あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

玉川上水、残堀川沿いから立川グリーンスプリングスへ〈東京・立川〉

2021-12-31 21:46:01 | ウオーキング
 2021年12月22日(水)

 今年最後の西武鉄道の「ウオーキング&ハイキング」の催し、「玉川上水、残堀川沿い
を進み立川グリーンスプリングスを訪ねる!」に参加した。
 
 集合地は西武拝島線の武蔵砂川駅、わが家からは50分ほどの10時24分に着いた。


 快晴のこともあり、駅前の受付タントに向かって長い列が伸びている。


 その後部に並んで受付を済ませてコース地図をもらい、10時40分にスタートした。

 高架になっている線路下を北側から南に回り、玉川上水沿いに出た。両岸の桜並木は葉
がすっかり落ちている。


 橋を渡り、右岸沿いを上流の西方に向かう。少し進むと民家は途絶え、樹木園や背の高
いケヤキが目につく農家の屋敷林らしいのが望まれる。


      大ケヤキにはヤドリギが寄生していた。
     


 南北に流れる残堀川(ざんぼりがわ)との交差点へ。川の流れはわずかしか見えない。


     
 右岸沿いの遊歩道を南に向かう。途中の民家の庭先の木に、白い実なのか花なのか分か
らないものがたくさん付いていた。
     

                          

 残堀川両岸の桜並木も、葉はすっかり落ちている。


 広い市道との交差点に出て残堀川に分かれ、その通り、国営公園北通りを東に向かう。


 通りの街路樹も南側に見えるケヤキなどの林も、すっかり葉は落ち寒々としている。


 1㎞近く進んで右に緩やかにカーブする辺り、北側にドーム状の民家らしい変わった建
物が目に入る。どんな人が住んでいるのだろうか・・


     

 団地東交差点の先、通りの南側に大屋根の建物が見えるが、近くに交差点がないので渡
れない。どうやら昭和記念公園の北端辺りになるらしい。



 「ファーマーズセンターみのーれ立川」という建物があったので立ち寄る。

 地元立川の野菜や果物、植木や花などを直売しているようだが、地方の野菜などのコー
ナーもあった。






 今日は冬至なので、ユズも。




 通りの北側に大きなケヤキが目についたので、少しだけ回ってみた。


     
 木の下に「平和の礎」という石碑が立ち、背後には畑や雑木林が広がる。


 通りに戻ったら、「砂川平和ひろば」、「砂川闘争写真・資料展示」と記された建物が
あるが、今日は閉じている。石碑もここゆかりのものらしい。

 砂川闘争とは、在日米軍立川飛行場(立川基地)の拡張に反対し、北多摩郡砂川町(現
立川市)の住民らが農地を守るため、1955年~1960年代に続けた住民運動のこと。

 当時、激しい闘争のことが何度となく報道されたのを覚えている。だが、半世紀上も前
なので、地元の方でもあの闘争のことを知る人はもうわずかかもしれない・・

 米軍は1968年に滑走路の拡張を断念し、立川基地は1977年に日本側に全面返還
された。その跡地が、国営昭和記念公園や官公庁、研究機関、病院などに活用されている。


 間もなく砂川五差路交差点へ。都道153号・五日市街道や芋窪街道と交差しており、
ここから、立川駅北口方面に向かう南北道路に入って南南東へ。


 500mほどの間、右手は立川基地の名残なのか、ススキや雑木に覆われたエリアにな
っていた。



 立川拘置所や立川市役所横を通過し、左手から多摩都市モノレールの引込線が近づき、
その本社前を過ぎる。





 裁判所前交差点でモノレールに分かれ、南に延びる通りへ。


 右手(西側)に裁判所らしい建物↑や国立国語研究所↓を見ながら進む。


      左手に小さな熊野神社が目に入り、背後には大イチョウが。
     

 自治大学校↓前を過ぎると中層の集合住宅が増える。



 大型店舗IKEAと災害医療センター↑のビルの間を進み、ゴールに近い「グリーンス
プリングス(GREEN SPRINGS)」の北西端に着いた。

 ここは未来型の都市空間のようで、ショップやレストラン、カフェ、ホテルやオフィス、
パブリックスクエア、ホール、さらに多摩信用金庫本店や美術館、幼稚園などが、7つの
ビルとそれらに挟まれた空間にある。

 西北側の階段を上がっり、2階のパブリックスクエアへ。

 芝生広場や植栽、池などがあり、平日ながら多くの人が訪れていた。





 その周りには、個性的な店舗やレストラン、カフェなど並んでいる。


     
      植栽の中に、わずかに紅葉が残っていた。
          

 中央部にインフォメーションセンターがあったので、エリアガイドの地図をもらう。



 南側には噴水の上がる池があり、南端のビルが多摩信用金庫本店。




     
 多摩産材木を活用した2階壁面はギャラリーになっていて、多摩ゆかりの絵巻や地図な
どが展示されていた。


     

 長いエスカレーターで1階に下りたら、正面玄関前ホールには大きな蜂の巣の模型が。
     
      「たまりば」と題する長谷川 仁氏の作品のよう。

      多摩信金のビル前の歩道の植栽にも、紅葉が残っていた。
     

     
 東側道路上には、多摩モノレールの高松駅と立川北駅間の高架が南北に走り、通りに面
した1階にも幾つものショップが並ぶ。
     






 そのひとつ、「FAVERS」に入る。南信州を中心の産直品を販売しているというので一
巡し、野沢菜の漬物を購入した。


     




 13時を過ぎたのでもう一度2階に上がり、先ほど目に入った南西端にある「glitter」
というレストランへ。

     

 「絶品!ビーフシチュー」(940円)とライス・飲み物セット(400)を注文し、
昼食とした。


 レストランの窓からは、西方に国営昭和記念公園の立川口が望まれる。


 3階にも、レストランやカフェ、立川ステージガーデンなどの施設があるようだが上が

ず、駅に向かうことにする。

     
 1階北東側階段を下ってモノレール沿いに南に進み、ゴールとなる多摩モノレールの立
川北駅に13時39分に着いた。



 13時45分発上北台行きに乗る。


 玉川上水駅↑で14時08分発の西武拝島線上り電車に乗り換え、さらに西武国分寺線、
西武新宿線、西武池袋線へと乗り継いで帰宅した。

(天気 快晴、距離 7㎞、地図 西武鉄道 ウィークデーハイキング地図、歩行地 立川
 市、 歩数 12,600)



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