「四国遍路あれこれ」の次のシリーズは、遍路道から見える
海の風景を紹介することにしました。
海のない埼玉県から遍路に行き、広々とした海があちこちで
眺められることは、大きな楽しみでした。
1番霊山寺からの順路に従い、順次紹介して行きます。
==========================
2度目の遍路は、昨2006年11月11日(土)からはじめ
ました。
![](http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=33/44/39.858,134/33/43.984&scale=250000)
しばらくは、吉野川、鮎喰川、勝浦川などの川沿い。山間部
を抜け、7日目の11月17日(水)、22番平等寺そばの民宿
を出発して、23番薬王寺に向かいました。
国道55号に出て、初回は国道沿い薬王寺まで行ったので
すが、今回は県道25号で海沿いの由岐(ゆき)に出て、木岐
(きき)の湾や日和佐(ひわさ)湾沿いに進みます。
この地には、由岐、木岐、そして少し離れて、この日の宿の
ある牟岐(むぎ)と「岐」の着く地名がいくつかあります。
「岐」とは何のことだろうかと広辞苑を引いてみたら、「わか
れみち」と記されていました。
JR牟岐線の由岐駅近くを通過し、隣の田井ノ浜駅に近い
あたりで、太平洋に面した田井ノ浜に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4f/6c79c3af002b023dfc27e962daad43b8.jpg)
きれいなカーブの砂浜で、夏は海水浴場として賑わうようです。
10時過ぎなので、東を振り返ると逆光の田井ノ浜が輝いていま
した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/4d/aeb1bdc81b40437a7978fcc88ffd36d3.jpg)
田井ノ浜の西南端まで進みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/db/d69df3ca96786ea159d392215523d67f.jpg)
湾の西南から振り返る田井ノ浜です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a5/80c77c88523425245eadb4c264e66a11.jpg)
最初の写真の、湾の終わる上り坂のあたりから見下ろした眺めです。
木岐トンネルを抜け、木岐漁港の横を通過して、次の湾、木岐湾
を回ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/61/9c280cbecd0e96d473a755b5b9bee191.jpg)
こちらは石ころの多い、やや複雑な湾です。
木岐湾の先は、山座峠を越え、田井港に向かって下ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c3/5a9d0467964ae406abd0095adffc9c0d.jpg)
峠付近の高みから見下ろす太平洋の展望。
田井港沿いに回り、恵比寿洞と呼ぶ岬に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/66/ae4fcbb2377e8e6f409a65b98ac06ba9.jpg)
この辺りからも、逆光のきらめきがきれいでした。
県道25号が右へ急カーブする地点に「恵比寿洞」の説明板が
ありました。
そばの遊歩道を下って行くと、岩山の下部が幅、高さとも30m
ほどえぐられて空洞になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/88/3b5f6f7f0ee1f8c4551e59b1e456e36f.jpg)
これが恵比寿洞、太平洋の荒波に侵食されてできたもので、
徳島県内最大とのことでした。
恵比寿洞の遊歩道から上がり、日和佐に向かって進みます。
振り返ると、恵比寿洞が何かの動物の目のように見えていま
した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b2/9f8e2b0cceff6bf7552386ee0e387246.jpg)
日和佐湾の東側から、湾に沿って日和佐の町並みに向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/93/2c42183330b7c393a35f286d7e5b8b4b.jpg)
少し進むと景色も違ってくるので、その変化が楽しみでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/92/8c647801258cf5c197a82b9d79b2d323.jpg)
ここは海ではありませんが、日和佐湾に近い日和佐川の橋から
見る、徳島県最後の札所、23番薬王寺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8e/eed8d2356768979391ef7f4a8c67ad89.jpg)
1番上、右手の朱塗りの変わった塔は、瑜木塔(ゆぎとう)です。
23番薬王寺の最上部、瑜木塔付近から見下ろす日和佐川と日和
佐湾。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/cc/0c236a6b35d5b4e66b4177487d810793.jpg)
瑜木塔を撮った橋が見えています。 (続く)
海の風景を紹介することにしました。
海のない埼玉県から遍路に行き、広々とした海があちこちで
眺められることは、大きな楽しみでした。
1番霊山寺からの順路に従い、順次紹介して行きます。
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2度目の遍路は、昨2006年11月11日(土)からはじめ
ました。
しばらくは、吉野川、鮎喰川、勝浦川などの川沿い。山間部
を抜け、7日目の11月17日(水)、22番平等寺そばの民宿
を出発して、23番薬王寺に向かいました。
国道55号に出て、初回は国道沿い薬王寺まで行ったので
すが、今回は県道25号で海沿いの由岐(ゆき)に出て、木岐
(きき)の湾や日和佐(ひわさ)湾沿いに進みます。
この地には、由岐、木岐、そして少し離れて、この日の宿の
ある牟岐(むぎ)と「岐」の着く地名がいくつかあります。
「岐」とは何のことだろうかと広辞苑を引いてみたら、「わか
れみち」と記されていました。
JR牟岐線の由岐駅近くを通過し、隣の田井ノ浜駅に近い
あたりで、太平洋に面した田井ノ浜に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4f/6c79c3af002b023dfc27e962daad43b8.jpg)
きれいなカーブの砂浜で、夏は海水浴場として賑わうようです。
10時過ぎなので、東を振り返ると逆光の田井ノ浜が輝いていま
した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/4d/aeb1bdc81b40437a7978fcc88ffd36d3.jpg)
