あるきメデス

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四国遍路道からの山(2)

2007-07-16 22:40:08 | 四国遍路あれこれ
 今日10時過ぎ、新潟県上中越沖地震が発生し、新潟県、長野
県などで大きな被害が発生しました。わが家でも、ゆれは少なか
ったものの、結構長い時間、横ゆれが感じられました。

 台風4号が、九州を中心に大きな爪跡を残して過ぎ去った直後
の襲来でした。両被災地の皆様、心からお見舞い申し上げます。

 引き続き、四国遍路道から見えた山並みを紹介します。

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 2度目の四国遍路前半13日目の2006年11月23日(木)、
高知市内に入りました。30番善楽寺のお参りを済ませ、南に
向かい、高知港の東にそびえる五台山を目指します。

 絶海池と呼ぶ流れの橋上から見る五台山。高知市街を見下
ろす高台なので、TVの電波塔が立っています。

 標高は120mですが、五台山上にある31番竹林寺境内は、
紅葉が見ごろでした。

 五台山北面の遍路道を上って行く途中から振り返る低い山。


 翌日、34番種間寺を経て、春野町の西端を仁淀川大橋に向
かいます。橋に近い辺りから、北側に広がる山並みです。


 仁淀川大橋を渡って土佐市に入りました。市街地の北東の山の
中腹に、35番清滝寺があります。

 正面の山の中腹、イチョウが2本見えるのが清滝寺ではないかと
思われます。


 15日目の11月25日(土)は、朝1番に36番青龍寺にお参り
し、浦ノ内湾の北岸を回り、仏坂を下って須崎市内に向かいます。

 市街地が近づいた神田(こうだ)付近から見えた、北側の山。
山頂付近に電波塔が見えますが、須崎市内向けのTV放送用
アンテナもあるようです。


 11月26日(日)、雨模様のJR土讃線安和駅近くの民宿を
出て、まず標高228mの焼坂峠に向かいました。
 
 峠付近から、ガスのこもる南側の山。


 峠を下って中土佐町の町並みを抜け、桜並木の大坂谷川
沿いに大坂峠へ向かいました。

 東屋(あずまや)の休憩所を過ぎた辺りから見える、ガスの
立ちこめた山。

 この後雨は本降りとなり、自動車からの水しぶきをたっぷり
浴びながら国道56号を進み、37番岩本寺宿坊に入りました。

 17日目の11月27日(月)朝、雨の上がった四万十町(旧
窪川町)郊外を南に進みます。


 隣の黒潮町(旧佐賀町)に入り、色鮮やかなハゼノキを眺め
ながら緩やかな坂道を上がります。


 翌日は、黒潮町(旧大方町)から四万十市に入りました。
四万十大橋を渡り、1620mのの新伊豆トンネルを抜けて
土佐清水市に入り、下ノ加江川沿いに出ました。

 川の左岸、国道321号から見る対岸の小さい山。

 この日は、足摺岬への基地ともいえる、人気の民宿久百々
(くもも)泊でした。

 11月29日(水)、東海岸沿いに足摺岬を目指します。中間
を過ぎた港町・窪津を抜け、遍路道を南側の高台に上がりま
した。

 高台から見下ろす窪津の家並みと背後の山。


 足摺岬にある38番金剛福寺に参拝し、西海岸を5kmほど先の
民宿青岬が、この日の宿でした。

 宿の近くから見上げる背後の暖帯林。ツバキなど、肉厚の広葉樹
にびっしりと覆われています。


 20日目の11月30日(木)は、土佐清水市街を抜け、さらに
西へ進みます。

 あしずり港を過ぎ、下益野付近は海沿いを一時離れて山間を
回ります。

 益野川沿いから見える山並みです。

 この日は、土佐清水市の南端、大津にある民宿泊まりでした。
                                 (続く)

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