あるきメデス

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秩父札所巡り⑥ 三峰口駅から31番と32番札所へ(埼玉)(その2)

2014-11-16 18:25:39 | ウオーキング
 2014年11月12日(水) (続き)

 13時24分に31番札所観音院の駐車場を出た。


 沢沿いのモミジを眺めながら岩殿沢集落までは往路を戻り、往路とのT字路を過ぎて更
に直進する。




 南側眼下に牧場があり、羊と牛が放牧されていた。


 吉田牧場と呼び、道路際に「牧場ログハウスちちぶ路」があり、外に大きなカボチャが
たくさん並ぶ。
    

 栗尾集落で、右からの国道299号に合した。近くの民家に、たくさん干し柿が下がる。


 JAちちぶの先に古いお地蔵さんが並び、巡礼者を見送ってくれていた。
  

 県道37号との交差点を過ぎ、新井集落を経て小鹿野町の町並に入った。蔵造りの観光
商業情報館「夢鹿蔵」があったが、先を急ぎ寄らずに通過する。
     


 町並には、ところどころに江戸時代からの古い建物が残っていた。


 上二丁目にあった観光交流館を少しだけのぞいてみる。



 明和2年(1765)創業と伝えられる旧「本陣寿旅館」を小鹿野町が改築したもので、
宮沢賢治や井出孫六など、著名人も宿泊しているという。
   

       

 その先にも、古い建物が見られた。


 町役場や郵便局前を通過し、中島で国道を離れて南への巡礼道に入る。赤平川の金園橋
を渡って小判沢集落へ。
     

     
 小さな「こんせい宮」前を過ぎ、道標に従い左に下ると、巡礼道は赤平川の支流沿いの
林間の道となる。
    

     
 流れに沿って小さい木橋を何度も渡り返し、次第に高度を上げる。広葉樹から杉林に代
わり、沢を離れて左手に上がり込み、大日峠に着いた。


 峠には古い観音像と地蔵尊が並んでいる。


     
 下りも杉木立の薄暗い林間を進み、わずかな家並みの栃久保集落に入る。かやぶき屋根
の民家が一つだけ残っていた。


 柿久保に続く聖天集落にある32番札所、法性寺(ほうしょうじ)に16時10分に着
いた。

 独特の仁王門をくぐると、境内のドウダンツツジやモミジがよい彩り。



 舞台造りの観音堂は、本堂の奥をさらに進んだ急な石段の斜面上にある。靴を脱いでお
堂に上がり参拝する。背後の岩屋下には、たくさんの石仏が祭られていた。


 納経所では、先着の人が複数の納経帳や掛け軸に朱印をもらっていたのでしばらく待ち、
16時40分に山門を出たころには、薄暗くなった。

 今日は久しぶりに、すでにかなりの距離を歩いたが、バス停のある松井田を目指して急
ぐことにする。次の嬲谷(なぶりや)集落にあった神社↓も寄らずに黙礼だけで通過する。


 17時を過ぎ、小中学校のある腰集落辺りではすっかり暗くなった。法性寺から4㎞余
り、民宿宮本荘の横を過ぎて間もなく、国道299号にある松井田バス停に17時33分
に着いた。

 前のバスは13分前に通過していた。そばのベンチで、先着していたやはり巡礼の女性
と話しながら待ち、18時11分発のバスで西武秩父駅に向かう。

(天気 曇、距離 27㎞、地図(1/2.5万) 三峰、長又、歩行地 秩父市、
 小鹿野町、歩数 45,500、累積標高差 上り約920m、下り約1,020m)




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