田井ノ浜の西南端まで進みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/db/d69df3ca96786ea159d392215523d67f.jpg)
湾の西南から振り返る田井ノ浜です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a5/80c77c88523425245eadb4c264e66a11.jpg)
最初の写真の、湾の終わる上り坂のあたりから見下ろした眺めです。
木岐トンネルを抜け、木岐漁港の横を通過して、次の湾、木岐湾
を回ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/61/9c280cbecd0e96d473a755b5b9bee191.jpg)
こちらは石ころの多い、やや複雑な湾です。
木岐湾の先は、山座峠を越え、田井港に向かって下ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c3/5a9d0467964ae406abd0095adffc9c0d.jpg)
峠付近の高みから見下ろす太平洋の展望。
田井港沿いに回り、恵比寿洞と呼ぶ岬に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/66/ae4fcbb2377e8e6f409a65b98ac06ba9.jpg)
この辺りからも、逆光のきらめきがきれいでした。
県道25号が右へ急カーブする地点に「恵比寿洞」の説明板が
ありました。
そばの遊歩道を下って行くと、岩山の下部が幅、高さとも30m
ほどえぐられて空洞になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/88/3b5f6f7f0ee1f8c4551e59b1e456e36f.jpg)
これが恵比寿洞、太平洋の荒波に侵食されてできたもので、
徳島県内最大とのことでした。
恵比寿洞の遊歩道から上がり、日和佐に向かって進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/95/40b5b319350480b58dc53cb3179b8643.jpg)
振り返ると、恵比寿洞が何かの動物の目のように見えていま
した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b2/9f8e2b0cceff6bf7552386ee0e387246.jpg)
日和佐湾の東側から、湾に沿って日和佐の町並みに向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/93/2c42183330b7c393a35f286d7e5b8b4b.jpg)
少し進むと景色も違ってくるので、その変化が楽しみでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/92/8c647801258cf5c197a82b9d79b2d323.jpg)
ここは海ではありませんが、日和佐湾に近い日和佐川の橋から
見る、徳島県最後の札所、23番薬王寺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8e/eed8d2356768979391ef7f4a8c67ad89.jpg)
1番上、右手の朱塗りの変わった塔は、瑜木塔(ゆぎとう)です。
23番薬王寺の最上部、瑜木塔付近から見下ろす日和佐川と日和
佐湾。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/cc/0c236a6b35d5b4e66b4177487d810793.jpg)
瑜木塔を撮った橋が見えています。 (続く)
初めまして!
僕は大阪の吹田市千里山というところでプロダクト・デザイナーをしている者ですが、出身は美波町田井ノ浜で、防風林を挟んで直ぐの実家で20才過ぎまで育ちました。
たまに帰る度に故郷の懐の深さを感じますし、またこちらのブログのようなWEBを通じて故郷を想い出しております。そして、実は僕も歩き遍路を少し体験したことがあります。
今日はお願いしたいこともありましてメールを差し上げた次第です。
というのは、僕はもう長い間ソングライティング(歌づくり)を続けていまして、『潮騒の街』という故郷の海を発想源とした曲を、自宅録音ですがDEMO音源として制作しました。
そして今後WEBにもアップして広く聴いて貰いたいとも願っています。
またYouTubeへも『潮騒の街』のバックに故郷田井ノ浜や美波町の写真をスライドショー的に組んで流したいと想っています。
そういう趣旨でぜひブログの中の素晴らしい写真を使わせて頂くと大変うれしく想います。
もちろんその場合には、こちらのブログへのリンク紹介を張らせて頂きます。
それでは、お願いの件、ゴ検討・ご了承どうぞよろしくお願い致します。
【追伸】『潮騒の街』はこんな歌です。
http://soundcloud.com/isaokobata/cvsmungeyhix
美波町は、四国遍路ではじめに見えてくる海で、懐かしく思い出します。
3度目の遍路の時には、田井ノ浜の民宿・明山荘に泊まりました。NHKの朝のドラマ「ウェルかめ」放映中の頃です。
故郷の海をイメージして作られすてきな「潮騒の街」のバックに私の写真をとのこと。
四国遍路では、美波町をはじめ、各地で温かいおもてなしをいただいており、その御礼になるかどうか分かりませんが、
私の写真がお役に立つのは嬉しいことです。どうぞご利用下さい。
ブログはサイズを縮小してアップしていますので、原画が必要でしたら、どの写真か指定いただき、
アドレスを教えていただければメール添付でお送りします。
なお、アドレス入りコメントを残したくないようでしたら、分かり次第削除します。
お礼のお返事遅れてしまいました、申し訳ありません。
この度は快くご了承下さいまして本当に有り難うございます。
また原画データのこともお気遣い頂きまして重ねて感謝です!
今回はYouTubeの動画なので、縦ピクセルが360あれば大丈夫な設定でして、貴ブログに掲載されている写真はほとんどそのままで使わせて頂けると想います。
歌の3分50秒の中でだいたい33枚ご紹介できる予定ですが、素敵な作品を何枚か使わせて頂く積もりです。
またYouTube動画が出来ましたらお知らせしたく想います。URLが個人事務所のサイトになっておりますのでそちらからメールをどうぞよろしくお願い致します。
You Tubeへのアップを楽しみにしています。
オリジナル曲『潮騒の街』をYouTubeにアップしました。
素敵な写真をご提供頂き、本当に有り難うございます!
ご一聴どうぞよろしくお願い致します。
すてきな曲を楽しませていただきありがとうございます。
バックの写真の中にも、お遍路の時に見たものが幾つかあり、懐かしく拝見しました。
saikoroatさんの他の写真にも素晴らしい作品があり迷いました。
また第2弾などの時にもどうぞよろしくお願い致します!