一日雨でいやな天気でした。でも、中身はとても良い一日でした。
午前中は豊野町で佐藤くみ子市会議員と、午後は飯綱町へ入って、伊藤、渡辺両市会議員と支部のHさんとと一緒に行動しました。
新しくお一人の党員をお迎えし、「あかはた」も3部、読んでくださる方が増えました。
支部の皆さんのガンバリで、今月10月は、党員はじわじわと増えて、全県で36人増です。推進チームの責任者としては、10月度の心で思うところの目標があって、もう一息、支部の皆さんと頑張りたいと思っています。
数は確かに力です。しかし、対話がが面白い。今日は入党したかたはお一人ですが、お勧めは8人にしました。
お話しして学ぶところは大変多いでです。一番は、いろいろな考え方があるんだな、ということ。だから訪問活動は、「違い」を認めて柔軟な人間関係を作る原点だなて、思ってます。
入党も「あかはた」購読も同時にお願いして「あかはた」の購読はお約束をしてくださったお宅では、初めはおじさんが「目が悪い。信濃毎日新聞も読まない。とってもごみになるだけ」と断りました。
それとは別に政治談議になって、話し込みました。
おじさんが言うには「従軍慰安婦は金をもらって商売でやっていた人もいるんだから・・・・集団自決は60年も前のこと、いまさらやったのやらないのって、孫の時代にそれで一体何になるんだ」
そこから話しは始まりました。まさに綱領を語る論議になりました。
叔母さんが最後に言った言葉は「私は、あかはた新聞を信濃毎日新聞より熱を入れて読むことにします」
こんなにうれしい言葉があるでしょうか!胸いっぱいでした。「おばさん、入党申込書、おいてゆきますね。また、その気になったら・・」
「(入党は)少し考えさせてください」と言った別の方は、厚生労働省のC型肝炎への対応に「全額国が負担すべきではないですか! それどころか、名簿を隠蔽したなんて人殺しも同然です。私も知らずに輸血で感染しました」と怒りをぶつけます。
このような患者さんの怒りが通じて、インターフェロンの治療費の国の補助が増えそうですね。しかし、命をなんとも思っていない対応、あんまりにもひどすぎる。
もう一人の方は「入らない理由は何もない。でも今日はだめだ」と悩んでおられました。共産党のW議員を信頼し、党へは惜しみない協力をしてくださる方です。いろいろと長話しになりましたが、お返事がいただけません。
「いまひとつ、共産党の全体像がつかめないのでは・・・」「そうです」と。
そこで、綱領もお渡ししましたが、ビデオも見ていただくことにしました。
そのほか、衆議院選挙の小選挙区候補への投票は「顔ぶれをみて、これという誰もいなかったら入れますよ」とか、「国会の状態は何でしょう。批判し合う事ばっかり。どの党でもいいの、パシッとやってよ」
また「共産党は何してる、もっとぴりっとやってくださいよ、口だけで何もやってないではないか」
「防衛省のやっていることは、獄門打ち首に値しますよ!」
「米を作るのはやめて、代わりに何にするか・・・考えているところだ。米は作るほど赤字、こんな政治、あるか」
「高齢者の医療保険制度、印鑑はいらなのかね。年金から差っぴく大事なことなのに、印鑑も押させないで決めるとは何事だ」!!
などなど、たくさんお聞きし、党を語ってきました。
さて、新しく党に入ってくださった70代の方ですが、「反省」の一言です。
30年間、ずっと「あかはた」を読んでくださっていた。30年間ですよ!共産党の看板も常設。「九条の会」の呼びかけ人。共産党を則でじっと支えてきたくださった。
でも、今回、初めての入党のお誘いだったのです。二つ返事でした。私は「若輩者の私がお願いする無礼を許してください」と頭を下げました。大先輩に、恥ずかしい思いでした。
明日は、諏訪、塩尻に入ります。