました。
どこか一か所くらい空いてないかとさぐったが、あ~~。ショック。
「そうだ、台所の出窓はいつも鍵をかけていなかったっけ!!」 ああ、よかった!!と思ったのに、何とご丁寧に全部閉めて行ってくれました、ああ・・・。
携帯もない、お金もない。持っているのは、草刈カマひとつだ。
お迎えのIさんのお宅に駆け込みました。「電話貸してください!」
ご主人が、「二階の窓、開いてないかい。はしごで上るぞ」 「あいてないんです。」
「夫は今日は泊まりでいなくなるはず、仕方ない、合鍵を持っている娘だ!」と、医局に電話しておいてからタクシーで行くつもりでした。
ところがIさんが、「ちょうど午前中はあいているのよ。病院まで送ってあげる」との申し出です。
「とんでもない!」とお断りしましたが、Iさん、ほんとにいい人。
お言葉に甘えて病院を往復していただき、感謝、感謝でした。
私だったら、Iさんと同じようにしたかなあ・・・忙しいのだからと、タクシーを呼んであげて終わりだってありだよね。だって、往復1時間かかるのです。
気持ちが本当にありがたかったです。身につまされました。
さてさて、実は夜は、「ホタルを見る会」の学習会だったのです。
娘は遅番で帰りが遅い。パパは帰れるので、夜は大丈夫の予定でした。孫の世話のことです。
ところが、パパが、緊急のオペが入ったので帰れない、泊りになるとの連絡です。
急きょ、保育園のお迎えと夜の世話が入りました。
よって、学習会は出れなかった。私の都合も考慮していただいたのに、仕方がない。申し訳ない。
学習会に出れなかった分、「いややー!!」の駄々っ子との楽しい時間が持てました。ほんとに、ほんとに楽しい。毎日新しい発見です。バァババカですかね。