2018年6月10日(日)
梅雨入り後4日目、埼玉県内を中心に歩くカントリーウオークグループの第254回例
会に参加した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/92/1dda5e1d6ac29b3f1f8a1dbcdbbda9ff.jpg)
集合はJR高崎線・秩父鉄道の熊谷駅。10時15分発妻沼(めぬま)行バスに乗り、
10時40分に道の駅めぬまバス停で下りた。
道の駅には「めぬま物産センター」と「めぬまアグリパーク」の建物、そしてバラ園な
どがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/65/be6fb2374f82eba8d2f3e13c23aeb049.jpg)
物産センター↑には近在の新鮮な野菜などが並び、アグリパーク↓にも地元物産品などが
豊富である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/f2/7a901c7a193dc6482690934e1ab576db.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/81/46e6066847ebbe3af879af1ff3516c37.jpg)
外で販売していた植木類
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f2/b8a836e705ae8da646170024e8b8ccc5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f0/196501502c0524eb4acc9108468a2c46.jpg)
バラ園のバラは盛りを過ぎていた。それらを一巡後、小雨模様なので雨具を付けて11
時にスタートした。
== 田園地帯にある集落の寺社を巡る ==
国道407号を横断して西へ、周辺の田んぼはまだ水入り前で、遮るもの無い展望が広
がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/04/8d7e7515542b2e6485c1b1fcf1b19c6f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ea/b56e9a47c13f3a71a983ca7a5f00a773.jpg)
まずは、最初の集落八木田の観音寺に行く。本堂前に鉢植えのハスがたくさん並び、1
輪だけが花を開いていた。芝生にはネジバナがたくさん咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/49/2d503de63a62ec3426b150ded44a2c9e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/8d/3fe4c09083a962c71a6ab1129086d656.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8a/d21a9964e43bcaf22fd99f2d88c07559.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/49/e023fb70871de4233cd748b39a9e1a2c.jpg)
集落を抜けてさらに西へと田園地帯を進む。田のあぜにピンクの小さな花が目につき、
すっかり熟した小麦色の田んぼも残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/d6/cb4ebb78773bc8d5aae43a9c48b05dde.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/95/3df05e149cda077ee57ac88522d13218.jpg)
次の飯塚集落に入り、太田小の南西にある太田神社へ。旧太田村の総鎮守として、大正
4(1915)年に周辺21の郷社を合祀してこの地に鎮座したという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c3/867345a91909ddd609a6ebc919368ac2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/10/63d260da67dce2df380f2b1113fa7566.jpg)
境内では、アジサイやガクアジサイが雨に濡れて咲き、キャラブキの葉には何匹かのア
マガエルが目につく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b5/33762034af3ba0de1873ec8a1b82eff1.jpg)
大田小の東まで戻って北へ、田んぼの間やネギ畑の横などを進んで福正寺集落に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f8/4c934f13b937ba4984e6ebf2e7b7e1b7.jpg)
無住の安養院横を通過して流れ豊富な備前渠用水路を越える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/67/c804dd19144953ffc8cabc13df15204b.jpg)
12時25分に昼食地の妻沼運動公園に着く。体育館↓の屋根下を借りて昼食にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/f3/420601b04de824ee46c2e12e4a69d509.jpg)
== 妻沼市街の近代化遺産を見て国宝建造物のある妻沼聖天堂へ ==
昼食後にミーティングをして、13時10分に運動公園を出た。幅広い歩道のある車道
を東進し、国道407号を横断する。
北側の妻沼行政センター交差点から東に進んで商工会館の駐車場に入り、二つの近代化
遺産の建物を見る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/0b/f14d61416ea0dcb6988053518b9386df.jpg)
手前の井田記念館は、メヌマポマードの創始者で元衆議院議員の井田友平氏の旧宅。昭
和31年(1956)に旧妻沼町に寄贈され移築したもの。建物前には井田友平氏の胸像
もあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/0f/256770d785fefaabfba7b4e989d7d563.jpg)
建物のそばに咲くアジサイ
東側交差点際には、国登録有形文化財の坂田医院旧診療所の建物がある。昭和6(1931)
年に建てられた産科医院で、鉄筋コンクリート平屋の洋風近代建物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/48/858c67a8a38c2aa1ec1ffee003536b41.jpg)
昭和50年代(1975~)前半まで使われたが、改造せずに建設当初の状態を残して
おり、この地方の近代建築の貴重な遺構だという。
建物横に、2006~7年のテレビドラマで映画化もされた「映画 東京タワー、オカ
