エビネ
終日、県委員会総会でした。
途中、石坂県議からパワーポイントを使っての県政報告がありました。
大変わかりやすい報告で、知事選がいかに国政の改革にもつながる選挙であるかが、いっそう明らかにされました。
阿部知事の政治姿勢は、安倍首相と同じく、反国民的な立場に立っています。
消費税増税については、「やむをえない」
秘密保護法は、「必要だ」
原発は、「安全対策があればOK」
TPPについては、「政府の取り組みを応援してゆかなければならない」
オスプレーは、「県内上空を通過するときには、住民に気をつけて」と、容認しての言葉です。
どこも安倍首相と変わらない。根っこが同じです。
長野県の借金は、2000年の知事選の時(私が知事候補としてたたかった年です)は、全国ワースト2でした。年間収入の1・5倍でした。
大型公共事業に注ぎ込んでいたのです。
田中知事時代、6人になった共産党県議団の頑張りもあって、借金は減ってゆきました。
ところが、阿部知事になってから、急増しているのです。
現在、年間収入8500億円に対し、借金は1兆7千億円です。収入の2倍以上の借金です。
阿部知事は「調査しなおす」と言った公約を破って、浅川ダムの建設を進めていますが、地すべり地帯に作っているので危険防止にために12億7千万円も予算を増額しました。
浅川ダムの予算は、おそらく果てしもなく追加される可能性がありますが、これも借金を増やしている原因です。
教育の問題でも、政府が進める教育政策に同調し、教育の中身は首長が責任を持つべきとの考えを持っています。しかも、全国知事会を通して国に提案するという積極的姿勢です。
教育の中身は、政治から独立して時の政府に左右されてはならないことは、過去の痛苦の経験から学んだことです。
阿部知事は、子どもたちを再び戦場へ送ってもいいとの立ち位置にいるということです。
容認するわけにはいきませんね。
もうじき、われわれが応援する候補者も発表されることでしょう。
さて、明日は、その無駄で危険な問題の浅川ダムの証人喚問の公判が始まります。
原告団の一人として、一日、裁判所詰めになります。いよいよ山場です。