2011年2月27日(日)
=46番浄瑠璃寺から別格9番文殊院まで=
6時20分に起床、7時に朝食をして、7時36分に国民宿舎古岩屋荘を出る。
近くに幾つもそそり立つ巨岩、古岩屋の横を進み、昨日通った八丁坂下から住吉神社
までは、同じ道を戻る。途中の梅林の梅は、まだ固いつぼみだった。
八丁坂下に、昨日は気づかなかったが、人間かカッパのように見える雪の固まりが残っ
ていた。
県道12号の、峠御堂トンネル(623m)を抜けるが、トンネル内は歩道がないので、車
が来るとミニライトを点けて進む。
トンネルまでの間では、これから岩屋寺を目指す、男性と若い女性のお遍路さんと行き
交った。
久万高原町の町並みに入って北に向かう。町中のサークルKで弁当を仕入れ、周囲の
山並みや谷間の家並みなどを眺めながら、だらだら続く国道33号を上がる。
町外れまでは歩道があったが、その先は歩道の無い区間と、用水溝の上の細い歩道で、
家の出入り口の前が低くなっていて歩きにくいところがあった。
峠に近い、レストパーク明神↑で小休止した。標高710mの三坂峠には正午近くに着いた
が、昼食は峠を下ってからにする。
杉林に入り、石畳の残る「久万街道」と呼ぶ古くからの街道を下る。木々の切れ間から行
く手の展望が開けるが、今日は暖かいので霞んでいて遠望は利かない。
林間の下りがほぼ終わったところにある、古びた休憩舎で昼食に。
下る途中、昨夜同宿の奈良市のKさんに抜かれたが、休憩舎では一足先に食事中だったの
で、一緒に食べ、Kさんは先行する。
明治末期から大正期に建てられたという古い遍路宿、坂本屋↑の近くには、棚田と、つぼみ
のふくらんだシキミの畑が多く見られた。
田んぼを見下ろしながらさらに下って、番外霊場網掛石へ。
お堂の南側の10数本のツバキは、花がいっぱい。
そばの家の背後に、たくさんの宿り木が付いたケヤキがあった。
近くの梅林の梅も見頃で、ナノハナも花盛りになっている。
今夜の宿は、46番浄瑠璃寺そばの長珍屋。ここも3度目だ。15時前に着いたので、荷物
を置いて少し先まで回ることにした。
まずは、46番浄瑠璃寺に参拝。境内には樹木が多く、お釈迦様の説法石や仏足石など、
由緒ある石や石仏も多い。
次の47番八坂寺までは1㎞足らず。独特の山門と新しい宿坊が目をひく。本堂は鉄筋造り。
地下にある万躰阿弥陀仏↓も、一巡して拝観した。
水をたたえた池の横や、畑の中のうっそうとした森に囲まれた神社の前を通過し、別格霊場
9番の文殊院まで行く。
境内に、弘法大師像と、遍路の父と呼ばれる衛門三郎夫妻の新しい石像があった。
帰路は、幾分近い県道194号をたどり、長珍屋には16時45分に戻った。
部屋は406号室だが、廊下から入るには、隣の407号室と共通の扉が手前にあるという、
変わった造りである。
風呂は、激しく泡を吹き出すジャージー湯。大浴場に一人で入り、腰にジャージーを当てて、
回復を図るが、あまりよろしくない。
夕食は18時から、奈良のKさんと一緒に、これからの宿の情報交換などしながら食べた。
ほかに、車で回る10人ほどのグループも一緒。佐渡の人、埼玉県蕨市の人などがおられた。
食事を終えて立とうとしたら、右腰痛がひどくなっていた。
[コースタイム]国民宿舎古岩屋荘7・36ー八丁坂下7・56ーH570m点7・56ーH560m点
8・30ー河合休憩所8・56~9・06ーサークルK10・00~05ー高殿神社10・21ーレストパーク
明神11・12~18ー三坂峠11・52ー峠下の休憩舎(昼食)12・37~13・10ー網掛石13・55~
14・00ー長珍屋14・50~53ー46番浄瑠璃寺14・55~15・13ー47番八坂寺15・37~53ー別格
9番文殊院16・05~21ー長珍屋16・45
(天気 晴一時雨(夜)、距離 26㎞、歩行地、久万高原町、松山市、歩数 45,300,
遍路地図 56ー1、58ー1)
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=46番浄瑠璃寺から別格9番文殊院まで=