ンとボクと、時々、オカン 撮影地」の標柱が立っていた。
バス通りより一つ西の通りに回って北に500mほど進み、山門をくぐって妻沼聖天山
歓喜院(めぬましょうでんざんかんぎいん)の本坊本堂の境内に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/57/de98541b80e805bc98155f890ef85ea2.jpg)
日本三大聖天の一つで、平家物語にも登場する武将・斉藤別当実盛(さねもり)が治承
3(1179)年に本尊の聖天を祭ったのが始まりとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/f3/b6e6f2317d532982d4dac30406a07fc3.jpg)
本坊は、斎藤実盛の子・良応僧都が、本尊に仕える行者の修行の場として開創されたと
いう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/54/dd3be01830286e8032a21c0d75f9fe70.jpg)
雨に濡れしっとりした境内にはマキなど大きな樹木が多く、静かなたたずまい。本坊の
屋根下で休憩後、記念撮影をした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c3/8ebc377ac9e202f44d633d0623d335e2.jpg)
山門前から東側の御本殿などのある広い境内に向かう。山門近くの道路際に、埼玉県指
定文化財で鎌倉時代のものと推定される、高さ1.78m、幅59㎝の板石塔婆(いたい
しとうば)が保存されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7c/c05e9920db3c1d42b15e9edb8263b215.jpg)
商店などの並ぶ「聖天様南通り」を横断して広い境内に入り、中心部の仁王門↓に30
分後の14時50分集合としてフリータイムとする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4a/7354914fba65feca3803ec3b69e135de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/6b/84cf049099746b3b15cb8353e4f38c2f.jpg)
正面が埼玉県内唯一の国宝木造建造物の御本殿で、安永8(1779)年の完成のよう。
拝殿と相の間、奥殿からなり、建物の各部材や壁面は全て彫刻で装飾された江戸中期の貴
重な文化遺構。8年前に8年間の修理工事の完成により、創建当時の華麗な色彩が復元さ
れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/29/fdac268b47e3a138bb52b5713cae7e91.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/81/5c65161f082ef7d759b6d5d33d3b0f7e.jpg)
左手受付から入り(拝観料700円)、「埼玉日光」とも呼ばれる、相の間と奥殿の精
彩で華麗な彫刻の数々を拝観した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/98/ac3ba7b714df503c3f4a5244cf126ae1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/10/b3c0509568b3da47d6ab0c71a8ad020b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/30/007de6ae3e71ad40d742629737834d09.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/87/cb8ce69ae519a41599e89b3c30efd628.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/63/6ab63913dc1d350ff79f933267dcf529.jpg)
境内にはほかに、ケヤキとエノキの寄り添う「夫婦の木」↓、平和の塔、鐘楼、大師堂、
中門、護摩堂、貴惣門(国指定重要文化財)など見るべきものが多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/b0/b687a167678eb432e8119685761818c2.jpg)
大師堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e7/be7f9a7ffce6cf1abd07cef2b5df12bc.jpg)
護摩堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ee/eaa334754e41289947e345304c5c77fa.jpg)
中門
14時50分に仁王門を去り、正面の貴惣門方面へ。中門の東側は工事中。貴惣門の手
前には斎藤実盛公像がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ea/4a817f83ebda5271700d0212b87fa450.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/05/0e802e993f3aaf0c3160b52f34eb9650.jpg)
側面に破風を3つ重ねた独特の貴惣門↑を出て、そばのゴール、妻沼聖天前バス停に14
時56分に着いた。バス停広場には「めぬま夏祭り」の大きなタイルが画がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/63/0c75feee9f96f444b47d63cbe2f33a0c.jpg)
妻沼聖天山の周辺には聖天山にちなむ土産店など多いが、バス停前にも和洋菓子の店頭
製造販売する梅月堂があり、聖天太鼓や縁結びあげまんじゅうなど販売している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b7/21654476171d94f476448f454a5e5d20.jpg)
15時5分(7分遅れ)発バスで熊谷駅に15時40分に着き、15時56分発上り小
田原行特別快速電車に乗る。
前日の熊谷の最高気温は33.2℃の暑さだったが、今日日中は18℃前後で雨も小降
り、この時期の歩きとしてはまずまずのコンディションだった。
(参加 12人、天気 小雨、距離 8㎞、地図(1/2.5万) 深谷、妻沼、歩行地
熊谷市、歩数 15,400)
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梅雨入り後4日目、埼玉県内を中心に歩くカントリーウオークグループの第254回例
会に参加した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/92/1dda5e1d6ac29b3f1f8a1dbcdbbda9ff.jpg)
