あるきメデス

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狭山市立博物館の「新世界『透明標本』」展へ(埼玉・狭山)

2022-10-01 18:08:48 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2022年9月29日(木)

 2月初めに骨折手術した左腕の経過を見てもらうため、午前中に2か月ぶりに豊岡第一
病院に行く。2時間ほど待って診察してもらい、まだ骨折した部分の接着が進まないので、
次回は12月に行くことになった。

 なお、骨折後のリハビリは6月末で終わり、現在左手を使う上での不自由さとか支障は
全くない。

 会計を済ませると12時近くなったので、12時発の送迎バスで西武池袋線の入間市駅
に戻り、上り電車で1駅手前の稲荷山公園駅で下車した。


 このあとは、予定してきた、そばの県営狭山稲荷山公園の南西側にある狭山市立博物館
で開催中の企画展を鑑賞することにする。

 
 入口の手前にある企画展の大看板




      企画展のリーフレット表面
     
 
   企画展の入場料は300円、この館はいつも撮影可能なのがありがたい。
  

 まずは、1階受付の横から入る「舞い舞いホール」と呼ぶ円形の展示場での、透明標本
についての開設や展示を。


 透明標本の作家、冨田伊織さんは、地元狭山市の生まれで、現在は神奈川県葉山町を拠
点に活動されているという。


 透明標本は、軟体動物や節足動物、昆虫や鳥類、哺乳類、両生類、爬虫類(はちゅうる
い)など、「小さな生き物」の骨格を調べるために考案され、いろいろな薬品を使って、
それらの骨まで観察できるように作られたもののよう。

     

          










 ドブネズミの成長段階


 ウズラ(幼鳥)、ニワトリ、ウズラ(成鳥)


 ハブ(上)、ジャクソンカメレオン(下)など


 アマガエル、サンショウウオなど

     
      アカエイなど



 いろいろな生物の代表的な標本が分類に従い展示されていて、骨格や形が具体的にわか
り、大変興味深く観覧する。
 

 「舞い舞いホール」での展示を一巡後、ホールの外周のスロープを回って2階に上がる。
スロープに沿って、「狭山の風景」の大きな木版画が何点か展示されていた。


 2階の企画展示室入口付近


 こちらでは、下部からの照明に浮き上がる幻想的な透明標本の数々が、何か所かに分け
て展示されている。



















      たくさんの瓶に、ひとつずつ入った透明標本も並ぶ。
     





     

 壁面のスクリーンにも透明標本の大きな映像が。





 企画展をひととおり観覧後、常設展示室にも入ったが、ここは何度も見ておなじみなの
で、今回はほんの一部撮っただけで、通過するのみに留めた。






 昨年7月に来たときの、常設展示室の模様はこちらでご覧いただけます。

 
 常設店を出て、スロープを下る途中で見下ろした「舞い舞いホール」の企画展示の様子


 
 12時30分過ぎに博物館を出た。狭山稲荷山公園を少し回ってみることにして、園路
を園内西方から北側へと向かうが、見慣れた風景で花などもないので、中間の園路を回っ
て12時50分頃、もう一度博物館前に戻る。









 博物館併設のレストランに入り、眼前の公園の風景を眺めながら、注文したポロネーゼ
と飲み物(リンゴジュース)セット(1,030円)で昼食とした。





 線路沿いの市道を稲荷山公園駅に戻り、13時34分発上り池袋行き急行電車に乗る。





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コメント
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