あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路道からの海(2)

2007-06-28 22:01:05 | 四国遍路あれこれ
 2度目の四国遍路、8日目の2006年11月18日(金)、
徳島県牟岐(むぎ)町のJR牟岐駅前の民宿あづまを出発、
高知県に入って室戸岬を目指します。



 牟岐の町外れから、大坂峠越えの遍路道に入りました。
峠の先を急降下して行くと、行く手の内妻湾が見下ろせ
ます。


 右手の車道はこれから進む国道55号。このあと右下の
八坂トンネル出口付近に下り、国道を湾に沿って進みました。


 番外霊場・鯖大師にお参りして間もなく、ソテツの茂る大瀬
海水浴場を見下ろしながら国道55号を進みます。


 浅川港を過ぎ、海部(かいふ)川を渡り、海部駅前を通過し、
2km余りも細い湾が続く那佐湾沿いとなりました。

 左手前が太平洋につながっています。

 那佐湾が終わり、徳島県最後の町・海陽町(旧宍喰町)に入り、
湾に沿って高知県との県境に向かいます。


 水床トンネル(683m)を抜けて、高知県東洋町に入りました。
甲浦(かんのうら)新橋付近からの湾の眺めです。


 甲浦トンネルを抜けると、サーファーがたくさん泳ぐ生見海岸
が見えてきました。

 この日の宿は、生見海岸に近い民宿谷口でした。

 翌11月19日(土)は、朝から雨模様。この日は、室戸岬の
東岸を走る国道55号を、ひたすら岬を目指して進みます。

 番外霊場・東洋大師を過ぎ、野根川を渡ると人家が途絶え、
波高い浜が見えてきました。

 4つの岬が見えています。この岬を次々に回って行くのですが、
30km先になる最南端の室戸岬は見えません。

 雨は小降りになりましたが、怒濤のうねりを上げて、波は海岸
に次々と押し寄せます。


 東洋町から室戸市に入りました。2つ前の写真の3番目の岬が
近づきましたが、相変わらず高波が押し寄せています。


 この室戸岬への道、「単調な海岸の道が続く」といったような遍路
記を記す人もいますが、次々に現れる岬の形や、海の様相は時々
刻々と変化してゆくので、私は飽きることはありませんでした。


 室戸岬まで20kmを切った佐喜浜の家並みを過ぎると、4つの
切り立つ岩が現れました。


 夫婦岩と呼ばれ、そばまで進むと、この中の2つの岩にしめ縄
がかかっていました。


 室戸岬まで10km足らずの椎名を通過します。上部にアンテナ
の見えるのが、目指す室戸岬です。


 この日は、岬まで2km余りのロッジ室戸岬に泊まりました。(続く)

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