集合はJR高崎線・秩父鉄道の熊谷駅。10時15分発妻沼(めぬま)行バスに乗り、
10時40分に道の駅めぬまバス停で下りた。
道の駅には「めぬま物産センター」と「めぬまアグリパーク」の建物、そしてバラ園な
どがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/65/be6fb2374f82eba8d2f3e13c23aeb049.jpg)
物産センター↑には近在の新鮮な野菜などが並び、アグリパーク↓にも地元物産品などが
豊富である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/f2/7a901c7a193dc6482690934e1ab576db.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/81/46e6066847ebbe3af879af1ff3516c37.jpg)
外で販売していた植木類
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f2/b8a836e705ae8da646170024e8b8ccc5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f0/196501502c0524eb4acc9108468a2c46.jpg)
バラ園のバラは盛りを過ぎていた。それらを一巡後、小雨模様なので雨具を付けて11
時にスタートした。
== 田園地帯にある集落の寺社を巡る ==
国道407号を横断して西へ、周辺の田んぼはまだ水入り前で、遮るもの無い展望が広
がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/04/8d7e7515542b2e6485c1b1fcf1b19c6f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ea/b56e9a47c13f3a71a983ca7a5f00a773.jpg)
まずは、最初の集落八木田の観音寺に行く。本堂前に鉢植えのハスがたくさん並び、1
輪だけが花を開いていた。芝生にはネジバナがたくさん咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/49/2d503de63a62ec3426b150ded44a2c9e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/8d/3fe4c09083a962c71a6ab1129086d656.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8a/d21a9964e43bcaf22fd99f2d88c07559.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/49/e023fb70871de4233cd748b39a9e1a2c.jpg)
集落を抜けてさらに西へと田園地帯を進む。田のあぜにピンクの小さな花が目につき、
すっかり熟した小麦色の田んぼも残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/d6/cb4ebb78773bc8d5aae43a9c48b05dde.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/95/3df05e149cda077ee57ac88522d13218.jpg)
次の飯塚集落に入り、太田小の南西にある太田神社へ。旧太田村の総鎮守として、大正
4(1915)年に周辺21の郷社を合祀してこの地に鎮座したという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c3/867345a91909ddd609a6ebc919368ac2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/10/63d260da67dce2df380f2b1113fa7566.jpg)
境内では、アジサイやガクアジサイが雨に濡れて咲き、キャラブキの葉には何匹かのア
マガエルが目につく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b5/33762034af3ba0de1873ec8a1b82eff1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ca/c9567342e2d91cdd82c9e89a6e55d89c.jpg)
大田小の東まで戻って北へ、田んぼの間やネギ畑の横などを進んで福正寺集落に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f8/4c934f13b937ba4984e6ebf2e7b7e1b7.jpg)
無住の安養院横を通過して流れ豊富な備前渠用水路を越える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/67/c804dd19144953ffc8cabc13df15204b.jpg)
12時25分に昼食地の妻沼運動公園に着く。体育館↓の屋根下を借りて昼食にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/f3/420601b04de824ee46c2e12e4a69d509.jpg)
== 妻沼市街の近代化遺産を見て国宝建造物のある妻沼聖天堂へ ==
昼食後にミーティングをして、13時10分に運動公園を出た。幅広い歩道のある車道
を東進し、国道407号を横断する。
北側の妻沼行政センター交差点から東に進んで商工会館の駐車場に入り、二つの近代化
遺産の建物を見る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/0b/f14d61416ea0dcb6988053518b9386df.jpg)
手前の井田記念館は、メヌマポマードの創始者で元衆議院議員の井田友平氏の旧宅。昭
和31年(1956)に旧妻沼町に寄贈され移築したもの。建物前には井田友平氏の胸像
もあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/0f/256770d785fefaabfba7b4e989d7d563.jpg)
建物のそばに咲くアジサイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f8/31d298e2c7e00de185b9ffee0aeee0b7.jpg)
東側交差点際には、国登録有形文化財の坂田医院旧診療所の建物がある。昭和6(1931)
年に建てられた産科医院で、鉄筋コンクリート平屋の洋風近代建物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/48/858c67a8a38c2aa1ec1ffee003536b41.jpg)
昭和50年代(1975~)前半まで使われたが、改造せずに建設当初の状態を残して
