すっかり涼しくなり、日中もしのぎやすくなりました。
もうこれで猛暑は無くなるのだとすると、ちょっと早いか
なという気もしますが…。
さて、今日からは、四国霊場にあった多宝塔や、三重
塔、五重塔など、塔について紹介します。
霊場によっては、斜面に立っていたり、幾つかの建物
の間にあったりして、全体像が撮りにくい塔、逆光しか
撮れない位置の場合もありますが、ご了承下さい。
初回の遍路、2回目の遍路の両方で撮った中から選び
ましたので、続いている霊場でも、季節や天候などで彩
りが違うかも知れません。
=======================
1番霊山寺の多宝塔。
2番極楽寺の多宝塔。
6番安楽寺の多宝塔。
平成5年(1993)に建立の新しい塔です。
8番熊谷寺の多宝塔。
安永3年(1774)の建立で、多宝塔としては四国最大。
下層が四角堂で、上層は円柱形になっています。
10番切幡寺の大塔。
2代将軍徳川秀忠が大坂の住吉神社の神宮寺に寄進
した塔を、明治初年の神仏分離令で同寺が廃寺になっ
た際、切幡寺が購入したもので、国の重要文化財です。
19番立江寺多宝塔
標高516mにある20番鶴林寺の三重塔。手前の本堂
前では2羽の鶴が、神社なら狛犬のように相対して出迎
えくれます。
三重塔は江戸時代後期の建立、和・唐折衷様式です。
21番太龍寺多宝塔。標高520mの山中にあります。
23番薬王寺の象徴ともいえる瑜木塔(ゆぎとう)。
四国霊場ただひとつの珍しい塔で、瑜木とは、人の心を
映すという意味のようです。
土佐の国・高知県最初の霊場、室戸岬に立つ24番最
御崎寺(ほつみさきじ)の多宝塔。
高知市内にある五台山山上の、31番竹林寺五重塔。
総檜造りの塔は、昭和55年(1980)に、鎌倉時代
初期の様式にならって建立された、高知県内ではただ
ひとつの五重塔です。高さは31.2m。
36番青龍寺の、小さめながら朱色鮮やかな三重塔。
平成4年(1992)の建立です。
足摺岬にある38番金剛福寺の多宝塔
金剛福寺は、平安時代には源氏の信仰が厚く、この多
宝塔は源義仲が清和天皇の菩提を弔らうために建立した
と伝えられているようです。 (続く)
もうこれで猛暑は無くなるのだとすると、ちょっと早いか
なという気もしますが…。
さて、今日からは、四国霊場にあった多宝塔や、三重
塔、五重塔など、塔について紹介します。
霊場によっては、斜面に立っていたり、幾つかの建物
の間にあったりして、全体像が撮りにくい塔、逆光しか
撮れない位置の場合もありますが、ご了承下さい。
初回の遍路、2回目の遍路の両方で撮った中から選び
ましたので、続いている霊場でも、季節や天候などで彩
りが違うかも知れません。
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1番霊山寺の多宝塔。
2番極楽寺の多宝塔。
6番安楽寺の多宝塔。
平成5年(1993)に建立の新しい塔です。
8番熊谷寺の多宝塔。
安永3年(1774)の建立で、多宝塔としては四国最大。
下層が四角堂で、上層は円柱形になっています。
10番切幡寺の大塔。
2代将軍徳川秀忠が大坂の住吉神社の神宮寺に寄進
した塔を、明治初年の神仏分離令で同寺が廃寺になっ
た際、切幡寺が購入したもので、国の重要文化財です。
19番立江寺多宝塔
標高516mにある20番鶴林寺の三重塔。手前の本堂
前では2羽の鶴が、神社なら狛犬のように相対して出迎
えくれます。
三重塔は江戸時代後期の建立、和・唐折衷様式です。
21番太龍寺多宝塔。標高520mの山中にあります。
23番薬王寺の象徴ともいえる瑜木塔(ゆぎとう)。
四国霊場ただひとつの珍しい塔で、瑜木とは、人の心を
映すという意味のようです。
土佐の国・高知県最初の霊場、室戸岬に立つ24番最
御崎寺(ほつみさきじ)の多宝塔。
高知市内にある五台山山上の、31番竹林寺五重塔。
総檜造りの塔は、昭和55年(1980)に、鎌倉時代
初期の様式にならって建立された、高知県内ではただ
ひとつの五重塔です。高さは31.2m。
36番青龍寺の、小さめながら朱色鮮やかな三重塔。
平成4年(1992)の建立です。
足摺岬にある38番金剛福寺の多宝塔
金剛福寺は、平安時代には源氏の信仰が厚く、この多
宝塔は源義仲が清和天皇の菩提を弔らうために建立した
と伝えられているようです。 (続く)
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