6時20分に起床、7時に朝食をして、7時36分に国民宿舎古岩屋荘を出る。
近くに幾つもそそり立つ巨岩、古岩屋の横を進み、昨日通った八丁坂下から住吉神社
までは、同じ道を戻る。途中の梅林の梅は、まだ固いつぼみだった。
八丁坂下に、昨日は気づかなかったが、人間かカッパのように見える雪の固まりが残っ
ていた。
県道12号の、峠御堂トンネル(623m)を抜けるが、トンネル内は歩道がないので、車
が来るとミニライトを点けて進む。
トンネルまでの間では、これから岩屋寺を目指す、男性と若い女性のお遍路さんと行き
交った。
久万高原町の町並みに入って北に向かう。町中のサークルKで弁当を仕入れ、周囲の
山並みや谷間の家並みなどを眺めながら、だらだら続く国道33号を上がる。
町外れまでは歩道があったが、その先は歩道の無い区間と、用水溝の上の細い歩道で、
家の出入り口の前が低くなっていて歩きにくいところがあった。
峠に近い、レストパーク明神↑で小休止した。標高710mの三坂峠には正午近くに着いた
が、昼食は峠を下ってからにする。
杉林に入り、石畳の残る「久万街道」と呼ぶ古くからの街道を下る。木々の切れ間から行
く手の展望が開けるが、今日は暖かいので霞んでいて遠望は利かない。
林間の下りがほぼ終わったところにある、古びた休憩舎で昼食に。
下る途中、昨夜同宿の奈良市のKさんに抜かれたが、休憩舎では一足先に食事中だったの
で、一緒に食べ、Kさんは先行する。
明治末期から大正期に建てられたという古い遍路宿、坂本屋↑の近くには、棚田と、つぼみ
のふくらんだシキミの畑が多く見られた。
田んぼを見下ろしながらさらに下って、番外霊場網掛石へ。
お堂の南側の10数本のツバキは、花がいっぱい。
そばの家の背後に、たくさんの宿り木が付いたケヤキがあった。
近くの梅林の梅も見頃で、ナノハナも花盛りになっている。
今夜の宿は、46番浄瑠璃寺そばの長珍屋。ここも3度目だ。15時前に着いたので、荷物
を置いて少し先まで回ることにした。
まずは、46番浄瑠璃寺に参拝。境内には樹木が多く、お釈迦様の説法石や仏足石など、
由緒ある石や石仏も多い。
次の47番八坂寺までは1㎞足らず。独特の山門と新しい宿坊が目をひく。本堂は鉄筋造り。
地下にある万躰阿弥陀仏↓も、一巡して拝観した。
水をたたえた池の横や、畑の中のうっそうとした森に囲まれた神社の前を通過し、別格霊場
9番の文殊院まで行く。
境内に、弘法大師像と、遍路の父と呼ばれる衛門三郎夫妻の新しい石像があった。
帰路は、幾分近い県道194号をたどり、長珍屋には16時45分に戻った。
部屋は406号室だが、廊下から入るには、隣の407号室と共通の扉が手前にあるという、
変わった造りである。
風呂は、激しく泡を吹き出すジャージー湯。大浴場に一人で入り、腰にジャージーを当てて、
回復を図るが、あまりよろしくない。
夕食は18時から、奈良のKさんと一緒に、これからの宿の情報交換などしながら食べた。
ほかに、車で回る10人ほどのグループも一緒。佐渡の人、埼玉県蕨市の人などがおられた。
食事を終えて立とうとしたら、右腰痛がひどくなっていた。
[コースタイム]国民宿舎古岩屋荘7・36ー八丁坂下7・56ーH570m点7・56ーH560m点
8・30ー河合休憩所8・56~9・06ーサークルK10・00~05ー高殿神社10・21ーレストパーク
明神11・12~18ー三坂峠11・52ー峠下の休憩舎(昼食)12・37~13・10ー網掛石13・55~
14・00ー長珍屋14・50~53ー46番浄瑠璃寺14・55~15・13ー47番八坂寺15・37~53ー別格
9番文殊院16・05~21ー長珍屋16・45
(天気 晴一時雨(夜)、距離 26㎞、歩行地、久万高原町、松山市、歩数 45,300,
遍路地図 56ー1、58ー1)
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