おり、この地方の近代建築の貴重な遺構だという。
建物横に、2006~7年のテレビドラマで映画化もされた「映画 東京タワー、オカ
ンとボクと、時々、オカン 撮影地」の標柱が立っていた。
バス通りより一つ西の通りに回って北に500mほど進み、山門をくぐって妻沼聖天山
歓喜院(めぬましょうでんざんかんぎいん)の本坊本堂の境内に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/57/de98541b80e805bc98155f890ef85ea2.jpg)
日本三大聖天の一つで、平家物語にも登場する武将・斉藤別当実盛(さねもり)が治承
3(1179)年に本尊の聖天を祭ったのが始まりとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/f3/b6e6f2317d532982d4dac30406a07fc3.jpg)
本坊は、斎藤実盛の子・良応僧都が、本尊に仕える行者の修行の場として開創されたと
いう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/54/dd3be01830286e8032a21c0d75f9fe70.jpg)
雨に濡れしっとりした境内にはマキなど大きな樹木が多く、静かなたたずまい。本坊の
屋根下で休憩後、記念撮影をした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c3/8ebc377ac9e202f44d633d0623d335e2.jpg)
山門前から東側の御本殿などのある広い境内に向かう。山門近くの道路際に、埼玉県指
定文化財で鎌倉時代のものと推定される、高さ1.78m、幅59㎝の板石塔婆(いたい
しとうば)が保存されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7c/c05e9920db3c1d42b15e9edb8263b215.jpg)
商店などの並ぶ「聖天様南通り」を横断して広い境内に入り、中心部の仁王門↓に30
分後の14時50分集合としてフリータイムとする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4a/7354914fba65feca3803ec3b69e135de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/6b/84cf049099746b3b15cb8353e4f38c2f.jpg)
正面が埼玉県内唯一の国宝木造建造物の御本殿で、安永8(1779)年の完成のよう。
拝殿と相の間、奥殿からなり、建物の各部材や壁面は全て彫刻で装飾された江戸中期の貴
重な文化遺構。8年前に8年間の修理工事の完成により、創建当時の華麗な色彩が復元さ
れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/29/fdac268b47e3a138bb52b5713cae7e91.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/81/5c65161f082ef7d759b6d5d33d3b0f7e.jpg)
左手受付から入り(拝観料700円)、「埼玉日光」とも呼ばれる、相の間と奥殿の精
彩で華麗な彫刻の数々を拝観した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/98/ac3ba7b714df503c3f4a5244cf126ae1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/10/b3c0509568b3da47d6ab0c71a8ad020b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/30/007de6ae3e71ad40d742629737834d09.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/87/cb8ce69ae519a41599e89b3c30efd628.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/63/6ab63913dc1d350ff79f933267dcf529.jpg)
境内にはほかに、ケヤキとエノキの寄り添う「夫婦の木」↓、平和の塔、鐘楼、大師堂、
中門、護摩堂、貴惣門(国指定重要文化財)など見るべきものが多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/b0/b687a167678eb432e8119685761818c2.jpg)
大師堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e7/be7f9a7ffce6cf1abd07cef2b5df12bc.jpg)
護摩堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ee/eaa334754e41289947e345304c5c77fa.jpg)
中門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/fe/cdba1ae836c59d2665311557fed84de2.jpg)
14時50分に仁王門を去り、正面の貴惣門方面へ。中門の東側は工事中。貴惣門の手
前には斎藤実盛公像がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ea/4a817f83ebda5271700d0212b87fa450.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/05/0e802e993f3aaf0c3160b52f34eb9650.jpg)
側面に破風を3つ重ねた独特の貴惣門↑を出て、そばのゴール、妻沼聖天前バス停に14
時56分に着いた。バス停広場には「めぬま夏祭り」の大きなタイルが画がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/63/0c75feee9f96f444b47d63cbe2f33a0c.jpg)
妻沼聖天山の周辺には聖天山にちなむ土産店など多いが、バス停前にも和洋菓子の店頭
製造販売する梅月堂があり、聖天太鼓や縁結びあげまんじゅうなど販売している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b7/21654476171d94f476448f454a5e5d20.jpg)
15時5分(7分遅れ)発バスで熊谷駅に15時40分に着き、15時56分発上り小
田原行特別快速電車に乗る。
前日の熊谷の最高気温は33.2℃の暑さだったが、今日日中は18℃前後で雨も小降
り、この時期の歩きとしてはまずまずのコンディションだった。
(参加 12人、天気 小雨、距離 8㎞、地図(1/2.5万) 深谷、妻沼、歩行地
熊谷市、歩数 15,400)
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