あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

新宿御苑で風景画展を見て苑内を巡る(東京)

2014-05-28 21:43:43 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2014年5月27日(火)

 2年ぶりに新宿御苑に出かけました。目的は、カントリーウオークグループの仲間、T
さんが出展する「第18回どんぐりの会風景画展2014」の観覧です。


 会場は、新宿御苑新宿門のそばにあるインフォメーションセンターのギャラリー。毎年
開催していますが、昨年は会期が過ぎてから知り、出かけられなかったのでした。
        
 どんぐりの会は、「日本の美しい自然を楽しみながら描くことと、自然景観の保全に努
めることを目的として活動している」とのことです。

    
 会場では、メンバー13人がこの1年に描いた水彩の風景画を、ひとり4点ずつ出展し
ていました。
    
 スケッチの場所は、ここ新宿御苑を初め、関東甲信越の四季を描いたのが中心でした。
    
 ちなみに、この風景画展は6月1日(日)まで開催中です。

 風景画展を観賞した後は、いつものように新宿御苑の苑内を回ってみることにしました。
新宿門から入り、時計回りにほぼ一巡の予定です。


 御苑の正北端にある新宿門から東に進むと、国の重要文化財に指定された「旧洋館御休
所」の建物の前に出ます。

 皇室の御休所として、宮内省により明治29年(1896)に建設された木造家屋で、
19世紀後半のアメリカの住宅建築を中心に流行したスティック・スタイルを基調とした
洋風建築のようです。
    

 近くに、ユリノキの高木が目に入りました。高さ35m、幹周囲3.9m、樹齢100
年以上とのこと。
    
 
 南側のイギリス庭園の中央にも、枝を思い切り広げた大きな木が見られます。


 御苑の東北端、大木戸門近くには大温室があり、今まで入ったことが無かったので、初
めて入ってみました。中にはたくさんの植物が茂っていたので、次回紹介します。



 その先にあるのが玉藻池。中の島を渡って南側に抜けました。


 プラタナス並木の方に進むと、カシワバアジサイが咲きだしていました。
 

 プラタナス並木は3列あり、先ほど見た「どんぐりの会」の皆さんも、以前よくスケッ
チの対象にしていたところです。  
    

 南側はバラ花壇。いままで花の最盛期に見ることが出来ませんでしたが、今日は見ごろ
の花がたくさんありましたので、ここも大温室の後で別途紹介します。


 さらに南に回り、中の池と下の池の間を進みます。

 
    


 中の池の南に回り池を半周しました。


 池の南側に、包帯を巻いたようなかつらの古木がありましたが、樹齢などは記されてい
ません。
        

 西側の日本庭園に向かい、旧御涼亭に入ります。この建物は、昭和天皇ご成婚記念とし
て昭和2年(1927)に台湾在住の邦人有志から贈られたものとのこと。清朝中期以降
の台湾で用いられた建築様式の特徴を表しているようです。  


    
 御涼亭の北側からは、日本庭園が一望できます。




 日本庭園の池に沿って西進します。



 一番西にある、上の池を北側から眺めました。


 正午頃に入苑し、新宿門に戻ったのは1時間40分近く経過した頃でした。インフォメ
ーションセンターの食堂で遅い昼食をして、帰路の西武新宿駅方面に向かいました。  




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